かんりょう‐しゅぎ【官僚主義】
官僚制や官僚政治における、権威主義、独善性、秘密主義、形式重視などの側面を批判的にいう語。
かんりょう‐しゅどう【官僚主導】
政策立案や政治的意思決定を、政治家ではなく官僚が主導権を握って行っていること。→官僚内閣制
かんりょう‐せい【官僚制】
1 巨大組織の運営にたずさわる専門的な人々の集団およびその組織・制度。 2 合理的な規則や秩序に従って組織の目標を...
かんりょう‐せい【寒涼性】
東洋医学で、体を冷やしたり炎症を抑えたりする性質。→温熱性 →平性 [補説]キュウリ・柿・バナナ・馬肉などは寒涼性...
かんりょう‐せいじ【官僚政治】
官僚が実質的支配権をにぎり、幅をきかせる政治体制。→政治主導
かんりょう‐てき【官僚的】
[形動]官僚主義にみられるような、権威主義的、形式的な態度や傾向があるさま。「—な組織」
かんりょうてきなソナチネ【官僚的なソナチネ】
《原題、(フランス)Sonatine bureaucratique》サティのピアノ曲。全3楽章。1917年作曲。ピ...
かんりょう‐ないかくせい【官僚内閣制】
官僚が内閣の政策に強い影響力を及ぼしている状態を指摘する表現。 [補説]日本の政治制度は本来議院内閣制だが、実際に...
かんり‐りようし【管理理容師】
床屋・理髪店・理容室など理容業を行う施設を衛生的に管理する理容師。理容師法により、理容師が常時2名以上勤務する施設...
かん‐りん【官林】
「官有林」に同じ。
かん‐りん【寒林】
1 冬枯れの、寒々とした林。《季 冬》「野の入日燃えて—の道をはる/秋桜子」 2 《(梵)Śitavanaの訳》イ...
かん‐りん【翰林】
1 《「翰」は筆の意》学者、文人の仲間。 2 「翰林院」「翰林学士」の略。
かんりん‐いん【翰林院】
1 中国で、唐の玄宗の時代以来、高名な儒学者・学士を召し、詔勅の起草などに当たらせた役所。清朝では国史の編纂(へん...
かんりん‐がくし【翰林学士】
1 中国で、唐代以降の官名。天子直属の官として翰林院に所属し、主として詔勅の起草をつかさどった。唐・宋代に、宰相と...
寒林(かんりん)に骸(かばね)を打(う)つ
死後、悪道に落ちて苦しんだ人の霊魂が、その苦しみを自分の肉体が働いた悪業のためだといって、寒林にある自らの死体をむ...
かんりん‐まる【咸臨丸】
江戸幕府が安政4年(1857)にオランダで建造させた木造・3本マストの蒸気軍艦。原名ヤパン。排水量625トン、機関...
かん‐るい【感涙】
深く感じて流す涙。感激・感謝のあまり流す涙。「—にむせぶ」
カンルン
ブータン東部、タシガン県の町。タシガンの南西約10キロメートルに位置する。カナダ人神父が創設した学校に起源し、のち...
かん‐れい【閑麗】
[名・形動]みやびやかでうるわしいこと。また、そのさま。「又築造の尤も—なるものは」〈総生寛・西洋道中膝栗毛〉
かん‐れい【寒冷】
[名・形動]ひえびえとして寒いこと。また、そのさま。「—な地方」⇔温暖。
かん‐れい【漢隷】
⇒八分(はっぷん)
かん‐れい【慣例】
繰り返し行われて習慣のようになった事柄。しきたり。ならわし。「—に従う」
かん‐れい【管領】
1 室町幕府の職名。将軍を補佐して政務を総轄した。初め執事といい、貞治元年(1362)斯波義将(しばよしまさ)以後...
かん‐れい【艦齢】
軍艦が建造されてからの年数。また、軍艦の使用可能年数。
かんれい‐うず【寒冷渦】
⇒寒冷低気圧
かんれい‐こうきあつ【寒冷高気圧】
気温が周囲より低い高気圧。大気の下層部が冷却されて生じる。上空3キロ以上では気圧が逆に低くなるので、背の低い高気圧...
かんれい‐しゃ【寒冷紗】
織り目の粗い薄地綿布。濃いのりで仕上げをして、カーテン・かや・造花・芯地などに使う。
かんれい‐じゅんか【寒冷順化】
冬の寒さに体が慣れること。→暑熱順化
かんれい‐ぜんせん【寒冷前線】
寒気側から暖気側へ移動している前線。寒気団が暖気団の下に潜入して押し上げる。通過時には気温が急に降下し、驟雨(しゅ...
かんれい‐ていきあつ【寒冷低気圧】
中緯度域で周囲よりも相対的に低温な寒気からなる低気圧。高緯度の寒気団が南下し、偏西風によって切り離されて渦状になる...
かん‐れき【官歴】
官吏としての経歴。
かん‐れき【還暦】
《60年で再び生まれた年の干支(えと)にかえるところから》数え年61歳のこと。また、その祝い。華甲(かこう)。華年...
かん‐れつ【乾裂/干裂】
1 かわき、さけること。干(ひ)割れること。 2 干潟や湿地に堆積した泥の表面が乾燥するときに生じる亀甲状の割れ目。
かん‐れつ【寒烈】
[名・形動]寒さがはげしいこと。また、そのさま。凜烈(りんれつ)。「—の気」「—な地方」
かん‐れつ【轘裂】
古代中国の刑罰の一。罪人の手足、首を別々の車に縛りつけ、違った方向に走らせて罪人のからだを引き裂くもの。車裂き。轘刑。
かん‐れん【関連/関聯】
[名](スル)ある事柄と他の事柄との間につながりがあること。連関。「—が深い」「—する事柄」「—性」「—質問」
かんれん‐がいしゃ【関連会社】
資本参加や役員派遣などによって、他の会社から支配を受ける会社のうち、子会社以外の会社。 [補説]会計上の判定基準は...
かんれんがいしゃとう‐ほうこくしょ【関連会社等報告書】
資産公開法に基づいて国会議員が提出する報告書の一つ。報酬を得て役員・顧問その他の職に就いている会社・法人・団体があ...
かんれんしゅくせい‐きょうしんしょう【冠攣縮性狭心症】
冠状動脈が一時的に痙攣(けいれん)して細くなり、血流が低下することによって起こる狭心症。夜間から早朝にかけての安静...
かんれん‐せいきゅう【関連請求】
行政庁の処分または裁決の取り消しに関連する一定範囲の請求。例えば、原状回復や損害賠償の請求など。
かんれん‐つう【関連痛】
実際の患部ではないところに起こる痛み。一つの神経経路が複数部位からの刺激伝達を受け持つ場合、脳が刺激の源を誤認する...
かんれん‐づ・ける【関連付ける】
[動カ下一]ある事柄と他の事柄との間につながりをもたせる。結び付ける。「喫煙と—・けられる疾患」
かん‐ろ【甘露】
[名] 1 中国古来の伝説で、天子が仁政を施すと、天が感じて降らすという甘い露。 2 《(梵)amṛtaの訳。不死...
かん‐ろ【寒露】
1 晩秋から初冬にかけての、霜になりそうな冷たい露。 2 二十四節気の一。10月8日ごろ。このころになると、北地で...
かん‐ろ【管路】
主に電線や光通信などのケーブルを地下に埋設するための専用の管。
かん‐ろく【干禄】
《「干」は干(もと)める意》 1 俸禄を求めること。仕官を望むこと。 2 幸いを求めること。
かん‐ろく【官禄】
官位と俸禄。また、官府からもらう俸禄。
かんろく【勘六】
[1746〜1805]江戸末期の書家。勘亭流の祖。岡崎屋と称し、号は勘亭。江戸中村座の手代で、劇場の看板・番付をそ...
かん‐ろく【貫禄】
からだつきや態度などから感じる人間的重みや風格。身に備わった威厳。時に、「見かけは貫禄たっぷりだけどね」のように肥...
かんろく【観勒】
7世紀の百済(くだら)の僧。602年に来日し、暦法・天文地理・方術の書を伝えた。日本最初の僧正に任ぜられたという。...