かんざき‐よごろう【神崎与五郎】
[1666〜1703]赤穂義士(あこうぎし)の一人。美作(みまさか)の人。名は則休(のりやす)。下級武士ながら和歌...
かん‐ざくら【寒桜】
1 バラ科の落葉高木。2月ころ、葉の出る前に、淡紅色の5弁花が咲く。カンヒザクラとオオシマザクラの雑種といわれる。...
かん‐ざけ【燗酒】
燗をした日本酒。《季 冬》
かん‐ざし【簪】
《「かみさ(髪挿)し」の音変化》 1 女性の髪飾りの一。前差し・中差し・後ろ差しがあり、平打ち・花かんざし・玉かん...
かん‐ざし【髪状】
《「かん」は「かみ(髪)」の音変化。「さし」は物のようすの意》 1 額の上の髪の生えぐあい。髪のようす。「額つき、...
かん‐ざし【貫緡/貫差】
銭1貫文をつらぬく緡(さし)。また、緡につらぬいた1貫文の銭。実際には960文で、1貫文として通用した。
カンザス
米国中央部の州。州都トピーカ。小麦の大産地。航空機・車両工業なども盛ん。→アメリカ合衆国[補説]
カンザス‐シティー
米国ミズーリ州西部の都市。カンザス川とミズーリ川の合流点に位置し、対岸のカンザス州の同名の市とともに大都市圏を構成...
かん‐ざまし【燗冷まし】
燗酒の冷えたもの。
かん‐ざらい【寒復習】
寒中の早朝などに、芸事の復習などをすること。寒ざらえ。《季 冬》「ただ一人ひそかなるかな—/虚子」
かん‐ざらし【寒晒し】
1 寒中、穀類や布などを水や空気にさらしておくこと。《季 冬》 2 「寒晒(かんざら)し粉」の略。
かんざらし‐こ【寒晒し粉】
白玉粉。もち米を寒晒しにして作る。《季 冬》
かんざわ‐としこ【神沢利子】
[1924〜 ]児童文学作家。福岡の生まれ。本名、古河トシ。「ちびっこカムのぼうけん」で注目される。以後「くまの子...
かん‐ざん【寒山】
草木が枯れ、寒々とした冬の山。
かんざん【寒山】
中国、唐代の僧。拾得(じっとく)とともに天台山国清寺(こくせいじ)を訪れ、豊干(ぶかん)に師事。三者を三隠と称した...
かんざん‐えげん【関山慧玄】
[1277〜1361]南北朝時代の臨済宗の僧。信濃の人。俗姓、高梨氏。鎌倉の建長寺に入り、のち、京都大徳寺の宗峰妙...
かんざん‐じ【寒山寺】
中国江蘇省蘇州市の郊外にある寺。寒山が草庵を結んだのが起源と伝えられる。盛唐の詩人、張継の詩「楓橋夜泊」によって有...
かんざん‐じっとく【寒山拾得】
寒山と拾得の二人の僧。寒山が経巻を開き、拾得がほうきを持つ図は、禅画の画題。 舞踊劇。長唄。坪内逍遥(つぼうちしょ...
かんざん‐ちく【寒山竹】
イネ科の植物。高さ約3メートル。枝も葉も上向きにつき、葉は細長く、先がとがる。「寒山拾得」の絵のほうきに似るのでこ...
かんざんらくぼく【寒山落木】
正岡子規の句集。5巻。子規の死後、大正13〜15年(1924〜26)刊。明治18〜29年(1885〜96)の作品1...
かん‐し【干支】
十干(じっかん)と十二支。えと。→干支(えと)1
かん‐し【官仕】
官吏になること。仕官。
かん‐し【官司】
1 役人。官吏。 2 役所。
かん‐し【官私】
公事と私事。政府と民間。官立と私立。
かん‐し【冠詞】
英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語のようなゲルマン語派・ロマンス諸語などで、名詞につけて、これにあ...
かん‐し【看視】
[名](スル)気をつけて見ること。「葉子は自分の眼で二人を—して」〈有島・或る女〉
かん‐し【換歯】
脊椎動物において歯が生え換わる現象。多くの哺乳類では一度だけ乳歯から永久歯に抜け換わるが、ネズミ類では歯が一生涯伸...
かん‐し【敢死】
死を覚悟すること。決死。「我輩—これに従い君側の奸を除き」〈染崎延房・近世紀聞〉
かん‐し【款識】
《「款」は陰刻の銘、「識」は陽刻の銘》 1 鐘や鼎(かなえ)などに刻した文字。銘。銘文。 2 書画に筆者が署名、捺...
かん‐し【寒士】
貧しい人。「宵越の銭はつかわぬという風(ふう)なれば、われ等が如(ごと)き—の家には向くべくもあらず」〈荷風・かた...
かん‐し【幹枝】
1 木の幹(みき)と枝。 2 「干支(かんし)」に同じ。
かん‐し【漢詩】
1 中国の詩。一句が四言・五言、または七言からなるのが普通で、平仄(ひょうそく)・脚韻などの規則がある。古詩・楽府...
かん‐し【鉗子】
はさみに似た形の金属性の医療器具。手術や治療のときに、器官や組織などを挟み、牽引(けんいん)したり圧迫したりするの...
かん‐し【管子】
管仲(かんちゅう)の敬称。 中国古代の政治論集。管仲の著とされるが、成立は戦国時代。法家・道家・儒家思想をまじえた...
かん‐し【監使】
1 鎮守府将軍の唐名。 2 監視する者。「緑衣の—宮門を守(まぼ)る」〈平家・灌頂〉
かん‐し【監視】
[名](スル) 1 警戒して見張ること。また、その人。「—の目が光る」「火山活動を—する」 2 旧刑法で、出獄者の...
かん‐し【諫止】
[名](スル)いさめて思いとどまらせること。「暴挙を—する」
かん‐し【諫死】
[名](スル)死んでいさめること。また、死を覚悟していさめること。
かん‐し【環視】
[名](スル)大勢が周りを取り囲んで見ること。「衆人—の中」「家内じゅうのものが寄り集まってこの大きな奇蹟を—した...
かん‐し【瞰視】
[名](スル)見下ろすこと。俯瞰(ふかん)。「四方の群山を脚下に—す」〈独歩・欺かざるの記〉
かんし‐い【監視委】
「内閣保全監視委員会」の略称。
かんし‐カメラ【監視カメラ】
防犯や防災などに用いられる監視用のカメラ。
かんしがいでん【韓詩外伝】
中国の古代説話集。10巻。前漢の韓嬰(かんえい)著。古い故事・逸話を、「詩経」の詩句と関連づけて解説したもの。「韓...
かん‐しき【巻式】
連歌・俳諧で、一巻に収める句数によって定められた形式。歌仙・百韻・千句など。
かん‐しき【乾式】
液体を用いない方式。また、液体を蒸発させる方式。「—分析法」→湿式
かん‐しき【款識】
⇒かんし(款識)2
かん‐しき【鑑識】
[名](スル) 1 物の真偽・価値などを見分けること。また、その能力。「—眼」 2 犯罪捜査で、筆跡・指紋・血痕(...
かんしき‐エッチング【乾式エッチング】
⇒ドライエッチング
かんしき‐かいか【乾式灰化】
試料を空気中で加熱燃焼して有機物を取り除き、灰化すること。乾式分解法。
かんしき‐かごうぶつ【環式化合物】
原子が環状に結合した構造を分子内にもつ化合物。環が炭素原子からなる炭素環式化合物と、環に炭素以外の原子が加わる複素...