さんぜ‐そう【三世相】
1 仏教の因縁説に陰陽家(おんようけ)の五行相生・五行相剋(そうこく)の説をまじえ、人の生年月日の干支(えと)や人...
さんぜそう【三世相】
「三世相錦繍文章(さんぜそうにしきぶんしょう)」の通称。
さんぜそうにしきぶんしょう【三世相錦繍文章】
歌舞伎狂言。常磐津(ときわず)。3世桜田治助作。4世岸沢古式部・6世岸沢式佐作曲。安政4年(1857)江戸中村座初...
さんぜそう‐めいかん【三世相命鑑】
3世の因果・吉凶をわかりやすく説いた書物。
さん‐ぜつ【三絶】
1 三つの技芸、特に詩・書・画に秀でて並ぶものがないこと。また、そのような人。 2 三首の絶句。 3 三度切れるこ...
さん‐ぜつ【惨絶】
[名・形動]悲惨極まりないこと。非常にいたましいこと。また、そのさま。「—な事故現場」
さんぜ‐の‐えん【三世の縁】
3世の間、切れることのない縁。特に、主従のつながり。三世の契り。
さんぜ‐の‐おん【三世の恩】
《主従は三世という考えから》主君の恩。
さんぜ‐の‐かくも【三世の覚母】
文殊菩薩(もんじゅぼさつ)のこと。
さんぜ‐の‐ちぎり【三世の契り】
「三世の縁」に同じ。
さんぜ‐りょうだつ【三世了達】
仏語。過去・現在・未来にわたって、一切を明らかに悟っていること。諸仏の智慧は3世を見通しであること。
さん‐ぜん【三千】
1 千の3倍の数。 2 非常に数の多いことを表す語。
さん‐ぜん【参禅】
[名](スル)禅の道に入って修行すること。また、座禅を組むこと。「本山に—する」
さん‐ぜん【産前】
出産の前。「—産後」
さん‐ぜん【惨然】
[ト・タル][文][形動タリ]いたましいさま。また、いたみ悲しむさま。「—たる零落の形容一見して眼にあふれたり」〈...
さん‐ぜん【潸然】
[ト・タル][文][形動タリ]涙を流して泣くさま。「—として涙下った」〈中島敦・弟子〉
さん‐ぜん【燦然/粲然】
[ト・タル][文][形動タリ]きらきらと光り輝くさま。また、はっきりしているさま。鮮やかなさま。「—と輝く星」「—...
さんぜん‐いん【三千院】
京都市左京区にある天台宗の寺。天台宗五門跡の一。山号は魚山。開創は延暦年間(782〜806)、最澄が比叡山東塔南谷...
さんぜん‐せかい【三千世界】
「三千大千世界」の略。
さんぜん‐だいせんせかい【三千大千世界】
仏教の世界観による広大無辺の世界。須弥山(しゅみせん)を中心に日・月・四大州・六欲天・梵天などを含む世界を一世界と...
三千(さんぜん)の寵愛(ちょうあい)一身(いっしん)にあり
《白居易「長恨歌」で、楊貴妃について言われたところから》宮中にいる多数の女性の中で、ただ一人だけが天子の寵愛を受け...
さんぜんり【三千里】
河東碧梧桐の随筆。明治39年(1906)から明治44年(1911)にかけて、中断を挟みながら2度の全国行脚の旅に出...
サンゼーノ‐だいせいどう【サンゼーノ大聖堂】
《Cattedrale di San Zeno》⇒ピストイア大聖堂
サンゼーノ‐マッジョーレ‐きょうかい【サンゼーノマッジョーレ教会】
《Basilica di San Zeno Maggiore》イタリア北東部、ベネト州の都市ベローナにあるロマネス...
さん‐そ【蚕蛆】
カイコノウジバエの幼虫。
さん‐そ【酸素】
酸素族元素の一。単体は2原子分子からなる無色無臭の気体。地球上で最も多量に存在する元素で、空気中には体積で約21パ...
さん‐そ【酸楚】
《「酸」「楚」ともに、いたむ意》悲しみいたむこと。また、悲しくつらいこと。「兎角世の中は—勝(がち)なものだ」〈逍...
さんそ‐アセチレンえん【酸素アセチレン炎】
酸素とアセチレンの混合ガスの燃焼による炎。セ氏3000度くらいの高温が得られ、鉄などの溶接・溶断に利用。
さん‐そう【三草】
1 江戸時代、実生活に有用とされた3種の草。麻・藍(あい)・紅花、または麻・藍・木棉(きわた)をいう。 2 古今伝...
さん‐そう【山相】
山の姿。山の形状・地質・気象など。
さん‐そう【山草】
山に生えている草。
さん‐そう【山荘】
《古くは「さんぞう」》 1 山中に構えた別荘。 2 山中にある旅館などの名に添えて用いる語。「志賀—」
さん‐そう【山葬】
神道で、死者を山に葬ること。
さん‐そう【山僧】
《「さんぞう」とも》 [名] 1 山寺の僧。 2 山門の僧。比叡山延暦寺の僧をいう。 [代]僧が自分をへりくだって...
さん‐そう【酸棗】
サネブトナツメの別名。
さんそう‐か【山相家】
山相学に詳しい人。山相を説く人。江戸末期の佐藤信淵(のぶひろ)などが有名。
さんそう‐がく【山相学】
山相を調べ、探鉱術・採鉱法などを研究する学問。江戸時代、佐藤信淵の「山相秘録」によって体系づけられた。
さん‐そう‐けん【産総研】
「産業技術総合研究所」の略称。
さんそう‐こうりゅう【三相交流】
周波数が等しく、位相が120度ずつずれている三つの交流を一組にした電流。電力輸送に便利で、誘導電動機の始動が容易な...
さんそう‐にもく【三草二木】
法華七喩の一。「法華経」薬草喩品に説くたとえで、薬草に大中小、木に大小の不同はあるが、雨の恵みを等しく受けて育って...
さんそう‐にん【酸棗仁】
サネブトナツメの種子。漢方で収斂(しゅうれん)性の神経強壮・鎮静薬に用いる。
さんそ‐か【酸素化】
患者の血液中に酸素が十分に取り込まれ、組織まで運搬される状態にすること。
さんそか‐こうそ【酸素化酵素】
⇒オキシゲナーゼ
さんそか‐ヘモグロビン【酸素化ヘモグロビン】
《「酸化ヘモグロビン」「酸素ヘモグロビン」とも》⇒オキシヘモグロビン
さんそ‐きゅうにゅう【酸素吸入】
血液中の酸素欠乏の症状があるときに酸素を吸入させ、呼吸を助けること。肺炎・一酸化炭素中毒・高山病などの場合に行われる。
さんそ‐きょくしょういき【酸素極小域】
海洋中の溶存酸素濃度が極端に低い水域。水深数百メートルから千メートル付近に存在し、酸素が供給されないなか、上層から...
さん‐そく【山足】
山のふもと。山すそ。山脚。
さんそく‐どき【三足土器】
三つの足をもつ煮炊き用の土器。中国の先史時代から漢代の鬲(れき)・鼎(てい)など。
さんそく‐の‐からす【三足の烏】
太陽の中にすむという3本足のカラス。転じて、太陽。金烏(きんう)。→八咫烏(やたがらす)
さんそ‐こきゅう【酸素呼吸】
酸素の消費を伴う呼吸。最も一般的な呼吸法で、呼吸物質として多くは糖が用いられ、酸化分解され、発生するエネルギーは大...