ひま【暇/閑】
[名] 1 継続する動作などの合間に生じるわずかの時間。「食事をする—もない」「—を見て外出する」 2 事をするた...
ひま【隙】
《「暇(ひま)」と同語源》 1 物と物との間の空所。すきま。すき。「—漏る夜寒の風に」〈木下尚江・良人の自白〉 2...
ひ‐ま【蓖麻】
トウゴマの別名。
暇(ひま)が明(あ)・く
時間ができる。暇になる。「この仕事が終われば—・く」
暇(ひま)が入(い)・る
時間がかかる。ひまどる。
ひ‐まく【皮膜】
1 皮膚と粘膜。 2 皮のような膜。
ひ‐まく【飛膜】
鳥以外の陸生の脊椎動物が滑空や飛行をするための皮膚のひだ。コウモリ・ムササビ・ヒヨケザルなどにみられ、前肢・体側・...
ひ‐まく【被膜】
物をおおい包んでいる膜。
ひ‐まけ【日負け】
日焼けすること。また、日焼けしすぎてからだを害すること。「照る日の神も男神、よけて—はよもあらじ」〈浄・曽根崎〉
ひ‐まご【曽孫】
孫の子。ひいまご。そうそん。
ひま‐し【蓖麻子】
トウゴマの種子。
ひ‐まし【日増し】
1 日がたつにつれて、物事の度合いが増すこと。「—に回復する」 2 食物が日数がたって古くなること。また、そのもの...
ひま‐しゅん【披麻皴】
山水画における皴法(しゅんぽう)の一。渇筆により筆線を麻の繊維をほぐしたように波打たせ、山や岩のひだを表すもの。麻皮皴。
ひまし‐ゆ【蓖麻子油】
トウゴマの種子を圧搾して得る不乾性油。特有の臭気があり、主成分はリシノール酸。下剤や潤滑油・せっけんなどに使用。
ひま‐じん【暇人/閑人】
ひまのある人。用事もなく、ぶらぶらしている人。
隙(ひま)過(す)ぐる駒(こま)
「隙行く駒」に同じ。
ひ‐まぜ【日交ぜ】
1日おき。隔日。「—などにうち通ひたれば」〈かげろふ・中〉
ひ‐まち【日待ち】
近隣の仲間が集まって特定の日に徹夜してこもり明かし、日の出を拝む行事。正月・5月・9月などに行われ、しだいに酒宴を...
ヒマチャル‐プラデシュ
インド北部、ヒマラヤ山脈西部南麓にある州。全域が山岳地帯だが、州都シムラはデリーなどに近いため、観光開発が進んでいる。
ひ‐まつ【飛沫】
こまかく飛び散る水。しぶき。
ひまつ‐かく【飛沫核】
飛沫の水分が蒸発したあとに残る微粒子。せきやくしゃみなどによって飛び散った飛沫が空気中で乾燥したときなどに生じる。...
ひまつかく‐かんせん【飛沫核感染】
せきやくしゃみなどによって飛び散った飛沫が空気中で乾燥し、浮遊する微粒子に付着した病原体を吸い込むことによって感染...
ひまつ‐かんせん【飛沫感染】
せきやくしゃみなどによって飛び散る飛沫に含まれる病原体が、口や鼻などの粘膜に直接触れて感染すること。通常は1〜2メ...
ひまつ‐たい【飛沫帯】
⇒潮上帯
ひまつ‐でんせん【飛沫伝染】
⇒飛沫感染
ひま‐つぶし【暇潰し】
1 ひまな時間を過ごす手段。「—に将棋をさす」 2 時間をむだに過ごすこと。「とんだ—をしてしまった」
ひ‐まつり【火祭(り)】
1 火災のないように祈る祭り。鎮火祭。 2 出雲(いずも)大社で、毎年元日に行われる神事。上代から伝えられた火鑽臼...
ヒマティオン
古代ギリシャの衣服の一つで、キトンの上に着たショール形の外衣。→キトン
ひま‐どうな【隙だうな】
《「どうな」はむだになることの意》ひまどること。じれったいこと。「ええ—と小腕とって突き放され」〈浄・国性爺後日〉
ひま‐ど・る【暇取る】
[動ラ五(四)]時間が長くかかる。手間どる。「手続きに—・る」
暇(ひま)に飽(あ)か・す
ひまがあるのをよいことに、多くの時間を費やす。「—・して気のすむまで調べる」
ひま‐ねた【暇ねた】
《「ねた」は「たね(種)」の逆さ読み》新聞やニュース番組などで、緊急性のない情報。暇なときに用意しておいて、埋め草...
ひま‐はざま【隙狭間】
すきま。あいた所。「内にも兵ども—もなうぞみちみちたる」〈平家・二〉
ひま‐ひま【暇暇/隙隙】
1 用事のあいまあいま。手のすいた時間ごと。「—に編み物をする」 2 すきますきま。「—より見ゆる灯(ひ)の光」〈...
隙(ひま)行(ゆ)く駒(こま)
《「荘子」知北遊から》年月の早く過ぎ去ることのたとえ。隙過ぐる駒。→白駒(はっく)の隙(げき)を過ぐるが如(ごと)し
ヒマラヤ
《古代サンスクリット語で、雪の住居の意》インド亜大陸とチベット高原との境を東西に連なる世界最高の大山脈。パキスタン...
ヒマラヤ‐ぐま【ヒマラヤ熊】
ツキノワグマの別名。
ヒマラヤ‐さんみゃく【ヒマラヤ山脈】
⇒ヒマラヤ
ヒマラヤ‐すぎ【ヒマラヤ杉】
マツ科の常緑高木。幹は直立し、枝は横に広がり、樹形は円錐形をなす。樹皮は灰褐色で、割れてはげる。葉は針状。秋に雄花...
ヒマラヤン
家猫の一品種。体形はペルシア猫に似て、毛も長く、毛と目の色はシャム猫に似る。両者の交配により作り出された。
ヒマリア
木星の第6衛星で、すべての衛星のうち11番目に木星に近い軌道を回る。1904年に発見。名の由来はギリシャ神話のニン...
ひマルウエア‐こうげき【非マルウエア攻撃】
《non malware attacks》⇒ファイルレス攻撃
ひまわり
日本の気象衛星の愛称。昭和52年(1977)打ち上げの1号から平成7年(1995)打ち上げの5号まではGMS(Ge...
ひ‐まわり【向日葵/日回り】
1 キク科の一年草。高さ約2メートル。茎は太くて直立し、長い柄をもつ大きな心臓形の葉が互生する。夏、周囲が鮮黄色、...
ひまわり‐いろ【向日葵色】
ヒマワリの花弁のような色。鮮やかな濃い黄色。
ひまわりのさかないなつ【向日葵の咲かない夏】
道尾秀介の長編ミステリー小説。平成17年(2005)刊行。
ひまわりのしゅくさい【ひまわりの祝祭】
藤原伊織のハードボイルド小説。平成9年(1997)刊。
暇(ひま)を出(だ)・す
1 休暇を与える。暇をやる。「夏に一週間の—・す」 2 使用人などをやめさせる。また、妻を離縁する。暇をやる。「怠...
暇(ひま)を潰(つぶ)・す
空いた時間を何かをして過ごす。「パズルで—・す」
暇(ひま)を取(と)・る
1 休暇を取る。暇をもらう。「法事のため—・る」 2 使用人などがやめる。また、妻のほうから離縁する。暇をもらう。...