きだ【段/常】
《「きた」とも》 [名] 1 布などの長さを計る単位。反(たん)。「庸布(ちからぬの)四百(よほ)—」〈天武紀〉 ...
き‐たい【希代/稀代】
[名・形動]《「きだい」とも》 1 世にもまれなこと。めったに見られないこと。また、そのさま。「—の名馬」 2 不...
き‐だい【木鯛】
1 木彫りの鯛。正月など祝儀の際に掛鯛(かけだい)として用いる。 2 自在鉤(じざいかぎ)の上げ下げを調節する、魚...
き‐だい【黄鯛】
タイ科の海水魚。全長約35センチ。マダイに似るが、やや体高が高く黄赤色。本州中部以南、特に東シナ海に多い。美味。れ...
き‐だい【季題】
1 「季語」に同じ。 2 句会などで、題として出される季語。
き‐だい【寄題】
実際にその場所に行ったり実物を見たりしないで、与えられた題によって和歌などを作ること。また、その作品。
き‐だい【貴台】
[名]相手を敬って、その家屋敷をいう語。 [代]二人称の人代名詞。相手を敬っていう語。多く手紙文で用いる。貴下。高...
き‐だおれ【着倒れ】
衣類に金をかけて財産をなくすこと。「京の—、大阪の食い倒れ」
きだ‐きだ【段段】
[形動ナリ]物を細かく切り刻むさま。ずたずた。「恋も未練も—に切捨くれんと突立(つったつ)て」〈露伴・風流仏〉
き‐たけ【着丈】
《「きだけ」とも》 1 洋服の、後ろ襟ぐりから裾までの寸法。 2 和服の長着で、着付けたときの肩山から裾までの寸法...
きだ‐げん【木田元】
[1928〜2014]哲学者。山形の生まれ。中央大教授。ハイデッガー研究の第一人者として知られるほか、メルロ=ポン...
きだ‐さだきち【喜田貞吉】
[1871〜1939]歴史学者。徳島の生まれ。日本歴史地理学会を組織し、雑誌「歴史地理」を刊行。京大教授などを歴任...
キダシネオン‐どおり【キダシネオン通り】
《Kydathineon/Κυδαθηναίων》ギリシャの首都アテネの中心部、19世紀頃の古い街並みが残されたプ...
き‐だすけ【気助け/気扶け】
人を慰め、励ますこと。また、そうした物事。「このたよりのない女の—をしてやらねばならない」〈三重吉・小鳥の巣〉
き‐だち【木立ち】
こだち。
き‐だち【木質】
1 本草学で、茎が丈夫で堅く、その性質が樹木に類する植物。→草質(くさだち) 2 樹木の、木材としての質。
き‐だち【木太刀】
1 木で作ったかたな。木刀。木剣。 2 白木のままの鞘(さや)の太刀。「出仕の時は木鞘巻の刀を差し、—を持たせける...
きだち‐アロエ【木立アロエ】
アロエの一種。茎が木質化して大きく育ち、冬に赤い管状花をつける。葉は民間薬に用いられる。アロエアルボレッセンス。
きだち‐カミツレ【木立カミツレ】
植物マーガレットの別名。
き‐だて【気立て】
他人に対する態度などに現れる、その人の心の持ち方。性質。気質。「—のいい娘」
き‐だて【季立て】
俳諧で、季語を季節に分類・配列すること。
きだ‐なか【段半】
《「きたなか」とも》田畑の面積で、一段(いったん)の半分。半段。五畝(せ)。〈運歩色葉〉
きだ‐はし【階/段階】
「きざはし」に同じ。「—のもとに行きて見れば、履物どもひしと脱ぎたり」〈義経記・三〉
きだ‐みのる
[1895〜1975]小説家。鹿児島の生まれ。本名、山田吉彦。パリ大学で古代社会学を学び、独自の文明批評を展開した...
キダル
マリ北東部の都市。キダル州の州都。2012年、反政府組織のアザワド解放民族運動(MNLA)が一方的にマリからの独立...
き‐だん【気団】
水平方向にほぼ均一な性質をもつ空気の大きな塊。大陸・大洋上などの広い地域に大気が停滞すると形成される。「北極—」
き‐だん【奇談】
変わった、珍しい話。不思議な話。
き‐だん【基壇】
社寺・宮殿などの建物の基部に築いた石造や土造の壇。
き‐だん【綺談/奇談】
巧みに作られた、おもしろい話。