ぎょ‐しゅつ【御出】
高貴な人の外出。おでまし。「殿下(てんが)の—に鼻突(はなづ)きに参りあふ」〈平家・一〉
ぎょ‐しょう【魚礁/漁礁】
魚が多く集まる、海底に岩のある所。石・ブロック・廃船などを海中に沈めた人工魚礁もある。
ぎょ‐しょう【魚醤】
⇒うおじょうゆ(魚醤油)
ぎょ‐しょく【漁色】
次々に女を追い求めて情事にふけること。「—家」
ぎょ‐しょく【魚食】
魚を食うこと。魚を主に食うこと。「—性の鳥」「—文化」
ぎょ‐しん【魚信】
釣りで、魚が餌に食いついた動きが浮きや糸・竿を通して伝わってくること。当たり。
ぎょ‐しん【御寝】
寝ることの意の尊敬語。おやすみ。「長き夜すがら—もならず」〈平家・三〉
御寝(ぎょしん)な・る
「寝る」の尊敬語。おやすみになる。「白河院は北首(ほくしゅ)に—・りけり」〈徒然・一三三〉
ぎょ‐じ【御璽】
天皇の印章。天皇の行為であることの証明として、法律や政令などの公布文や認証文に押される。玉璽。御印(ぎょいん)。
ぎょじぎぞうおよびふせいしよう‐ざい【御璽偽造及び不正使用罪】
⇒御璽偽造及び不正使用等罪
ぎょじぎぞうおよびふせいしようとう‐ざい【御璽偽造及び不正使用等罪】
行使の目的で御璽・国璽・御名を偽造する罪。また、正式の御璽などを不正に使用したり、偽造の御璽などを使ったりする罪。...
ぎょじぎぞう‐ざい【御璽偽造罪】
⇒御璽偽造及び不正使用等罪
ぎょじふせいしよう‐ざい【御璽不正使用罪】
⇒御璽偽造及び不正使用等罪
ぎょじふせいしようとう‐ざい【御璽不正使用等罪】
⇒御璽偽造及び不正使用等罪
ぎょ‐じょう【漁場】
1 魚などが多くいて、漁業に適した場所。ぎょば。 2 漁業権が設定される水域。ぎょば。
ぎょじょう‐ひょうしき【漁場標識】
漁場の方位・区域などを示すために設ける標識。
ぎょ‐すい【魚水】
魚と水。また、魚と水との関係のような親密な間柄のたとえ。水魚。「—の契り」
ぎょ・する【御する】
[動サ変][文]ぎょ・す[サ変] 1 (「馭する」とも書く)馬や馬車を巧みに扱う。「暴れ馬を—・する」 2 他人を...
ぎょ・する【漁する】
[動サ変][文]ぎょ・す[サ変] 1 魚介類をとる。すなどる。 2 あさる。また、女色におぼれる。「余を以て色を舞...
ぎょ‐せい【御製】
天皇の作る詩文や和歌。古くは他の皇族の作品をもいった。
ぎょ‐せい【漁政】
漁業に関する行政や政策。
ぎょ‐せん【御撰】
天皇が編集したり著したりすること。また、その書物。
ぎょ‐せん【御選】
天皇が選定すること。また、そのもの。
ぎょ‐せん【漁船】
漁業とそれに関連する仕事に使用する船。
ぎょ‐そう【魚巣】
養殖している淡水魚から卵を採取したり、その卵を孵化(ふか)させたりする装置。水生藻類・シュロ皮・柳の根や合成繊維を...
ぎょ‐そん【漁村】
漁業を主な生業としている海辺の村。漁民の住む村。
ぎょ‐ぞく【魚族】
魚の種類。魚類。
ぎょ‐たい【魚袋】
古代以来、節会(せちえ)・大嘗会(だいじょうえ)・御禊(みそぎ)などの儀式において、束帯を着用した際に石帯の右腰に...
ぎょ‐たく【魚拓】
1 魚の拓本。魚に直接墨を塗ってから紙・布を置いてこする直接法と、貼りつけた紙の上から墨や絵の具をつけたたんぽでた...
ぎょ‐たく【魚柝】
「木魚(もくぎょ)」に同じ。
きょ‐たつ【挙達】
《「ぎょたつ」とも》 1 推挙されて出世すること。また、登用するよう推挙すること。「—道遠くして、忠戦の輩勇みをな...
ぎょ‐たん【魚探】
「魚群探知機」の略。
ぎょ‐だい【御題】
1 天皇の書いた題字。 2 天皇が出した詩文の題。勅題。→お題
ぎょ‐ちょう【魚鳥】
魚と鳥。
ぎょ‐ちょう【漁釣】
魚を釣ること。釣魚(ちょうぎょ)。
ぎょちょう‐どめ【魚鳥止(め)】
1 魚鳥の捕獲を禁止すること。 2 精進のため魚や鳥を食べないこと。「—せぬのは甲斐のはかりごと」〈柳多留・二〇〉
ぎょっ‐かい【玉階】
宮殿の階段。また、りっぱな階段。
ぎょっ‐かん【玉冠】
1 玉で装飾した美しい冠。 2 「冕冠(べんかん)」に同じ。 3 「礼冠(らいかん)」に同じ。
ぎょっ‐かん【玉簡/玉翰】
相手を敬って、その人の書いた手紙をいう語。「—拝受」
ぎょっ‐き【玉肌】
美しい肌。たまのはだ。
ぎょっ‐き【玉器】
玉製の器物。また、玉で飾った器物。
ぎょっ‐けい【玉茎】
陰茎。男性器。〈日葡〉
ぎょっ‐けつ【玉玦】
環の一部に切れ目のある佩玉(はいぎょく)。
ぎょっ‐けつ【玉闕】
玉で飾った美しい宮殿。玉殿。「金台—」
ぎょっ‐こ【玉壺】
玉で作った美しいつぼ。
ぎょっ‐こう【玉稿】
りっぱな原稿。相手を敬って、その原稿をいう語。
ぎょっ‐こつ【玉骨】
1 貴人または美人の骨。「氷肌(ひょうき)—」 2 梅の幹枝をたとえていう語。
ぎょっ‐と
[副](スル)突然予期しないことに出会って、驚き動揺するさま。「鍵を落としたかと—した」
ぎょ‐てい【魚梯】
ダム・堰(せき)などがある所で、魚が河川をのぼれるように作る、ゆるい傾斜や階段状の水路。魚道。
ぎょ‐でん【魚田】
《魚の田楽の意》魚をくしに刺し、白焼きにしたあと味噌をつけ、さっと焼いて焦げめをつけた料理。