かしら【頭】
[名] 1 人間や動物の首から上の部分。あたま。こうべ。「尾—つき」「—、右」「—に霜を置く」 2 髪の毛。頭髪。...
かしら
《「かしらん」の音変化》 [副助](「なに」「だれ」「どこ」などの疑問語に付いて)不定のものをいう意を表す。「どこ...
かしら‐いも【頭芋】
「親芋(おやいも)」に同じ。
頭(かしら)動(うご)かねば尾(お)が動(うご)かぬ
上に立つ者が先に立って活動しないと、下の者が働かないことのたとえ。
頭(かしら)堅(かた)・し
健康である。身体が丈夫である。また、心が堅固である。
頭(かしら)が打(う)・つ
頭痛がする。
かしら‐がき【頭書(き)】
1 書物の本文の上欄に、注釈・批評などを書き記すこと。また、その注記。頭注。標注。とうしょ。 2 脚本で、台詞(せ...
かしら‐じ【頭字】
1 語句・文章・人名などの、初めの文字。 2 「頭文字(かしらもじ)1」に同じ。
かしら‐だか【頭高】
[名]ホオジロ科の鳥。全長約15センチ。背は栗色で、腹は白い。春に雄は頭頂部とほおが黒くなる。頭の羽毛を立てる習性...
かしら‐だ・つ【頭立つ】
[動タ五(四)]人の上に立つ。頭として一団の人々を統率する。「各組合の—・った人々を招集する」
かしら‐つき【頭付き】
1 「尾頭(おかしら)付き」に同じ。「毎夜下物(さかな)は—にし酒は灘にし」〈露伴・いさなとり〉 2 頭の格好。髪...
かしら‐ぬき【頭貫】
柱の上部を連結する貫。柱貫。
かしら‐の‐ゆき【頭の雪】
年をとって白くなった髪を雪にたとえていう語。「頭の霜」ともたとえる。「春の日の光にあたる我なれど—となるぞわびしき...
頭(かしら)は一年物(いちねんもの)
僧尼になっても、頭髪は1年たてば伸びるということ。
頭(かしら)振(ふ)る間(ま)
ごくわずかな時間。
かしら‐ぶん【頭分】
集団の中で指導的な立場にある人。親分。首領。
かしら‐もじ【頭文字】
1 欧文で、姓名のつづりの最初の文字。かしら字。イニシャル。 2 欧文で、文章の始まりや地名・姓氏などの固有名詞の...
かしら‐やく【頭役】
人の上に立つ役。長(ちょう)。
頭(かしら)を集(あつ)・める
多人数が寄り合う。鳩首(きゅうしゅ)する。
頭(かしら)を下(お)ろ・す
頭髪をそぎ、またはそって、僧尼になる。髪を下ろす。
頭(かしら)を縦(たて)に振(ふ)・る
承知の意を表す動作をいう。うなずく。
頭(かしら)を横(よこ)に振(ふ)・る
不承知の意を表す動作をいう。かぶりをふる。
かしらん
《係助詞「か」に動詞「し(知)る」の未然形と打消しの助動詞「ず」の連体形の付いた「かしらぬ」の音変化》 [終助]「...