き‐の‐み【木の実】
木になる果実。このみ。
きのみ‐あぶら【木の実油】
木の実を絞って作る油。特に、椿油(つばきあぶら)をいう。
きのみ‐きのまま【着の身着の儘】
[連語]いま着ている着物以外は何も持っていないこと。「—で焼け出される」
きのみち‐の‐たくみ【木の道の工】
大工や指物師。こだくみ。「—の、よろづの物を心に任せて作り出だすも」〈源・帚木〉
き‐の‐みどきょう【季の御読経】
春秋の2季、陰暦2月と8月に3日ないし4日間、宮中で、大般若経(だいはんにゃきょう)を衆僧に転読させた儀式。
木(き)の実(み)は本(もと)へ落(お)つ
実は、なった木の根本に落ちる。物事はみなそのもとに帰ることのたとえ。