てつ‐かぶと【鉄兜】
戦場などで、頭部を保護するためにかぶる、特殊鋼製の帽子。鉄帽。
て‐つがい【手番/手結】
1 平安時代、騎射(うまゆみ)・射礼(じゃらい)・賭弓(のりゆみ)などで、射手を一人ずつ組み合わせて競わせること。...
てつ‐がく【哲学】
《philosophyの訳語。ギリシャ語のphilosophiaに由来し、「sophia(智)をphilein(愛...
てつがく‐し【哲学史】
哲学思想の歴史的な推移・変遷などを明らかにするための学問。
てつがく‐しゃ【哲学者】
哲学を研究する学者。 [補説]曲名別項。→哲学者
てつがくしゃ【哲学者】
《原題、(ドイツ)Der Philosoph》ハイドンの交響曲第22番変ホ長調の通称。1764年作曲。通称は第1楽...
てつがくしゃのたましいまたはオルフェオとエウリディーチェ【哲学者の魂、またはオルフェオとエウリディーチェ】
《原題、(イタリア)L'anima del filosofo, ossia Orfeo ed Euridice》ハ...
てつがく‐てき【哲学的】
[形動]哲学に関するさま。また、事物や人生などの根本的なあり方を探究するさま。「—な映画」
てつがくてき‐ゾンビ【哲学的ゾンビ】
言動や社会性の面でも、生理学・解剖学的にも普通の人間そのものだが、内面的な意識を持たないという、思考実験上の存在。...
てつがくどう‐こうえん【哲学堂公園】
東京都中野区にある公園。哲学者井上円了が明治37年(1904)に四聖をまつる四聖堂を建て、精神修養の場としたことに...
てつがく‐の‐みち【哲学の道】
京都市東部、琵琶湖疏水に沿う小道。北の銀閣寺橋から南の若王子(にゃくおうじ)橋に至る。全長約1.5キロ。大正時代、...
てつ‐がん【鉄丸】
鉄のたま。「吭(のんど)は又塞(ふさが)りて、—を啣(な)める想(おもい)」〈紅葉・金色夜叉〉
て‐つき【手付き】
1 手のかっこう。手のようす。また、手の動かし方。「危なげない—」「慣れない—」 2 (「お手付き」の形で)カルタ...
て‐つぎ【手継ぎ/手次ぎ】
1 浄土真宗で、檀家からその所属する寺をいう語。本山からの教化を取り次ぐ寺。手次ぎ寺。 2 次々にうけつぐこと。代...
てつぎ‐しょうもん【手継ぎ証文】
平安末期から中世にかけて行われた、土地所有権の相伝を証明する書類。土地の譲与・売却に際し、以前の譲り状や売券を年代...
てつぎゅう【鉄牛】
⇒鉄牛道機(てつぎゅうどうき)
てつぎゅう‐どうき【鉄牛道機】
[1628〜1700]江戸前期の黄檗(おうばく)宗の僧。石見(いわみ)の人。別号、自牧子。隠元に師事。宇治の万福寺...
てつ‐ぎょ【鉄魚】
コイ科の淡水魚。フナと琉金(りゅうきん)との雑種が野生化したものという。全長約15センチ。体はフナ形で尾びれが長い...
てつ‐ぎょ【轍魚】
轍(わだち)にたまった水の中でもがく魚。困窮しているもののたとえ。→轍鮒(てっぷ)
てつ‐くず【鉄屑】
鉄のくず。鉄材の切りくずや、鉄製品の不用物など。
て‐つけ【手付(け)】
1 売買や請負などの契約締結の際に、その保証として当事者の一方から相手方に交付される金銭。契約が履行されたときは、...
てつけい‐ちょうでんどうたい【鉄系超伝導体】
超伝導を示す鉄を含む酸化物。従来、強磁性の鉄は超伝導に向かないと考えられていたが、2008年に絶対温度55度という...
てつけい‐ちょうでんどうぶっしつ【鉄系超伝導物質】
⇒鉄系超伝導体
てつけ‐きん【手付(け)金】
「手付け1」に同じ。
てつけそん‐ばいもどし【手付(け)損倍戻し】
手付けを交付した者がその金を放棄し(手付け損)、または交付を受けた者が手付けの倍額を相手方に返還して(手付け倍戻し...
てつけつぼうせい‐ひんけつ【鉄欠乏性貧血】
赤血球に含まれるヘモグロビンの量が減り、血液中のヘモグロビン濃度が低下している貧血。偏食、月経過多、悪性腫瘍による...
てつけ‐ながれ【手付(け)流れ】
手付けを交付した者が契約を履行しないために、その金を受領者に没収されること。
てつけ‐ばいもどし【手付(け)倍戻し】
⇒手付け損倍戻し
てつけ‐ふだ【手付(け)札】
カルタなどで、誤って異なる札に手を触れること。また、その罰として引き取った札。
手付(てつ)けを打(う)・つ
売買・請負などの契約をして手付金を払う。「—・って物件を確保する」
てつげん【鉄眼】
⇒鉄眼道光(てつげんどうこう)
てつげんぜんじかなほうご【鉄眼禅師仮名法語】
江戸前期の法語集。1巻。鉄眼道光著。元禄4年(1691)刊。「般若心経」に説く五蘊(ごうん)の真義を仮名文で説明し...
てつげん‐どうこう【鉄眼道光】
[1630〜1682]江戸前期の黄檗(おうばく)宗の僧。肥後の人。隠元および木庵に師事。大蔵経の開版を計画し、約1...
てつげん‐ばん【鉄眼版】
⇒黄檗(おうばく)版
てつ‐こ【鉄子】
俗に、女性の鉄道ファンをいう。→鉄4 →鉄ちゃん
て‐つごう【手都合】
仕事の順序。手はず。また、仕事の繰り合わせ。「—をして間に合わす」
てつ‐ごうし【鉄格子】
1 鉄製の格子。 2 刑務所のこと。「—に入れられる」
てつ‐さいきん【鉄細菌】
化学合成を行う細菌で、二価鉄イオンを三価鉄イオンに酸化して得られるエネルギーを利用し、炭酸同化を行うもの。鉄バクテリア。
てつ‐さび【鉄錆】
鉄の表面に生じる酸化物。黒さびの水酸化鉄(Ⅱ)と赤さびの水酸化鉄(Ⅲ)がある。鉄銹(てっしゅう)。
てつ‐ざ【鉄座】
江戸幕府の鉄の専売機関。初め、鉄は自由取引であったが、安永9年(1780)大坂に銀座加役として設置され、専売制とな...
てつ‐ざい【鉄材】
建築・土木工事などに用いる鉄製の材料。
てつ‐ざい【鉄剤】
鉄欠乏性貧血の治療に用いる薬剤。硫酸鉄や有機酸の鉄塩が用いられる。
てつ‐ざん【鉄山】
鉄鉱を採掘する山。
てつ‐しゃく【鉄尺】
《鉄で作られるところから》曲尺(かねじゃく)の異称。
てつ‐じ【綴字】
「ていじ(綴字)」の慣用読み。
てつじゅうじ‐くんしょう【鉄十字勲章】
ドイツの武功勲章。1813年、プロイセンのフリードリヒ=ウィルヘルム3世が制定。以後1945年までプロイセン・帝政...
てつ‐じゅうせき【鉄重石】
鉄のタングステン酸塩鉱物。亜金属光沢をもつ黒色板状の結晶。単斜晶系。タングステンの重要な鉱石。
てつ‐じょ【撤除】
[名](スル)取り除くこと。撤去。
てつ‐じょう【鉄条】
鉄製の太い針金。鉄線。
てつ‐じょう【鉄杖】
鉄で作った杖(つえ)。鉄枴(てっかい)。