とり‐もの【採(り)物】
1 祭祀(さいし)で、神職が手に持つ道具。特に御神楽(みかぐら)で、人長(にんじょう)が舞うときに手に持つもの。榊...
とりもの‐ちょう【捕(り)物帳】
《江戸時代、目明かしなどの捕り物についての覚え書き帳の意から》犯罪事件を題材とした、時代物の推理小説。「半七—」
とりもの‐の‐うた【採(り)物の歌】
御神楽(みかぐら)で人長(にんじょう)が採り物を持って舞うとき、その採り物にちなんでうたわれる歌。9曲からなるが、...
トリモンティウム
ブルガリア中南部の都市プロブディフの、古代ローマ時代における名称。
トリャブナ
ブルガリア中部の町。バルカン山脈北麓、トリャブナ川沿いに位置する。オスマン帝国時代に織物業で発展し、木工芸やイコン...
とり‐や【鳥屋】
1 鳥の売買を業とする店。また、その人。 2 鳥肉を売る店。また、その料理を出す店。
トリヤッチ
⇒トリアッティ
とり‐やま【鳥山】
魚群の上を多くの海鳥が飛び回っていること。釣りや漁の目安になる。「—が立つ」
とりやま‐あきら【鳥山明】
[1955〜2024]漫画家。愛知の生まれ。かわいらしいキャラクターが活躍する娯楽性の高い作品で、国内だけでなく外...
とり‐やめ【取り止め】
予定していたことをやめること。中止。「試合が—になる」
とり‐や・める【取り止める】
[動マ下一][文]とりや・む[マ下二]予定していたことをやめる。中止する。「雨天の場合遠足は—・める」
とり‐やり【取り遣り】
[名](スル)物を受け取ったり与えたりすること。やりとり。「鋼鉄榴弾もて命の—するには」〈独歩・愛弟通信〉
とり‐や・る【取り遣る】
[動ラ四]取りかたづける。とりのける。「御床など—・りて、かき払ひたり」〈源・椎本〉
と‐りゅう【砥粒】
研磨に用いる硬い粒子。鉄鋼や焼入れ鋼などの鉄系材質に向くアルミナ系砥粒(アランダム)、石や鋳鉄といった硬くてもろい...
トリュフ
1 西洋松露(せいようしょうろ)のこと。特に料理の材料とするものをいう。塊状のキノコで、独特の芳香があり、卵・鶏料...
トリュフォー
[1932〜1984]フランスの映画監督。長編第1作「大人は判ってくれない」でヌーベルバーグの代表者の一人となる。...
トリュンメルバッハ‐の‐たき【トリュンメルバッハの滝】
《Trümmelbachfälle》スイス中部、ベルン州、ベルナーオーバーラント地方にある滝。ラウターブルンネン南...
とり‐ゆ【取り由/取り揺】
箏(そう)を弾奏するときの技法の一。右手で弾いたあと、左手の指でその弦をつまみ、右の方に引きよせて音を下げること。...
と‐りょう【斗量】
斗(ます)ではかること。また、多量にあることのたとえ。
と‐りょう【屠竜】
伝説上の動物である竜を殺すこと。実際には益のない行為のたとえ。
と‐りょう【塗料】
物の表面に塗って皮膜を作り、保護また着色・装飾するための流動性の物質の総称。漆・ペンキ・ワニスなど。
とりょう‐の‐ぎ【屠竜の技】
《「荘子」列禦寇から》身につけても実際の役に立たない技術。屠竜の術。
とり‐よせ【鳥寄せ】
おとりやえさ、または笛などを使って、鳥を呼び寄せること。
とり‐よ・せる【取(り)寄せる】
[動サ下一][文]とりよ・す[サ下二] 1 注文して送らせたり、持って来させたりする。「資料を郵便で—・せる」「食...
とり‐よそ・う【取り装ふ】
[動ハ四]身なりをととのえる。身支度をする。「ぬばたまの黒き御衣(みけし)をまつぶさに—・ひ」〈記・上・歌謡〉
とり‐よみ【取(り)読み】
先に読んだ者が読みちがえた場合、他の者がすぐにその続きを引き取って読み、次から次へと読み継いでいく方法。「先生は復...
とり‐よ・る【取り寄る】
[動ラ四] 1 近くに寄る。親しくする。「この人に—・り候ふべし」〈太平記・三三〉 2 手本としてよりどころとする...
とり‐よろ・う
[動ハ四]語義未詳。とりわけてよいさまであるの意とも、すべてのものが集まり整うの意とも、宮の近くに寄っているの意と...
トリヨードメタン
⇒ヨードホルム
トリラー
⇒トリル
トリリオン
米国・フランスで、1兆。英国・ドイツで、100京(けい)。→ミリオン →ビリオン
トリリンガル
⇒トライリンガル
トリル
トルエンのベンゼン環上の水素原子1個を除いた残りの原子団。アリール基の一つ。CH3C6H4-で表される1価の基。ト...
トリル
装飾音の一。ある音とその2度上または下の音とを急速に反復させるもの。顫音(せんおん)。
トリル‐き【トリル基】
⇒トリル
トリレンマ
1 どれも好ましくない三つのうちから、一つを選ばなければいけない、という三者択一の窮地。 2 三つの好ましくない状...
トリロジー
三部作。
とり‐わき【取り分き】
[副]「取り分け」に同じ。「—仰せ言ありて」〈源・桐壺〉
とり‐わく【撮(り)枠】
ロールフィルムを使用しないカメラで撮影の際に乾板・フィルムを入れる枠。
とり‐わ・く【取り分く】
[動カ四]特に他と異なっている。特別である。「御前よりも—・きさるべきものどもをいださせ給ふ」〈大鏡・頼忠〉 [動...
とり‐わけ【取(り)分け】
[副]《動詞「取り分ける」の連用形から》特に。ことに。とりわけて。「今年の夏は—暑い」
とりわけ‐て【取(り)分けて】
[副]「取り分け」に同じ。「—興味のあるテーマ」
とり‐わ・ける【取(り)分ける】
[動カ下一][文]とりわ・く[カ下二] 1 食べ物などを別の器に分けて取る。「大皿から—・ける」 2 同類のものの...
とり‐わた・す【取り渡す】
[動サ四]物や人を移動させる。持って来る。また、持って行く。「唐の物ども—・させ給ひて」〈源・梅枝〉
トリンキュロ
天王星の第21衛星。2001年に発見された。名の由来はシェークスピアの「テンペスト」の登場人物。天王星の赤道面に対...
トリンコマリー
スリランカ北東部の都市。東部州の州都。古くから天然の良港をもち、ポルトガル、オランダ、フランスなどに占領され、18...
とりん‐ぼう【取りん坊】
1 遊里で、遊女をだまして金品を奪う客。転じて、遊女にだまされて多額の金品を奪われる客。とられんぼう。「女郎も—も...
トリーア
ドイツ西部、ラインラント‐プファルツ州の歴史都市。モーゼル川に面する。同国最古の都市の一つで、ローマ時代の遺跡の市...
トリーア‐だいせいどう【トリーア大聖堂】
《Trierer Dom》ドイツ西部、ラインラント‐プファルツ州の歴史都市、トリーアのカテドラル(司教座聖堂)。ド...
トリーチャーコリンズ‐しょうこうぐん【トリーチャーコリンズ症候群】
《Treacher-Collins syndrome》頰骨や下顎の形成不全により、顎が小さく、目の外側が下垂し、耳...