かぜはかせ【風博士】
坂口安吾の短編小説。昭和6年(1931)、雑誌「青い馬」に発表。牧野信一が絶賛したことで知られる。
かぜはくさきにささやいた【風は草木にささやいた】
山村暮鳥の詩集。大正7年(1918)刊。キリストを主題とする人道主義的詩風の作品。
風(かぜ)破窓(はそう)を射(い)る
《杜荀鶴「旅中臥病詩」から》破れた窓から風が吹き込むような、貧しいわび住まいのさま。
風邪(かぜ)は百病(ひゃくびょう)の長(ちょう)
「風邪は万病の元」に同じ。かぜはひゃくびょうのおさ。
風(かぜ)は吹(ふ)けども山(やま)は動(うご)かず
周囲の混乱の中で、落ち着いて少しも動じないことのたとえ。
風邪(かぜ)は万病(まんびょう)の元(もと)
風邪はあらゆる病気を引き起こす原因になるから、用心が必要であるということ。たかが風邪と甘く考えないように戒める言葉...