しか【鹿】
1 ㋐シカ科の哺乳類。日本にすみ、ヤクシカ・ホンシュウジカなどの亜種があり、北のものほど大形。雄は3または4本に枝...
しか【志賀】
福岡市の志賀島(しかのしま)。[歌枕]「—のあまの塩焼く煙かぜをいたみ立ちは上らで山にたなびく」〈新古今・雑中〉
しか【子夏】
[前507〜?]中国、春秋時代の学者。孔門十哲の一人。晋の人。一説に、衛の人。姓は卜(ぼく)、名は商。礼の形式を重...
し‐か【史科】
歴史に関する科目。また、歴史学科。
し‐か【史家】
歴史に精通した人。また、歴史家。
し‐か【四果】
小乗仏教で、修行によって得られる悟りの位を四段階に分けたもの。須陀洹(しゅだおん)(預流(よる))果・斯陀含(しだ...
し‐か【四科】
《「論語」先進から》孔子が重んじて教えた四つの科目。徳行・言語・政事・文学。
し‐か【市価】
商品が市場で売買される価格。→市場価格
し‐か【死火】
1 仏語。死を、すべてを焼き尽くす火にたとえた語。 2 全く消えてしまった火。
し‐か【糸価】
糸、特に生糸の取引価格。生糸の相場。
し‐か【私家】
1 自分の家。 2 個人の家。朝廷や役所に対していう。
し‐か【知客】
《唐音》禅寺で客を接待する役僧。
し‐か【師家】
1 先生の家。 2 師。先生。→しけ。
し‐か【疵瑕】
《「しが」とも。「疵」は身のきず、「瑕」は玉のきず》欠点。また、あやまち。瑕疵。
し‐か【紙花】
紙で作った花。特に、葬儀に用いる造花。かみばな。
し‐か【紙価】
紙の値段。紙の相場。
し‐か【翅果】
⇒翼果(よっか)
し‐か【詞華/詞花】
詩歌や文章で、巧みに美しく表現したことば。すぐれた詩文。詞藻。
し‐か【歯科】
歯の病気の予防・治療を扱う医学の分野。
し‐か【詩家】
詩を作る人。詩人。
し‐か【詩歌】
⇒しいか(詩歌)
し‐か【雌花】
「めばな」に同じ。⇔雄花(ゆうか)。
し‐か【賜暇】
官吏が願い出て休暇を許可されること。また、その休暇。「特別を以て三週間の—を許され」〈啄木・葬列〉
し‐か【然/爾】
《指示代名詞「し」+接尾語「か」から》 [副]そのように。さように。「あいなかりける心くらべどもかな、我は—隔つる...
しか
[助動]《過去の助動詞「き」の已然形》⇒き[助動]
しか
[係助]名詞、名詞的な語、動詞の連体形、形容詞・形容動詞の連用形、一部の助詞・助動詞などに付く。打消しの語を伴って...
し‐か
[連語]《副助詞「し」+係助詞「か」》「いつ」「たれ」「なに」などの疑問語に付いて、疑問の意味をさらに強める意を表...
然(しか)あれど
そうではあるが。しかしながら。しかはあれど。しかあれども。しかれど。しかれども。「知れる人わづかに一人二人なりき。...
然(しか)あれば
そうであるから。そうだから。「—賢き輩はつひに賢き事もなし」〈宇治拾遺・一五〉
し‐かい【尸解】
仙術によって、肉体を残したまま、魂だけ体外へ抜け出ること。「—の仙人権者の化現のようなる奇瑞(きずい)あるべき筈な...
し‐かい【司会】
[名](スル)会の進行をつかさどること。また、その役。「友人の結婚式を—する」「—者」
し‐かい【四戒】
1 仏語。4種の戒め。作法どおり戒師から受戒し戒体を得て悪業(あくごう)を除く解脱(げだつ)戒、色界四禅に入ること...
し‐かい【四海】
1 四方の海。よものうみ。 2 《四方の海の内の意》国内。世の中。天下。また、世界。「—を掌握する」「—同胞」 3...
し‐かい【四界】
1 天・地・水・陽の四つの世界。 2 仏語。地・水・火・風のこと。→四大(しだい)1
し‐かい【市会】
1 市議会の旧称。昭和22年(1947)地方自治法の制定により改称された。 2 「市議会」の略。「—議員」 [補説...
し‐かい【死灰】
火の気がなくなり冷たくなった灰。また、生気のないもののたとえ。「頭(こうべ)を垂れて、—の如く控えたから」〈鏡花・...
し‐かい【死海】
《Dead Sea》ヨルダンとイスラエルとの国境にある塩湖。面積約1020平方キロ。水面が海面下397メートルにあ...
し‐かい【志怪】
中国の六朝時代に、怪異に関する話を記録した短編小説類。「捜神記」など。
し‐かい【視界】
1 目で見通すことのできる範囲。視野。「濃霧で—がきかない」 2 考えや知識の範囲。「将来を—に入れた発言」
し‐かい【斯界】
その道を専門とする社会。この社会。この分野。「—に名を馳せる」「—の長老」
し‐かい【詞海】
文章や詩歌の豊富なことを広大な海にたとえていう語。「汪洋たる—想海のいずこに漂うとも」〈蘆花・思出の記〉
し‐かい【詩界】
詩人の社会。詩壇。
しか‐い【歯科医】
⇒歯科医師
然(しか)云(い)・う
《「云爾」「爾」を訓読みにした語》漢文風の文章の末尾に用い、上に述べたとおりであるという意を表す。「予の幸甚とする...
しかい‐ぎいん【市会議員】
市議会議員の通称。
しかい‐けいてい【四海兄弟】
《「論語」顔淵の「四海の内皆兄弟なり」から》世界中の人が兄弟であるということ。または、すべての人間は人種・民族・国...
しか‐いし【歯科医師】
歯科を専門とする医師。歯科医師法の適用を受け、歯の治療に当たる人。歯科医。歯医者。
し‐かいだん【四戒壇】
奈良の東大寺、下野(しもつけ)の薬師寺、筑前の観世音寺、近江(おうみ)の延暦(えんりゃく)寺の四つの戒壇。四所戒壇。
しかい‐どうほう【四海同胞】
「四海兄弟(しかいけいてい)」に同じ。
しかいなみ【四海波】
謡曲「高砂(たかさご)」の一節、「四海波静かにて」から「君の恵みぞ有り難き」までの部分の通称。波風がおさまって天下...