つうかぎぞうとうじゅんび‐ざい【通貨偽造等準備罪】
貨幣・紙幣などを偽造するための器機や原料を準備する罪。刑法第153条が禁じ、3か月以上5年以下の懲役に処せられる。...
つうか‐ぎれい【通過儀礼】
1 人が一生のうちに経験する、誕生・成年・結婚・死亡など、年齢的に重要な節目にあたって行われる儀礼。→イニシエーシ...
つう‐かく【通客】
「通人」に同じ。
つう‐かく【痛覚】
痛みの感覚。皮膚の痛点や臓器組織の圧迫・障害などの刺激によって起こる。
つうかこうかん‐きょうてい【通貨交換協定】
⇒通貨スワップ協定
つうか‐しゅぎ【通貨主義】
1830〜40年代に英国で唱えられた通貨論争における主張の一。物価は通貨の量の増減によって騰落するから、銀行券の発...
つうか‐じょうりく【通過上陸】
船舶や航空機に乗っている外国人旅行者が、観光や乗り換えのため、入国審査官の許可を得て、一時的に上陸すること。入管法...
つうか‐じょうりくきょか【通過上陸許可】
入管法に規定される特例上陸許可の一つ。船舶や航空機の外国人乗客の利便を図るためのもので、船がある港から別の港まで移...
つうか‐スワップ【通貨スワップ】
円とドルなど異なる通貨の間で、将来の一定期間にわたって、元本と金利の支払いを交換するスワップ取引。
つうかスワップ‐きょうてい【通貨スワップ協定】
国・地域の中央銀行が、緊急時に協定の相手国から外貨の供給を受けるために結ぶ協定。例えば、自国通貨が信用危機などで下...
つうか‐せいさく【通貨政策】
⇒金融政策
つうか‐せんそう【通貨戦争】
各国が自国の利益を確保するために、自国通貨を通貨安に誘導すること。輸出産業の国際競争力を高めて、雇用の拡大や国内経...
つうか‐ぜい【通過税】
通過貨物に賦課する租税。現在では廃止。
つうか‐だか【通貨高】
ある通貨の価値が、他の通貨に対して高くなること。例えば、円の価値が他国の通貨に対して上昇した状態(円高)など。⇔通貨安。
つうか‐つうこうけん【通過通航権】
国際海峡において、すべての船舶と航空機が、通過する目的で航行および上空を飛行する権利。潜水艦の海面下の通航も含む。...
つうか‐てん【通過点】
1 目的地へ達する途中に、通り過ぎる場所。「参詣のための—」 2 目標などを達成する途中の段階。「今日の勝利も優勝...
つうか‐とうごう【通貨統合】
異なる通貨を使用していた複数の国が、単一通貨を統一して使用すること。EU(欧州連合)のユーロなど。
つうか‐の‐ばんにん【通貨の番人】
中央銀行のこと。金融政策を通じて、通貨の価値を維持する責任を負う立場にあることから。 [補説]通貨価値の維持は物価...
つうかバスケット‐せい【通貨バスケット制】
自国通貨の為替相場を、複数の外国通貨の加重平均値(通貨バスケット)に連動させること。
つうか‐バンド【通貨バンド】
政府や中央銀行などの通貨当局が容認する、自国の為替レートの変動幅。通貨変動幅。
つうか‐へんどうはば【通貨変動幅】
⇒通貨バンド
つうか‐ぼうえき【通過貿易】
自国を通過して行われる他国間の貿易。自国の業者は貿易取引に関与しない。
つうか‐マフィア【通貨マフィア】
主要国間で通貨政策の協調を図るために、非公式に交渉を行う、各国の国際金融担当者の通称。G20構成国の財務相・財務官...
つうか‐やす【通貨安】
ある通貨の価値が、他の通貨に対して低くなること。例えば、円の価値が他国の通貨に対して下落した状態(円安)など。⇔通貨高。
つうかやす‐きょうそう【通貨安競争】
⇒通貨戦争
つう‐かん【通巻】
全集・双書・雑誌などの第1巻から通して数えた番号。
つう‐かん【通患】
一般に共通してみられる心配や弊害。通弊。「言うこと易くして、行うこと難きものなることは、古今の—にして」〈花袋・抒情詩〉
つう‐かん【通貫】
[名](スル)つらぬきとおすこと。また、物事に広く通じていること。貫通。「曽つて万古を—したるこの活眼も」〈透谷・...
つう‐かん【通款】
味方を裏切って、ひそかに敵に通じること。内通。
つう‐かん【通関】
[名](スル)貨物の輸出入をしようとする者が法定の手続きを経て税関長の許可を受けること。また、その貨物が税関を通過...
つう‐かん【通観】
[名](スル)全体にわたってひととおり見渡すこと。「世界の情勢を—する」
つう‐かん【痛感】
[名](スル)強く心に感じること。身にしみて感じること。「力量の差を—する」
つう‐かん【痛諫】
[名](スル)強くいさめること。
つうかん‐とうけい【通関統計】
⇒貿易統計
つうかんベース‐ぼうえきしゅうし【通関ベース貿易収支】
財務省が毎月発表する貿易統計をもとに算出される貿易収支。貨物が税関を通過した時点で輸出入額を集計し、輸出は運賃・保...
つうが【通雅】
中国の語学書。52巻。巻首3巻。明の方以智撰。「爾雅(じが)」にならい、物の名・訓詁(くんこ)・音韻などを25門に...
つう‐がく【通学】
[名](スル)学生・生徒・児童が学校に通うこと。「電車で—する」
つうがく‐くいき【通学区域】
⇒学区(がっく)1
つうがく‐せい【通学生】
自宅や下宿から学校に通う学生。寄宿生に対していう。
つう‐が・る【通がる】
[動ラ五(四)]通人らしく振る舞う。通人ぶる。通ぶる。「物知り振った、又—・った陋悪(ろうあく)な分子」〈漱石・長...
つう‐き【通気】
内部と外部の間に空気を通わせること。また、ある場所に新鮮な空気を送り込むこと。通風。「—をよくする」
つう‐き【通規】
全体に適用される規定。通則。
つう‐き【通期】
事業年度・会計年度・学年度など、ある区切られた期間の全期間。「—の業績見通しを下方修正する」
つうき‐こう【通気孔】
通気のために設けられたあな。通風孔。換気口。
つうき‐せい【通気性】
空気を通す性質。「—のよい布地」
つうき‐そしき【通気組織】
植物の細胞間隙が連続して網状または管状となっているもの。水蒸気や空気の流通を行う。
つうき‐ほう【通気法】
1 坑内に新鮮な空気を送り、汚れた空気を外に出す方法。 2 診断や治療のために、耳管や卵管などに空気を送って管の開...
つう‐きゅう【通級】
軽度の障害をもつ児童生徒が、通常の学級に在籍しながら、障害の状態に応じて特別な指導を受ける教育形態。 [補説]ほと...
つうきゅう‐きょうしつ【通級教室】
⇒通級指導教室
つうきゅう‐しどう【通級指導】
発達障害や視覚・聴覚などに比較的軽度の障害がある児童・生徒が、ほとんどの授業を通常の学級で受けながら、学習・生活上...