とり‐おさ・める【取(り)納める/取(り)収める】
[動マ下一][文]とりをさ・む[マ下二] 1 しまっておく。また、かたづける。「雛人形一式を—・める」 2 心など...
トリオ‐ソナタ
バロック時代の室内楽の一形式。一般に三声部で書かれ、二つの旋律楽器、低音旋律楽器、和声楽器の4楽器で構成される。
とり‐おと・す【取(り)落(と)す】
[動サ五(四)] 1 手に持っているものを誤って落とす。取りそこなって落とす。「あわてて絵筆を—・す」 2 なくす...
とり‐おどし【鳥威し】
農作物を荒らす鳥をおどして追い払うためのしかけ。案山子(かかし)・鳴子(なるこ)などの類。《季 秋》「渡る雲のみと...
トリオホン
《(和)triophone》三人で通話できるNTT(日本電信電話株式会社)のサービス。昭和60年(1985)開始、...
とり‐おや【取り親】
1 育ててくれた親。養い親。「上つ方のお乳の乳人(めのと)は—といふことあり」〈浄・松風村雨〉 2 養子縁組みや奉...
とり‐おろし【撮(り)下ろし】
新しく写真や映画を撮影すること。以前に発表された作品をまとめるのではなく、その書籍やDVDなどのために新しく撮るこ...
とり‐おろし【取(り)下ろし/取(り)卸し】
船や車などに積み込まれていた貨物を降ろすこと。
とり‐おろ・す【取(り)下ろす】
[動サ五(四)] 1 上にあるものを取って下に置く。「棚から品物を—・す」 2 貴人の前から物を下げる。「さらば、...
トリオース
炭素原子3個をもつ単糖類。生体内の解糖系代謝の中間体。三炭糖。
とり‐か【取箇】
《「取」は田租を収納すること、「箇」は数の意》江戸時代、田畑に割り当てた年貢(ねんぐ)のこと。成箇(なりか)。物成...
とり‐かい【鳥飼い】
鳥を飼って養うこと。また、その人。
とりかい‐べ【鳥飼部】
大化前代、鳥を朝廷に献上したり飼育したりした品部(しなべ)。ととりべ。
とりかい‐りゅう【鳥飼流】
和様書道の流派の一。御家流(おいえりゅう)の分派で、鳥飼宗慶を祖とする。
とり‐か・う【取り飼ふ】
[動ハ四]鳥獣を飼い養う。「夜昼…—・ひ給ふほどに」〈大和・一五二〉
とり‐かえ【取(り)替え/取(り)換え】
1 他のものと替えること。交換。「特売品は—がきかない」 2 新しいものに替えること。また、そのもの。予備。「電池...
とりかえ‐ぎん【取り替へ銀】
遊女や奉公人などに雇い主が立て替えて前渡しする金。前金。とりかえがね。「妹はわけもなき所へ奉公に出し、—をうれしく...
とり‐かえし【取(り)返し】
[名]取り返すこと。もとの状態に戻すこと。「—のつかない失敗」 [副]ふたたび。あらためて。「昔のこと—悲しくおぼ...
とり‐かえ・す【取(り)返す】
[動サ五(四)] 1 人手に渡ったものを取り戻す。「おもちゃを—・す」「優勝旗を—・す」 2 再びもとのようにする...
とりかえっ‐こ【取(り)替えっこ】
[名](スル)互いに取り替えること。交換。「切手を—する」
とりかえばやものがたり【とりかへばや物語】
平安末期の物語。3巻または4巻。現存本はいわゆる「古とりかえばや」の改作といわれる。作者未詳。権大納言の男君と女君...
とり‐か・える【取(り)替える/取(り)換える】
[動ア下一][文]とりか・ふ[ハ下二] 1 互いに替える。相手と別のものに交換する。「友達と時計を—・える」「円を...
とり‐かか・る【取(り)掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 手をつける。着手する。「作業に—・る」 2 すがりつく。とりすがる。「手足に—・りて哭(な)...
とりかがい‐もくてき【図利加害目的】
背任罪の構成要件の一つ。背任罪の行為者が、自己または第三者の利益を図るか、または他人に損害を与えようとすること。未...
とり‐かく・す【取り隠す】
[動サ四]隠す。「御はさみなどやうの物は皆—・して」〈源・夕霧〉
とり‐かげ【鳥影】
飛ぶ鳥の影。鳥の姿。
鳥影(とりかげ)が射(さ)す
鳥の影が壁などに映る。来客のある前触れという。
とり‐かこ・む【取(り)囲む】
[動マ五(四)]まわりを囲む。「ストーブを—・む」 [可能]とりかこめる
とり‐かご【鳥籠】
小鳥を飼うためのかご。
とりか‐ごうちょう【取箇郷帳】
⇒郷帳(ごうちょう)
とり‐かさ・ぬ【取り重ぬ】
[動ナ下二]ある上にさらに重ねる。加える。「公事ども繁く、春の急ぎに—・ねて催し行はるるさまぞ」〈徒然・一九〉
とり‐かじ【取り舵】
1 船首を左に向けるときの舵の取り方。「—いっぱい」⇔面舵(おもかじ)。 2 左舷(さげん)。
とり‐かた【捕(り)方】
1 罪人をとらえる方法。 2 罪人をとらえる役人。捕り手。捕吏(ほり)。
とり‐かたづ・ける【取(り)片付ける】
[動カ下一][文]とりかたづ・く[カ下二]整理する。きちんとあとかたづけをする。「食卓の上を—・ける」
とり‐かた・める【取(り)固める】
[動マ下一][文]とりかた・む[マ下二]しっかり固める。また、厳しく守りを固める。「城のまわりを—・める」
とり‐カツ【鶏カツ】
鶏肉のカツレツ。鶏肉に小麦粉・とき卵・パン粉をつけ、油で揚げたもの。チキンカツ。
とり‐かぶと【鳥兜/鳥甲】
1 舞楽の襲装束(かさねしょうぞく)に用いるかぶり物。鳳凰(ほうおう)の頭をかたどり、厚紙に金襴(きんらん)・紅絹...
とり‐かみ【取(り)髪】
《「とりがみ」とも》馬の首から肩のあたりのたてがみ。須弥(しゅみ)の髪。
トリカルボンさん‐かいろ【トリカルボン酸回路】
《tricarboxylic acid cycle》生物体中で、有機物が燃焼して二酸化炭素と水になる代謝回路。糖や...
とり‐かわ【鳥皮】
鳥の皮。特に、食用にする鶏肉についている皮。串焼きなどにもする。
とり‐かわし【取(り)交(わ)し】
取り交わすこと。
とり‐かわ・す【取(り)交(わ)す】
[動サ五(四)]互いにやりとりする。交換する。「杯を—・す」
とり‐がい【鳥貝】
ザルガイ科の二枚貝。内湾の泥底にすむ。貝殻は球円形で殻長9センチくらい。殻は薄く、表面は黄褐色の殻皮をかぶり、内面...
とり‐がしら【鳥頭】
「鳥頭の太刀」の略。
とりがしら‐の‐たち【鳥頭の太刀】
柄頭(つかがしら)に鳥の頭をかたどった金具を付けた太刀。鷹飼いが用いたほか、儀仗(ぎじょう)用・奉献用ともされた。...
とりがた‐ういち【鳥潟右一】
[1883〜1923]通信工学者。秋田の生まれ。逓信技師。日本の無線電信電話の技術を世界的水準に高め、鉱石検波器な...
とり‐が‐なく【鶏が鳴く】
[枕]地名「東(あづま)」にかかる。東国の言葉が鳥のさえずりのようにわかりにくいからとも、鶏が鳴くと東から夜が明け...
とり‐がら【鶏がら】
食用の肉を取り去った鶏の骨。骨・髄とわずかな肉が残る。煮込んでスープをとるなどして使う。
トリガー
1 銃の引き金。また転じて、物事を引き起こすきっかけ。「事変勃発の—となる」「—価格」 2 銃の引き金の形をしたカ...
トリガー‐かかく【トリガー価格】
《trigger pricing》アメリカ政府が、鉄鋼など自国の産業保護を目的に、ダンピング認定の基準として設定し...