うきよ‐ぶくろ【浮世袋】
絹布を三角形に縫った中に綿を入れ、上の角に飾り糸をつけたもの。江戸時代、通人が懸け香の匂い袋としたり、遊女屋の暖簾...
うきよ‐ぶし【浮世節】
寄席演芸の一。浄瑠璃・長唄をはじめ流行歌・俗曲などいろいろの音曲を取り合わせた三味線声曲。狭義には、明治中期に立花...
うきよ‐ぶろ【浮世風呂】
近世、遊女を置いて、客に接待させた公衆浴場。 [補説]書名別項。→浮世風呂
うきよぶろ【浮世風呂】
江戸後期の滑稽本。4編9冊。式亭三馬著。文化6〜10年(1809〜1813)刊。銭湯に集まる江戸庶民の会話を通して...
うきよ‐ぼん【浮世本】
⇒浮世草子(うきよぞうし)
うきよものがたり【浮世物語】
江戸前期の仮名草子。5巻。浅井了意作。寛文5年(1665)ごろ刊。主人公浮世房の一代記を通して、当時の享楽的な社会...
うきよ‐ものまね【浮世物真似】
物売りや動物の身振りや音声などをまねること。また、その芸。役者の身振り・声色をまねる役者物真似に対していう。「—、...
浮世(うきよ)を立(た)・つ
この世に生きながらえる。生計を立てる。「算用に—・つる京ずまひ/芭蕉」〈炭俵〉
うき‐わ【浮(き)輪/浮き環】
環状の浮き具。浮き袋や木製のものなど。