から‐がい【空買い】
株式の信用取引や商品の先物取引で、一定の証拠金を預託して必要な資金を借り、買い付けること。相場の値上がりとともに、...
から‐がら【辛辛】
[副]《形容詞「からし」の語幹「から」を重ねた語》やっとの思いで。かろうじて。「雷にあって、命—山小屋に着いた」
からが・る【絡がる】
[動ラ五(四)]からまる。こんがらがる。「糸が—・る」
から‐が・る【辛がる】
[動ラ五(四)] 1 辛いというようすをする。「唐辛子を食べて—・る」 2 つらそうにする。「隠れ家見あらはされぬ...
カラガンダ
カザフスタン北東部、カラガンダ州の工業都市。同州の州都。1930年代にシベリア鉄道の支線の開通とカラガンダ炭田の開...
から‐き【唐木】
《中国を経て渡来したところから》熱帯産の上等な木材。シタン・コクタン・ビャクダン・タガヤサンなど。
からき‐ざいく【唐木細工】
唐木で、机・茶だんすなどを細工・製造すること。また、その細工物。
から‐きし
[副](あとに打消しの語、または否定的な表現を伴って用いる)まったく。まるで。全然。からきり。からっきり。からっき...
からき‐じゅんぞう【唐木順三】
[1904〜1980]評論家。長野の生まれ。独自の文芸評論で活躍。著「鴎外の精神」「中世の文学」など。
カラキタイ
遼の王族、耶律大石(やりつたいせき)が、1132年に中央アジアに建てた国。都はフス‐オルダ(ベラサグン)。3代80...
からき‐づくり【唐木造り/唐木作り】
唐木を材料として作ること。また、そのもの。
から‐きり
[副]「からきし」に同じ。「歌は—だめだ」
カラギーナン
ツノマタなどの紅藻類から抽出される多糖類。食品のゲル化剤として利用される。
から‐ぎぬ【唐衣】
平安時代、十二単(じゅうにひとえ)のいちばん上に着る丈の短い衣。前は袖丈の長さで後ろはそれよりも短く、袖幅は狭く、...
から‐ぎぬ【唐絹】
中国製の絹。また、舶来の絹。
からく【可楽】
⇒三笑亭可楽(さんしょうていからく)
か‐らく【花洛/華洛】
花の都。特に、京都。京師(けいし)。「—は宇治より北にあたりて」〈十訓抄・一〉
カラク
ヨルダン西部の都市。首都アンマンの南約140キロメートル、死海東岸に位置する。古代よりモアブ人の都市が置かれ、アッ...
からく【辛く】
[副]《形容詞「からし」の連用形から》 1 やっと。かろうじて。「かの御子だに見給ふべきが侍らざりしかばなむ、—求...
から‐くさ【唐草】
1 「唐草文様」の略。 2 ウマゴヤシの別名。
からくさ‐がわら【唐草瓦】
唐草文様のある軒瓦。軒平瓦(のきひらがわら)のこと。
からくさひょうし【唐草表紙】
木下杢太郎の小説集。大正4年(1915)刊。夏目漱石が序文を寄せている。
からくさものがたり【唐草物語】
渋沢竜彦の短編小説集。昭和56年(1981)刊行。同年、第9回泉鏡花文学賞受賞。「文芸」誌に連載された12の作品か...
からくさ‐もんよう【唐草文様】
つる草が波状または四方に伸びているような曲線文様。ギリシャ・ペルシアなど世界各地で古くから使われ、日本には唐から伝...
から‐くしげ【唐櫛笥】
[名]櫛などを入れておく美しい箱。「唐草の蒔絵(まきえ)の—」〈今昔・三一・五〉 [枕]箱が開く意から「明く」にか...
からく‐して【辛くして】
[副]《副詞「からく」+接続助詞「して」から》やっとのことで。「—明けぬれば、暁に家に帰りぬ」〈今昔・二九・一二〉...
カラクシュ
トルコ南東部の都市アドゥヤマンの北東約30キロメートルにある墳墓。紀元前1世紀頃に同地方を支配したコンマゲネ王朝の...
から‐くじ【空籤/空鬮】
くじ引きで、何も当たらないくじ。はずれのくじ。「—なし」
カラク‐じょう【カラク城】
《Qasr Karak》ヨルダン西部の都市カラクにある城塞跡。12世紀に十字軍が進出し、エルサレム王国の軍事拠点と...
から‐くだもの【唐果物/唐菓物】
奈良・平安時代に、唐からその製法が伝わった菓子。粳米(うるちごめ)・もち米の粉や小麦粉に甘葛(あまずら)の汁などを...
から‐くち【辛口】
1 酒などの口当たりが辛いもの。また、辛みのある食べ物で、特に辛さの強いもの。「—の酒」「—のカレー」⇔甘口。 2...
から‐くに【唐国/韓国】
「唐(から)1」に同じ。「この我子(あご)を—へ遣る斎(いは)へ神たち」〈万・四二四〇〉
からくに‐だけ【韓国岳】
鹿児島・宮崎県境にある火山。霧島火山群の最高峰で、標高1700メートル。
から‐くみ【唐組】
組紐で、ひし形に組む平組の技法。また、それで組んだ緒(お)。
から‐く・む【絡組む】
[動マ四] 1 組み立てる。仕組む。「八町四方の木城(ぼくじゃう)を—・み」〈浄・国性爺〉 2 工夫する。いろいろ...
カラクム‐さばく【カラクム砂漠】
《Karakumïは、黒い砂の意》トルクメニスタンの大部分を占める砂漠。豊富な地下水とアムダリアからの運河による灌...
カラクムル
メキシコ東部、カンペチェ州にあるマヤ文明の遺跡。ユカタン半島中央部、州都カンペチェの南東約200キロメートルに位置...
カラクムル‐せいぶつけんほごく【カラクムル生物圏保護区】
《Reserva de la biosfera de Calakmul》メキシコ東部、カンペチェ州南東部にある自然...
からく‐も【辛くも】
[副]ぎりぎりのところで。「—勝った」
から‐くら【唐鞍】
《「からぐら」とも》飾り鞍の中でも朝儀の出行列のときに用いられた正式の馬具。銀面(ぎんめん)・頸総(くびぶさ)・雲...
からくら‐むし【伽羅求羅虫】
「伽那久羅虫(かなくらむし)」に同じ。
から‐くり【絡繰り/機関】
1 糸やぜんまい、水力などを応用し、精密な細工や仕掛けによっていろいろなものを動かすこと。また、その物。 2 機械...
からくり‐ぎえもん【からくり儀右衛門】
田中久重(たなかひさしげ)の通称。
からくり‐しばい【絡繰り芝居】
絡繰り人形の芝居。元禄期(1688〜1704)を中心に、寛文から寛延に至る90年間に盛行。大坂道頓堀の竹田近江掾(...
からくり‐じかけ【絡繰り仕掛(け)】
1 絡繰りの装置。 2 建築物や装飾品などを、外見をよくし、内部は粗末に作ること。また、そのように作ったもの。
カラクリス
アルメニアの都市バナゾルの旧称。
からくり‐どうろう【絡繰り灯籠】
灯籠の中に回り灯籠をとりつけ、模様が変わるようにしたもの。
からくり‐どけい【絡繰り時計】
ある時刻がくると、絡繰り仕掛けによって時報を知らせる時計。人形が劇を演じたり、音楽を奏でたりするものなどがある。
からくり‐にんぎょう【絡繰り人形】
1 糸やぜんまい・水力などの仕掛けで動く人形。人形浄瑠璃や歌舞伎の演出に影響を与え、また、祭礼の山車(だし)の人形...
からくり‐のぞき【絡繰り覗き】
⇒覗(のぞ)き絡繰り