ひと‐がい【人甲斐】
人としての生きがい。人間らしいしるし。「—もなき今の身を語れば主従と知らるることぞ悲しき」〈謡・烏帽子折〉
人(ひと)が好(い)・い
人柄がよい。気立てがよくて、他人の言いなりになりがちである。「—・いのでだまされやすい」
ひと‐がえし【人返し】
1 領民の他領への移住を防ぐため、勝手に移住した者を領主間の交渉により召還したこと。 2 江戸時代、江戸・大坂・京...
人(ひと)が変(か)わ・る
別人のようになる。性格や人格が変わる。「突然—・ったかのように怒り出す」
ひと‐がき【人垣】
1 多くの人が垣のように立ち並ぶこと。「沿道に歓迎の—ができる」「—をかきわけて前へ出る」 2 上代、貴人の陵墓に...
ひと‐がしら【人頭】
1 漢字の頭(かしら)の一。「今」「会」などの「𠆢」の称。 2 されこうべ。髑髏(どくろ)。「人畜(けもの)に履(...
ひと‐がた【人形】
《「ひとかた」とも》 1 人の形。 2 「形代(かたしろ)1」に同じ。 3 人の姿をかたどったもの。にんぎょう。「...
ひとがたながし【ひとがた流し】
北村薫の長編小説。平成17年(2005)から平成18年(2006)にかけて「朝日新聞」に連載。高校時代に同級生だっ...
ひとがた‐ながし【人形流し】
紙製の人形に、心身のけがれや災いなどを移して祓(はら)えをし、川や海に流す行事。→形代2 [補説]書名別項。→ひと...
ひとがた‐ロボット【人型ロボット】
外見や動作を人間に似せたロボットの総称。二足歩行ロボットなど。また近年、人工知能の急速な発展により、人間と会話をし...
ひと‐がち【人勝ち】
[形動ナリ]人が多くいるさま。「いと思はずに—にむつかし」〈狭衣・二〉
ひと‐がまし・い【人がましい】
[形][文]ひとがま・し[シク] 1 一人前に見えるさま。人並みらしい。「斯様(こんな)ものさえ—・くそのようにお...
ひと‐がら【人柄】
[名・形動] 1 その人に備わっている性質や品格。「—がいい」「りっぱな—」 2 性質がよいこと。品格がすぐれてい...
人(ひと)が悪(わる)・い
人が困るようなことをわざとする性質である。また、人柄がよくない。