つい‐し【追思】
[名](スル)過ぎ去ったことをあとから思うこと。追想。追憶。「往時の情を—せば」〈島田三郎・条約改正論〉
つい‐し【追試】
[名](スル) 1 「追試験」の略。 2 他人が行った実験を、あとから同様に試みること。
つい‐し【追賜】
[名](スル)死後に位階などを賜ること。
つい‐し【追諡】
[名](スル)死後におくりなを贈ること。また、そのおくりな。
つい‐し【墜死】
[名](スル)高い所から落ちて死ぬこと。墜落死。「建築中に事故で—する」
つい‐し【子/鎚子】
唐菓子の一。米粉で作った餅を里芋の形にして油で揚げたもの。
つい‐しか【終しか】
[副]いまだかつて。ついぞ。たえて。「—お出入り申さねば、どなた様がどなたやら」〈浄・女腹切〉
つい‐しけん【追試験】
定期試験を受けられなかった者や不合格になった者に対して、あとから特別に行う試験。追試。
つい‐しつ【堆漆】
堆朱・堆黒・堆紅など、漆を厚く塗り重ねて文様を彫り込んだものの総称。
つい‐しゅ【追修】
死者の冥福(めいふく)を祈って仏事を営むこと。また、その仏事。追善。追福。
つい‐しゅ【堆朱】
彫漆の一。朱漆を何回も塗り重ねて厚い層を作り、これに文様を彫刻したもの。特に宋代以降盛行し、日本には鎌倉時代に伝来...
ついしゅ‐ぞめ【堆朱染(め)】
地を紅染めにし、その上に黒で堆朱に似た模様を染め出したもの。江戸時代、宝暦(1751〜1764)前後に流行。
つい‐しゅつ【追出】
[名](スル)追い出すこと。追放。「かの外法おこなひける聖(ひじり)を—せんとしければ」〈平家・一〉
ついしゅ‐ようぜい【堆朱楊成】
室町時代以降、堆朱の技法を伝えた家系の世襲名。足利義詮(よしあきら)に仕えた長充(ちょうじゅう)が中国の元代の名工...
つい‐しょ【墜緒】
おとろえて、それっきりだめになりそうな事柄。「再び談話(はなし)の—を紹(つご)うと試みても」〈二葉亭・浮雲〉
つい‐しょう【追従】
[名](スル) 1 他人の気に入るような言動をすること。こびへつらうこと。また、その言動。「お—を言う」「顧客に—...
つい‐しょう【追頌】
[名](スル)死後に、生前の功績・善行などを表彰してほめたたえること。「遺徳をしのび—する」
つい‐しょう【追賞】
[名](スル)あとから功績を賞すること。死後に褒賞すること。「殉職者を—する」
つい‐しょう【追蹤】
[名](スル) 1 あとを追いかけること。あとをつけて行くこと。追跡。 2 過ぎ去ったことを思い返すこと。
ついしょう‐ぐち【追従口】
相手におもねる気持ちを口に出すこと。お世辞。おべっか。「—を並べたてる」
つい‐しょうめつ【対消滅】
素粒子の反応で、素粒子とその反粒子とが合体して消滅し、光子または他の素粒子に転化する現象。粒子対消滅。→対生成
ついしょう‐わらい【追従笑い】
相手の機嫌をとるために笑うこと。また、そのような笑い方。
つい‐しん【追伸/追申】
手紙などで、本文のあとに、さらに書き加える文。また、その初めに記す語。なおなお書き。追って書き。追啓。追陳。二伸。追白。