かつら‐がわ【桂川】
京都市西部を流れる川。保津川の下流部。鴨川を合わせ、淀川に注ぐ。 相模(さがみ)川の上流部。山梨県の山中湖に発し、...
かつらがわ‐ほしゅう【桂川甫周】
[1751〜1809]江戸後期の蘭医。桂川家4代目。名は国瑞(くにあきら)。号、月池。杉田玄白らと「解体新書」を翻...
かつらがわれんりのしがらみ【桂川連理柵】
浄瑠璃。世話物。二段。菅専助作。安永5年(1776)大坂北堀江座初演。娘お半と隣家の中年男長右衛門の心中が主題。通...
かつらぎ
日本の俳誌。昭和4年(1929)、阿波野青畝が奈良で創刊。同人に森田峠、加藤三七子など。
かつらぎ【葛城】
奈良県西部の市。西部山間部での林業のほか、トマト・きゅうりなど野菜類や、菊・チューリップなど花卉(かき)栽培が盛ん...
かつらぎ‐おり【葛城織】
厚地の木綿綾織物。作業衣・白衣などに使用。
かつらぎ‐がわ【葛城川】
奈良県北西部を流れる川。大和川水系の一。金剛山地の金剛(こんごう)山東斜面に源を発して北東流し、奈良盆地中西部の田...
かつらぎ‐さん【葛城山】
奈良県と大阪府の境にある山。標高959メートル。古くは南方にある金剛山を含めていった。修験道の霊場。謡曲「葛城」の...
かつらぎ‐し【葛城市】
⇒葛城
かつらぎ‐しんとう【葛城神道】
⇒雲伝神道(うんでんしんとう)
かつらぎ‐の‐かみ【葛城の神】
大和の葛城山に住むとされる神。一言主神(ひとことぬしのかみ)をいう。役(えん)の行者の命令で葛城山と金峰山(きんぶ...
かつらぎ‐の‐そつひこ【葛城襲津彦】
《古くは「かづらきのそつひこ」》4世紀後半ごろの豪族。大和の人。武内宿禰(たけのうちのすくね)の子。大和朝廷に仕え...
かつ‐らく【滑落】
[名](スル)登山の際に足を踏み外したりして、急斜面を滑り落ちること。「—事故」
かつらく‐ていし【滑落停止】
氷雪斜面での滑落をピッケルを使って停止させること。
かつら‐こごろう【桂小五郎】
木戸孝允(きどたかよし)の前名。
かつら‐こそん【桂湖村】
[1868〜1938]中国文学者。早稲田大学教授。新潟の生まれ。名は五十郎。漢詩をよくし、陶器の研究でも知られた。...
かつらざわ‐こ【桂沢湖】
北海道中部三笠市桂沢にある湖。昭和32年(1957)道内初の多目的ダムである桂沢ダムが造られた際にできた人造湖。周...
かつら‐し【鬘師】
⇒かずらし
かつら‐した【鬘下】
⇒かずらした
かつら‐したじ【鬘下地】
⇒かずらしたじ
かつらタフト‐きょうてい【桂タフト協定】
明治38年(1905)、米国のウィリアム=タフト陸軍長官と桂太郎首相の間で結ばれた秘密協定。米国のフィリピン統治と...
かつら‐たろう【桂太郎】
[1848〜1913]軍人・政治家。陸軍大将。長州藩出身。陸軍にドイツ式兵制を取り入れ、陸相などを歴任。三度首相と...
かつらだ‐ふじろう【桂田富士郎】
[1867〜1946]病理学者。石川の生まれ。ドイツに留学。日本住血吸虫を発見。
かつら‐づつみ【桂包み】
室町時代、庶民の女性が長い布で頭を包み、前で結んで余りを左右に分けて挟んだもの。京都の桂女(かつらめ)の風俗から始...
かつらにほんけんちくにおけるでんとうとそうぞう【桂日本建築における伝統と創造】
《「桂」は「KATSURA」とも書く》写真家、石元泰博による桂離宮の写真集。昭和28年から29年(1953〜195...
かつら‐の‐みや【桂宮】
四親王家の一。正親町天皇皇子誠仁(のぶひと)親王の子、智仁(としひと)親王に始まる。初め八条宮、のち常盤井宮・京極...
かつら‐はま【桂浜】
高知市南部、浦戸湾口の西岸の浜。五色の玉石が多い。月の名所としても名高い。
かつらはま‐すいぞくかん【桂浜水族館】
高知県高知市にある水族館。昭和6年(1931)桂浜の浜辺に開館。館内からは太平洋を一望できる。
かつら‐はるだんじ【桂春団治】
上方の落語家。 1 (初世)[1878〜1934]大阪の生まれ。本名、皮田藤吉。のち岩井姓。独特の芸風と、奇行にみ...
かつらばら‐しんのう【葛原親王】
[786〜853]桓武天皇の第3皇子。名は「かずらはら」とも。桓武平氏の祖。大蔵卿・式部卿などを経て大宰帥(だざい...
かつらひめ【桂姫】
宮崎三昧の小説。明治23年(1890)刊。
かつら‐ぶね【桂舟】
京都の桂川を上り下りした舟。
かつら‐ぶんし【桂文枝】
上方の落語家。 (初世)[1819〜1874]江戸後期から明治の落語家。大坂の人。「三十石」を得意とし、上方落語の...
かつら‐ぶんじ【桂文治】
[1846〜1911]落語家。6世。江戸の人。名人といわれ、道具・鳴り物・声色(こわいろ)入りの芝居噺(しばいばな...
かつら‐ぶんらく【桂文楽】
[1892〜1971]落語家。8世。東京の生まれ。本名、並河益義。「明烏(あけがらす)」「船徳」などを得意とし、名...
かつら‐べいちょう【桂米朝】
[1925〜2015]落語家。3世。満州の生まれ。本名、中川清。上方落語の復興と発展に力を尽くした。人間国宝。平成...
かつら‐まき【桂巻(き)】
「桂包(かつらづつ)み」に同じ。
かつら‐みきすけ【桂三木助】
[1902〜1961]落語家。3世。東京の生まれ。本名、小林七郎。繊細な芸風で人気を得た。
かつら‐むき【桂剝き】
大根・キュウリなどを長めの輪切りにして、皮をむくように薄く長く帯状に切ること。
かつら‐め【桂女】
1 京都の桂に住み、神功皇后を祭神とする伏見の御香宮(ごこうのみや)や石清水八幡宮に奉仕したという巫女(みこ)。祝...
かつら‐もの【鬘物】
⇒かずらもの
かつら‐ゆみ【桂由美】
[1930〜2024]服飾デザイナー。東京の生まれ。本姓、結城(ゆうき)。洋裁学校の教師を経て、日本初の西洋風ブラ...
かつら‐りきゅう【桂離宮】
京都市西京区にある八条宮家(桂宮家)の別荘。江戸初期に八条宮智仁(としひと)親王が創建。親王の没後一時荒廃したが、...
かつらりきゅうくうかんとかたち【桂離宮空間と形】
写真家、石元泰博による桂離宮の写真集。同離宮の大修復を受けて、昭和56年から57年(1981〜1982)にかけて撮...
桂(かつら)を折(お)・る
《「晋書」郤詵(げきしん)伝から。すぐれた人材を桂の枝にたとえて》官吏登用試験に合格する。→桂林(けいりん)の一枝...
かつ‐らん【割卵】
[名](スル)卵を割ること。特に、生の鶏卵を割って中身を出すこと。
かつ‐りょう【活量】
⇒活動度
かつ‐りょく【活力】
活動を生み出す力。元気よく動いたり働いたりする力。「体内に—がみなぎる」
かつりょく‐せつ【活力説】
⇒生気論(せいきろん)
かつりん‐はんのう【褐輪反応】
硝酸イオンおよび亜硝酸イオンを検出するための反応試験。試験管に濃硫酸をとり、それと等量の硫酸鉄(Ⅱ)を静かに注ぎ、...