した‐が
[接]《サ変動詞「す」の連用形に完了の助動詞「た」と接続助詞「が」の付いたものから。そうしたが、の意から》前文の内...
した‐がい【下交い】
「下前(したまえ)」に同じ。「膝に挟んだ—の褄を内端(うちは)に」〈鏡花・婦系図〉
したがい‐お・ず【従ひ怖づ】
[動ダ上二]人の意のままになって、びくびくしている。「かうあながちに—・ぢたる人なめり」〈源・帚木〉
したが・う【従う/随う/順う/遵う】
[動ワ五(ハ四)] 1 後ろについて行く。あとに続く。「案内人に—・う」「前を行く人に—・って歩く」 2 沿う。た...
した‐がえ【下交へ】
「下交(したが)い」に同じ。「嘆きわび空に乱るる我がたまを結びとどめよ—のつま」〈源・葵〉
したが・える【従える/随える】
[動ア下一][文]したが・ふ[ハ下二] 1 引き連れて行く。伴って行く。「部下を—・えて視察する」 2 相手を自分...
した‐がき【下書(き)】
[名](スル) 1 清書の前に練習のためにかいてみること。また、そのかいたもの。 2 一応かき上げてはあるが、まだ...
した‐がき【下掻き】
⇒下染め1
舌(した)が肥(こ)・える
「口が肥える」に同じ。
した‐がさね【下襲】
1 束帯の内着で、半臂(はんぴ)または袍(ほう)の下に着用する衣。裾を背後に長く引いて歩く。位階に応じて長短の制が...
した‐かた【下方】
《「したがた」とも》 1 身分が低いこと。また、その人々。世間の人々。 2 歌舞伎・舞踊などの囃子方(はやしかた)...
したがた‐どうぶつ【舌形動物】
動物界の一門。分類上、環形動物と節足動物の中間に位置。脊椎動物に寄生し、体はふつう扁平で細長い。イヌシタムシなど。...
したがっ‐て【従って】
[接]《動詞「したがう」の連用形+接続助詞「て」から》前の条件によって順当にあとの事柄が起こることを表す。だから。...
舌(した)が長(なが)・い
よくしゃべる。おしゃべりである。
した‐がね【下金】
1 細工の材料として使う金属。地金(じがね)。 2 使い古しの金属。古金(ふるがね)。
したがね‐や【下金屋】
江戸時代、各地方から買い集めた金・銀の地金(じがね)を金座・銀座に売り込むことを商売にした人。
舌(した)が回(まわ)・る
よどみなくしゃべる。「よくあれだけ—・るものだ」
した‐がり【下刈(り)】
植林した苗木の生長をよくするため、樹木の下の雑草や雑木を刈り取ること。
した‐がわ【下側】
物の下になっている側や、下の部分。また、裏面。したっかわ。