クラムガラス‐きゅうでん【クラムガラス宮殿】
《Clam-Gallasův Palác》チェコの首都プラハの中心部、旧市街にあるバロック様式の宮殿。18世紀初頭...
クラムザッハ
オーストリア西部、チロル州の町。イン川を挟んだ対岸の町、ラッテンベルクとともに、ガラス工芸の町として知られる。ガラ...
クラムシェル
1 二枚貝の殻。 2 クレーンに取り付けるバケットの一。椀を向かい合わせたような形状で、下方が開閉する。掘削に用い...
クラム‐チャウダー
洋風スープの一種で、ハマグリ(クラム)を用いたアメリカ特有のスープ。
くら‐めつけ【蔵目付】
江戸時代、武家の米蔵の目付役。
くら‐もち【蔵持(ち)/倉持(ち)】
1 倉庫を所有すること。また、その持ち主。 2 金持ち。物持ち。
くらもち‐の‐みこ【車持皇子】
竹取物語中の人物。かぐや姫に求婚する貴公子五人のうちの一人で、蓬莱(ほうらい)の玉の枝を姫から求められ、偽造する。
くら‐もと【蔵元/倉本】
1 酒・醤油などの醸造元。 2 室町時代の質屋営業者。 3 江戸時代、蔵屋敷で蔵物の出納を管理した町人。多くは掛屋...
くら‐もの【蔵物】
江戸時代、諸藩の蔵屋敷から払い出された年貢米や各地の特産物。→納屋物(なやもの)
くら‐や【暗屋】
江戸時代の淫売(いんばい)宿。暗宿(くらやど)。
くら‐やく【倉役】
室町時代、幕府・諸大名が土倉(どそう)・質屋に課した税。土倉役。
くら‐やくにん【蔵役人】
江戸時代、蔵米・蔵物の出納などをつかさどった諸藩の役人。
くら‐やしき【蔵屋敷】
江戸時代、幕府・諸大名・寺社などが年貢米・特産物などを収納し、販売・換金するために設けた邸。大坂・江戸・京都・大津...
くら‐やど【暗宿】
「暗屋(くらや)」に同じ。
くら‐やど【蔵宿】
1 倉敷料を取って貨物を置かせる所。 2 江戸時代、浅草の幕府の米蔵付近に住んだ札差(ふださし)。 3 大坂の納め...
くらやど‐し【蔵宿師】
江戸時代、旗本・御家人などに雇われて、札差との間の金の貸借についての談判にのぞんだ者。主に浪人で、幕府はこれを取り...
くら‐やみ【暗闇】
1 まったく光がなく、暗いこと。また、その所。くらがり。 2 人目につかないところ。人の知らないところ。「—に葬り...
暗闇(くらやみ)から牛(うし)を引(ひ)き出(だ)す
「暗がりから牛を引き出す」に同じ。
くらやみ‐ざいく【暗闇細工】
前もって別々に作られた目・鼻・口・耳などを、目隠しをして、紙などにかかれた顔の輪郭の中に並べる遊び。福笑いの類。
くらやみ‐の‐きょうかい【暗闇の教会】
《Karanlık Kilise》トルコ中央部、カッパドキア地方の町ギョレメにある岩窟教会。イスラム教徒による迫害...
暗闇(くらやみ)の鉄砲(てっぽう)
向こう見ずに、また、当てずっぽうに物事をすることのたとえ。闇夜の鉄砲。
暗闇(くらやみ)の恥(はじ)を明(あか)るみへ出(だ)す
穏便におさめておけば知られずに済む恥を、騒ぎたてて世間に広める。
暗闇(くらやみ)の頰冠(ほおかむり)
暗闇では顔が見えないのに、ほおかむりをして顔を隠す。無益なことをするたとえ。
くらやみ‐まつり【暗闇祭(り)】
深夜、暗黒の中で行われる祭り。東京都府中市の大国魂(おおくにたま)神社の例大祭、京都府宇治市の県(あがた)神社の祭...
くらよし【倉吉】
鳥取県中部の市。中世は山名氏の城下町。江戸時代は鳥取藩家老の荒尾氏の陣屋町として発達。倉吉絣(くらよしがすり)の産...
くらよし‐し【倉吉市】
⇒倉吉
くらよし‐へいや【倉吉平野】
鳥取県中央部、天神川中・下流域に広がる平野。広義には東岸の羽合(はわい)平野、西岸の北条(ほうじょう)平野を含めて...
くらら【苦参】
マメ科の多年草。山野に生え、高さ60〜90センチ。葉は長楕円形の小葉からなる羽状複葉。初夏、淡黄色の花が総状に集ま...
クララ
[1194〜1253]イタリアの聖女。イタリア名、キアラ。クララ女子修道会の創立者。アッシジのフランチェスコの説教...
くら‐らか【暗らか】
[形動ナリ]暗いさま。「お前の大殿油(おほとなぶら)—にしなして」〈讃岐典侍日記・下〉
くらり
[副] 1 めまいのするさま。くらっと。「ライトに照らされ—とする」 2 物事が突然大きく変わるさま。「はては—と...
クラリオネット
⇒クラリネット
クラリオン
金管楽器の一。明快な音色をもつ細長い高音トランペット。
クラリスロマイシン
マクロライド系抗生物質の一。放線菌の一種が産生するエリスロマイシンを半合成したもの。酸に安定で、胃酸で分解されない...
クラリッサ
《原題Clarissa, or the History of a Young Lady》リチャードソンの長編小説。...
クラリティー
ダイヤモンドの鑑定指標の一つ。ダイヤモンドに含まれる不純物の度合い。透明度。11段階で評価し、最上級はFL(fla...
クラリネット
木管楽器の一。1枚のリードをもつ縦笛型の楽器で、豊かな音色、広い音域をもつ。音域の違いにより種類が分かれる。クラリ...
くら‐りょう【内蔵寮】
律令制の官司の一。中務(なかつかさ)省に属し、金銀・珠玉や供進の御服、祭祀(さいし)の奉幣などをつかさどり、内蔵(...
クラリーノ
合成皮革の商標名。天然皮革よりも軽量で撥水(はっすい)性に優れ、ランドセル・運動靴・サッカーボールなどに使われる。
クラルテ
《光明の意》バルビュスの長編小説。1919年刊。平凡な勤め人が戦争体験によって社会の不条理や階級意識に目覚め、光明...
クラルテ‐うんどう【クラルテ運動】
バルビュスが第一次大戦の従軍経験から立ち上げた国際的な平和・反戦運動。日本からは小牧近江らが参加、のちに同運動の思...
クラレ
⇒クラーレ
クラレット
フランスのボルドー産の赤ぶどう酒。また、そのような濃い赤紫色。
クラレンス‐とう【クラレンス島】
《Clarence Island》南極大陸の南極半島の北方、サウスシェトランド諸島の島。同諸島の最東端に位置する。...
クラレンダイク
カリブ海南部、ベネズエラ沖にあるオランダ領のボネール島にある町。同島の行政上の中心地。17世紀に築かれたオランジェ...
くらわ・す【食らわす】
[動サ五(四)] 1 飲み食いさせる。くわす。「酒でも—・しとけ」 2 強打・衝撃などを受けさせる。こうむらせる。...
くらわ・せる【食らわせる】
[動サ下一][文]くらは・す[サ下二]「食らわす」に同じ。「ひじ鉄を—・せる」
くら‐わたし【倉渡し/蔵渡し】
売買取引条件として、売り手が商品を倉庫に寄託したままで買い手に引き渡すこと。倉庫渡し。居蔵(いぐら)渡し。
くらわんか‐ぶね【食らわんか舟】
《「酒くらわんか、あん餅くらわんか」などと呼号したところから》江戸時代、淀川を往来する乗合船の乗客に、飲食物などを...
クラン
氏族(しぞく)。一族。