こ‐だま【木霊/谺/木魂】
[名](スル)《近世初めまでは「こたま」》 1 樹木に宿る精霊。木の精。「—が攫(さら)うぜ、昼間だって容赦はねえ...
こだま【児玉】
姓氏の一。 [補説]「児玉」姓の人物児玉花外(こだまかがい)児玉源太郎(こだまげんたろう)
こ‐だま【蚕霊/蚕玉】
蚕の神。養蚕をつかさどる神。
こだま‐あげ【蚕霊揚(げ)】
長野県などで、その年の養蚕が終わったときにする祝い。棚上げ。蚕糞(こくそ)祝い。
こだま‐かがい【児玉花外】
[1874〜1943]詩人。京都の生まれ。本名、伝八。明治36年(1903)「社会主義詩集」を発表したが、発売禁止...
こだま‐ぎん【小玉銀】
「豆板銀」の異称。
こだま‐げんたろう【児玉源太郎】
[1852〜1906]軍人。陸軍大将。徳山藩出身。陸軍大学校校長として、ドイツの軍制・戦術の移植に努め、台湾総督・...
こだましゅう【木霊集】
田久保英夫の短編小説集。「死者の魂」をテーマとする作品。平成9年(1997)刊行。同年、第50回野間文芸賞受賞。
こだま‐まつり【蚕霊祭(り)】
蚕の神をまつる祭り。中部・東北地方などで、その年の養蚕の成功を祈って、2月初午(はつうま)の日に行われる。
こだゆう‐かのこ【小太夫鹿の子】
元禄(1688〜1704)のころ、江戸で流行した鹿の子絞り。歌舞伎役者の伊藤小太夫が用いはじめた。江戸鹿の子。
こ‐だら【小鱈】
タラ科の海水魚。全長1.1メートルになる。北大西洋沿岸に生息。背は黒灰色で、腹は白く、黒い側線が走る。胸びれの上に...
こだ・る
[動ラ下二] 1 傾く。しなだれる。「蓮華の花よ咲いて—・れ撓(たわ)うだ」〈田植草紙〉 2 勢いがゆるむ。ひるむ...
こ‐だ・る【木垂る】
[動ラ四]木が育って枝が垂れる。「薪(たきぎ)伐(こ)る鎌倉山の—・る木をまつと汝が言はば恋ひつつやあらむ」〈万・...
こだわり
1 こだわること。拘泥(こうでい)。「なんの—もなくつきあう」 2 (「こだわりをつける」の形で用いる)文句を言う...
こだわ・る
[動ラ五(四)] 1 ちょっとしたことを必要以上に気にする。気持ちがとらわれる。拘泥(こうでい)する。「些細(ささ...
こ‐だん【小段】
1 段数の少ない、小さい階段。 2 堤防や築地(ついじ)の斜面の中腹につくる小さな平段。
こ‐だんな【小旦那】
その家の主人を大旦那とよぶのに対し、その子を敬ってよぶ語。若旦那。
コダーイ
[1882〜1967]ハンガリーの作曲家・民族音楽学者・教育家。バルトークとともに、マジャール(ハンガリー)民謡の...