さま【様/方】
[名] 1 物事や人のありさま。ようす。状態。「雲のたなびく—が美しい」「物慣れた—に振る舞う」 2 姿かたち。か...
さ‐ま【狭間】
1 城壁・櫓(やぐら)・軍船のへさきなどに設け、内から外をうかがったり矢・鉄砲などを用いたりするための小窓。石狭間...
さま‐あ・し【様悪し】
[形シク]かっこうが悪い。不体裁だ。「—・しき御もてなしゆゑこそ、すげなうそねみ給ひしか」〈源・桐壺〉
さ‐まい【左舞】
「左方(さほう)の舞」に同じ。⇔右舞。
サマイパタ‐の‐とりで【サマイパタの砦】
《El Fuerte de Samaipata》ボリビア中南部の村、サマイパタにある古代遺跡。サンタクルスの南西約...
さま‐かたち【様形】
姿と顔かたち。容姿。「—は、めでたくをかしげにて」〈源・少女〉
さま‐かわ・る【様変はる】
[動ラ四] 1 ようすが普通と変わる。風変わりになる。「いと夜深う出でさせ給ふなるも—・りたる心地のみし侍るかな」...
さま‐がわり【様変(わ)り】
[名](スル) 1 ようすや情勢がすっかり変わること。「区画整理が行われて—した町並み」 2 取引で、相場のようす...
さま‐こと【様異】
[形動ナリ] 1 普通とは異なっているさま。異様。「おどろおどろしう—なる夢」〈源・若紫〉 2 格別にすぐれている...
サマコバ‐じしゃく【サマコバ磁石】
⇒サマリウムコバルト磁石
さま‐さま【様様】
[接尾]《接尾語「さま(様)」を重ねた語》人や物事を表す語に付いて、自分にとってその人やその物事がありがたいもので...
さま‐ざま【様様】
[名・形動]物事がそれぞれ違っていること。また、そのさま。いろいろ。種々。「各人が—の感想を述べる」「—な思い出」...
さま・す【冷ます】
[動サ五(四)] 1 熱い物の、熱を失わせる。「熱湯を—・す」 2 高まった感情や興味を衰えさせる。「興を—・す」...
さま・す【覚ます/醒ます】
[動サ五(四)] 1 眠っている状態から意識のはっきりした状態に戻す。「目を—・す」「眠気を—・す」 2 酒の酔い...
サマセット‐ハウス
英国の首都ロンドン、ウエストミンスターにある18世紀に建造された新古典主義様式の建物。テムズ川に面する。建築家ウィ...
モーム
[1874〜1965]英国の小説家・劇作家。平明な文体と巧妙な筋運びで、懐疑的な人生観のこめられた小説を書いた。ま...
さ‐また【小股】
1 相撲のきまり手「大股(おおまた)」の古称。小股返し。大小股(おおさまた)。 2 また。こまた。「熊の—に片足か...
さまた・ぐ【妨ぐ】
[動ガ下二]「さまたげる」の文語形。
さまたげ【妨げ】
さまたげること。また、そのもの。じゃま。「通行の—」「出世の—」
さまた・げる【妨げる】
[動ガ下一][文]さまた・ぐ[ガ下二] 1 物事の進行や遂行に支障が起こるようにする。じゃまをする。妨害する。阻害...
サマッキーサイ
ラオス南部の町。アタプー県の県庁所在地。通称アタプー。セコン川とセカマン川の合流点に位置する。近郊に、ランサン王朝...
サマット‐さん【サマット山】
《Mount Samat》フィリピン、ルソン島中部、バターン半島の山。バターン州の都市バランガの南西郊に位置する。...
さ‐まつ【瑣末/些末】
[形動][文][ナリ]重要でない、小さなことであるさま。些細(ささい)。「—な事柄」
さ‐まつだけ【早松茸】
6、7月ごろに出る早生のマツタケ。また、近縁のニセマツタケ。マツタケより早く出て、香りはないが、食用。さまつ。《季...
さま‐づけ【様付け】
人の名に「様(さま)」という敬称をつけて呼ぶこと。「さん付け」よりも敬意が高い。
さ‐まで【然迄】
[副](多くは、あとに打消しの語を伴って用いる)それほど。そんなにまで。「—気にかけてはいない」
さ‐まど【狭窓】
「狐窓(きつねまど)」に同じ。
サマナラ‐カンダ
⇒アダムズピーク山
様(さま)に様(さま)を付(つ)・ける
敬ううえにも敬う。最大限の敬意を払うたとえ。「—・けてかしずく」
様(さま)にな・る
それにふさわしいようすになる。かっこうがつく。「着物姿が—・っている」
さ‐まね・し
[形ク]たび重なるさま。数が多い。「うらさぶる心—・しひさかたの天(あめ)のしぐれの流れあふ見れば」〈万・八二〉
さま‐の‐かみ【左馬頭】
左馬寮(さまりょう)の長官。従五位上相当。ひだりのうまのかみ。
さま‐の‐すけ【左馬助】
左馬寮(さまりょう)の次官。正六位下相当。ひだりのうまのすけ。
さまや【三摩耶】
⇒さんまや
さまや‐ぎょう【三摩耶形】
⇒さんまやぎょう
さ‐まよ・う【さ迷う/彷徨う】
[動ワ五(ハ四)] 1 あてもなく歩きまわる。また、迷って歩きまわる。「盛り場を—・う」「奥深い山中を—・う」 2...
さまよ・う【吟ふ/呻吟ふ】
[動ハ四]嘆きうめく。呻吟(しんぎん)する。「春鳥の—・ひぬれば嘆きもいまだ過ぎぬに」〈万・一九九〉
さまよえるオランダじん【さまよえるオランダ人】
《原題、(ドイツ)Der fliegende Holländer》ワグナー作曲のオペラ。全3幕。作曲者自身の台本は...
さまよえるのうずい【さまよえる脳髄】
逢坂剛の長編小説。昭和63年(1988)刊。脳科学・心理学をテーマとするサスペンス。平成5年(1993)、萩庭貞明...
さまよえる‐ユダヤじん【さまよえるユダヤ人】
《The Wandering Jewの訳語》欧州伝説で、刑場へ引かれるキリストを侮辱した罰として、死ぬこともできず...
さま‐よ・し【様好し】
[形ク]みめかたちが美しい。見た目がよい。「涙のこぼるるさまぞ、—・き人もなかりける」〈堤・逢坂越えぬ権中納言〉
サマライズ
[名](スル)要約すること。要点をまとめること。
サマラン
⇒スマラン
サマランチ
[1920〜2010]IOC(国際オリンピック委員会)第7代会長。バルセロナの生まれ。1966年よりIOC委員、1...
サマリア
パレスチナ中部にあった古代都市、のちに地方名。前9世紀初めイスラエル王オムリが北王朝の首都として建設。北王朝は前7...
サマリア‐けいこく【サマリア渓谷】
《Faraggi tis Samarias/Φαράγγι της Σαμαριάς》ギリシャ南部、クレタ島にある...
サマリウム
希土類元素のランタノイドの一。灰色の金属。空気中で熱すると酸化物となり、熱水では水素を発生する。元素記号Sm原子番...
サマリウム‐コバルトじしゃく【サマリウムコバルト磁石】
サマリウム、コバルトを主成分とする永久磁石。希土類磁石の一で、ネオジム磁石に次いで磁力が強い。銅やジルコニウムを添...
さ‐まりょう【左馬寮】
右馬寮とともに官馬の飼養などをつかさどった役所。→馬寮(めりょう)
サマリンダ
インドネシア中部、カリマンタン島(ボルネオ島)東岸の港湾都市。東カリマンタン州の州都。マハカム川下流デルタに位置す...