いし‐がわら【石瓦】
粘板岩などの石材でつくった屋根瓦。
いし‐がんとう【石敢当】
⇒せきかんとう(石敢当)
いし‐き【石城/石槨】
棺を納めるために墓の中につくった石の部屋。いわき。「万民を憂へめぐむ故に、—の役(えだち)を起こさしめず」〈天智紀〉
い‐しき【居敷き/臀】
1 座。座る場所。座席。「草を敷きて—とせば」〈神功紀〉 2 尻(しり)。「私は其様(そんな)に—が大きうございま...
い‐しき【位色】
⇒当色(とうじき)
い‐しき【意識】
[名](スル) 1 心が知覚を有しているときの状態。「—を取り戻す」 2 物事や状態に気づくこと。はっきり知ること...
い‐しき【違式】
1 一定の形式からはずれていること。 2 律令制の「式」に違反すること。
い‐しき【遺式】
昔から伝わっている慣例・風習。
いしき‐あて【居敷(き)当て】
着物の裏側の尻のところにつける布地。しりあて。
いしき‐いっぱん【意識一般】
《(ドイツ)Bewußtsein überhaupt》カント哲学で、あらゆる経験に先立ち、それらの経験を可能にする...
いし‐きかん【意思機関】
法人の意思を決定する機関。社員総会・株主総会など。議決機関。
意識(いしき)が高(たか)・い
あることに強い関心をもっている。問題や状況について深く考えている。「防災への—・い」
意識(いしき)が低(ひく)・い
あることに注意や関心を向けていない。問題や状況についての深い考えがない。「環境問題に対する—・い」
いしきさんぎょうろん【意識産業論】
《原題、(ドイツ)Bewußtseins-Industrie》ドイツの詩人・評論家、エンツェンスベルガーの評論集。...
いしき‐しょうがい【意識障害】
意識の明晰(めいせき)さ・充実度・活発さ・秩序などが損なわれた状態。その程度によって、傾眠・昏蒙(こんもう)・嗜眠...
いしき‐てき【意識的】
[形動]自分でわかっていて、わざとするさま。故意。「—に間違った答えを書く」
いしき‐の‐ながれ【意識の流れ】
《stream of consciousness》米国の心理学者W=ジェームズの用語で、とどまることなく絶えず流動...
いしき‐ふめい【意識不明】
意識を失った状態。失神。「—の重体」
いし‐きり【石切り】
1 山から石材を切り出すこと。 2 石材に細工をすること。また、その職業やそれをする人。石工(いしく)。石屋。
いし‐きり【石錐】
打製石器の一。石の先をとがらせたもので、回転させて使う回し錐と、前後に動かして使う突き錐とがある。日本では旧石器時...
いしきりかじわら【石切梶原】
浄瑠璃「三浦大助紅梅靮(みうらのおおすけこうばいたづな)」を、三段目の切(きり)「星合寺」(現行は鎌倉八幡宮)の段...
いしきり‐のみ【石切り鑿】
石を切り、また彫るのに用いる先端のとがった鋼鉄製ののみ。いしのみ。
いしきり‐ば【石切り場】
石材を切り出す所。石山。
いし‐く【石工】
山から石材を切り出し、それを刻んで細工をする職人。石切り。石屋。
イシク‐アタ
キルギス北部にある温泉場。首都ビシュケクの南東約80キロメートルに位置する。19世紀末より温泉保養地として知られる...
イシククリ‐こ【イシククリ湖】
《Issyk-Kul'/Иссык-Куль》⇒イシククル湖
イシククル‐こ【イシククル湖】
《Issik-köl/Ысык-Көл》キルギス北東部にある湖。ロシア語名イシククリ湖。首都ビシュケクの東約180...
イシク‐こ【イシク湖】
《Issik-köl/Ысык-Көл》⇒イシククル湖
いし‐くしろ【石釧】
古墳時代の石製の腕輪。主に碧玉(へきぎょく)製で、内径5〜6センチ、外径7〜8センチの環状に作られる。実用のものと...
いし‐くばり【石配り】
1 「石組み」に同じ。 2 囲碁で、打ちはじめに、石を要所要所に置いて大体の陣形を立てること。石立て。布石(ふせき)。
いしく‐も【美しくも】
[連語]《形容詞「い(美)し」の連用形+係助詞「も」》 1 見事に。殊勝にも。「—宣(のたま)ひたり」〈太平記・九...
いし‐くらげ【石水母】
ネンジュモ科の藍藻(らんそう)。芝生や土などの表面に生える。糸状の細胞が寒天質に包まれており、アオサに似る。食用。
いし‐くれ【石塊】
石のかけら。小石。いしころ。
いし‐ぐみ【石組(み)】
庭園に自然石を組み合わせて配置すること。また、その配置。石立て。石配り。いわぐみ。
いし‐ぐら【石倉/石蔵】
石を積み重ねてつくった倉。石造りの倉庫。
いし‐ぐるま【石車】
大石を運ぶ車。重量に耐えるよう、車体を低くし、幅広の車輪をつける。修羅(しゅら)。
石車(いしぐるま)に乗(の)・る
小石を踏み、足をとられてひっくり返る。転じて、うっかり調子に乗って失敗する。
いしぐろ【石黒】
姓氏の一。 [補説]「石黒」姓の人物石黒一雄(いしぐろかずお)石黒忠悳(いしぐろただのり)石黒宗麿(いしぐろむねまろ)
いしぐろ‐かずお【石黒一雄】
⇒カズオイシグロ
いしぐろ‐ただのり【石黒忠悳】
[1845〜1941]医学者。軍医。福島の生まれ。西洋医学の移入、陸軍衛生部の確立などに尽力。日清・日露戦争で活躍...
いしぐろ‐むねまろ【石黒宗麿】
[1893〜1968]陶芸家。富山の生まれ。号、栩庵(くあん)。京都八瀬(やせ)で作陶。東洋の古陶磁を研究し、木の...
いしけっていしえん‐システム【意思決定支援システム】
⇒デシジョンサポートシステム
いし‐けり【石蹴り】
地面にいくつかの円や四角を書き、その中に片足で飛び跳ねながら平らな小石などを次々と蹴り入れて、早く全部を回ったもの...
いしけりあそび【石蹴り遊び】
《原題、(スペイン)Rayuela》コルタサルの長編小説。1963年刊。姿を消した娼婦を探してパリの街をさまよい、...
いし‐けん【石拳】
⇒じゃんけん
いし‐げ【石毛】
イシゲ科の褐藻。沿岸の岩に群生し、高さ約10センチ。体は細い円柱状で、よく枝分かれし、暗褐色で、乾くと黒くなる。
いし‐こ【石子】
1 小石。いしころ。〈和英語林集成〉 2 《「いしご」とも》碁石。 3 石工(いしく)。
いし‐こ【石粉】
1 長石(ちょうせき)の粉末。陶磁器やガラスの原料とする。 2 寒水石(かんすいせき)や石灰岩の粉末。人造石の原料...
いし‐こっかしけん【医師国家試験】
医師法に基づいて行われる、医師免許を与えるための国家試験。
いしこ‐づみ【石子積み】
1 小石を積み重ねること。または小石で築き固めること。 2 「石子詰め」に同じ。