おも‐だか【沢瀉/面高】
1 オモダカ科の多年草。池沼や水田に生える。葉は鏃(やじり)形で、30〜60センチの長い柄をもつ。夏から秋、高さ...
おも‐だか【面高】
[名・形動]鼻が高いなど、中高(なかだか)な顔のこと。また、そのさま。「—な美人」
おもだか‐おどし【沢瀉威】
鎧(よろい)の威の一。オモダカの葉の形に似せて上を狭く、裾開きに、周囲の色と変えておどす。周囲の地色から紫地沢瀉威...
おもだか‐くわい【沢瀉慈姑】
オモダカの球茎。クワイの球茎に似て、小形。正月料理に用いる。
おもだか‐ずり【沢瀉摺り】
布地にオモダカの葉の模様をすったもの。
おもだか‐ひさたか【沢瀉久孝】
[1890〜1968]国文学者。三重の生まれ。万葉集の研究に専念し、訓詁注釈に業績を残した。著「万葉集注釈」「万葉...
おもだか‐や【沢瀉屋】
歌舞伎俳優市川猿之助、およびその一門の屋号。
おも‐だた・し【面立たし】
[形シク]名誉だ。光栄だ。晴れがましい。「祭りの使ひなどにいでたるも、—・しからずやはある」〈枕・二四〉
おも‐だち【面立ち】
顔だち。容貌(ようぼう)。面差し。
おも‐だ・つ【主立つ/重立つ】
[動タ五(四)]集団の中で重要な地位を占める。中心となる。ふつう、「おもだった」の形で用いる。「会社の—・った人」