勝手(かって)が違(ちが)・う
自分の慣れたやり方や経験したこととようすやぐあいが違っていてとまどう。
かって‐がまし・い【勝手がましい】
[形][文]かってがま・し[シク]いかにも身勝手な感じである。自己本位であるさま。「—・い話で恐縮ですが」
かって‐きまま【勝手気儘】
[名・形動]他人のことは気にせず、自分のしたいように行動すること。また、そのさま。「—な一人暮らし」「—に振る舞う」
かって‐ぐち【勝手口】
1 台所の出入り口。また、外から台所に通じる出入り口。 2 茶室で、亭主が出入りする口。客が出入りする躙(にじ)り...
かって‐しだい【勝手次第】
[名・形動]自分の思いどおりにすること。勝手きままに振る舞ってよいこと。また、そのさま。「—なことをする」「どうし...
勝手(かって)知(し)ったる
《「たる」は助動詞「たり」の連体形》その場所の様子をよく知っている。また、内部事情に通じている。「—他人の家」
かっ‐てっこう【褐鉄鉱】
鉄の水酸化物を主成分とする鉱物。黄褐色で、鈍い光沢がある。時には鉱床を形成し、鉄鉱石として採掘される。リモナイト。
買(か)って◦出(で)る
自分からすすんで引き受ける。「仲裁役を—◦出る」
勝手(かって)な熱(ねつ)を吹(ふ)・く
自慢や、自分に都合のいいことなど、言いたい放題のことを言う。
かってにしやがれ【勝手にしやがれ】
《原題、(フランス)À bout de souffle》フランスの映画。1960年公開の白黒作品。トリュフォー原案...
かって‐むき【勝手向き】
1 台所に関すること。「—のことは不得意だ」 2 暮らし向き。「毎月—が苦しい」
かって‐もと【勝手元/勝手許】
1 台所。台所のほう。「—がなにやら騒がしい」 2 暮らし向き。「—は不如意だ」 3 台所仕事。食事のしたく。「清...
かって‐れん【勝手連】
勝手に集まって、ある人物や運動を応援する人たちの集団。特に選挙の候補者を支持する団体のこと。 [補説]昭和58年(...
カッテージ‐チーズ
⇒カテージチーズ
カット
[名](スル) 1 切ること。切断すること。「テープ—」 2 一部分を削ったり、省いたりすること。削除。「一部—し...
かっ‐と
[副](スル)《古くは「くわっと」と表記》 1 激しく燃え上がったり、強く照らしたりするさま。また、急に明るくなる...
カット‐アンド‐ペースト
[名](スル)コンピューターで、文章・図形などを元の位置から切り取り、それを他の位置に転写(ペースト)すること。→...
カット‐アウト
1 ラグビー・サッカーなどで、タッチライン側へ鋭く逃げて相手を抜く攻撃技術。⇔カットイン。 2 映画・テレビなどで...
カットアウト‐スイッチ
屋内配線の引き込み点や分岐点に使われる開閉安全器。ふつう磁器製で、ふたの内側につめつきヒューズがあり、ふたの開閉で...
カット‐イン
1 ラグビー・サッカーなどで、相手の内側へ切れ込んで抜く攻撃技術。⇔カットアウト。 2 バスケットボールで、相手の...
かっ‐とう【葛藤】
[名](スル)《葛(かずら)や藤(ふじ)のこと。枝がもつれ絡むところから》 1 人と人が互いに譲らず対立し、いがみ...
カット‐うり【カット売(り)】
[名](スル)白菜・チーズなどの食品や、布地・ひもなどを、切り分けて売ること。
カットオフ
1 映画・テレビで、音楽やナレーションなどを意図的に止めること。 2 服の裾を切り放しにしたまま、まつり縫いなどの...
カットオフ‐じょうやく【カットオフ条約】
《「核兵器用核分裂性物質生産禁止条約」の通称》核兵器用の高濃縮ウラン、プルトニウムなどの生産を禁止する条約。199...
カットオフ‐ていきあつ【カットオフ低気圧】
⇒寒冷低気圧
カット‐オーバー
新たに導入したコンピューターシステムや通信システムが稼働し始めること。また、ウェブサイトが新規に公開されること。サ...
カット‐グラス
彫刻や切り込み細工を施した透明度の高い鉛ガラス。切り子ガラス。
カットシート‐フィーダー
⇒オートシートフィーダー
カット‐ステップ
登山で、氷雪面にピッケルで刻んだ足場。
カット‐ソー
《cut and sewnから》ニット製品に使われる言葉で、編み地を裁断(カット)して縫製(ソーン)した製品の総称。
かっ‐とば・す【かっ飛ばす】
[動サ五] 1 ボールを打って勢いよく遠くへ飛ばす。「ホームランを—・す」 2 乗り物を速く走らせる。物事を激しい...
カットバック
1 アメリカンフットボールで、ボールキャリアが走るコースをオープン方向から内側へ急角度で変えること。または、それを...
カットバ‐とう【カットバ島】
《Dao Cat Ba》ベトナム北部、ハロン湾に浮かぶ島。バイチャイ地区の南約10キロメートルに位置する。周囲をマ...
カット‐ファーストボール
野球で、変化球の一。速度がはやく、打者の手元で縦や横に小さく変化する。カッター。カットボール。→ムービングファース...
カット‐フィルム
⇒シートフィルム
カット‐ボール
《(和)cut+ball》⇒カットファーストボール
カット‐モデル
《(和)cut+model》 1 髪型の見本写真のモデル。また、美容師・理容師が練習のために、無料でカット3をさせ...
カット‐やさい【カット野菜】
サラダとしてすぐ食べたり、簡単に料理できるよう、あらかじめ洗って切ってあるパック詰め野菜。
カット‐レール
《(和)cut+rail》不要になった鉄道レールを薄く切ったもの。記念品などにする。
カット‐わり【カット割(り)】
映画などの制作の際に、脚本に沿って区切りをつけ、アングルや構図などを撮影前に決めること。
カットワーク
模様の縁をステッチでかがり、その内側の布地を切り取ってレース状に仕上げた切り抜き刺繍(ししゅう)。
かっぱ【河童】
《「かわわっぱ」の音変化》 1 水陸両生の想像上の動物。身の丈1メートル内外で、口先がとがり、頭上に皿とよばれるく...
かっぱ【河童】
芥川竜之介の小説。昭和2年(1927)発表。河童の国を見たと信じる精神病患者の妄想を借りて、社会や作者自身を辛辣に...
かっ‐ぱ【喝破】
[名](スル) 1 大声でしかりつけること。「『返事をしないか!』と江間君の—した時」〈独歩・第三者〉 2 誤った...
カッパ
ギリシャ文字の第10字。
カッパ【合羽】
1 雨天の外出に用いる外套(がいとう)の一。ラシャ製のものが伝わったが、日本では綿布や紙に桐油(とうゆ)を引いて、...
かっぱ
[副] 1 突然発する激しい音を表す語。「いただき給ふ鉢—と前に落ちにけり」〈伽・鉢かづき〉 2 急に倒れ伏したり...
かっぱい‐きん【闊背筋】
⇒広背筋(こうはいきん)
カッパ‐かご【カッパ籠】
大名行列などの最後に下回りの者が棒で担いでいった、雨具を納めた籠。
かっぱ‐き【河童忌】
芥川竜之介の忌日。7月24日。生前好んで河童の絵を描き、また、作品に「河童」があることによる。《季 夏》