フリクション
摩擦。
ふり‐くじ【振り籤】
入れ物から振って出すくじ。また、そのくじを引くこと。
フリクテン
目の結膜や角膜に生じる粟粒大の結節。
ふり‐くら・す【降(り)暮(ら)す】
[動サ五(四)]雨や雪が、日暮れまで降りつづく。「午後は綿雪片々飄々、終日間断なく—・す」〈蘆花・自然と人生〉
フリゲート
1 18、9世紀の帆船時代、各国海軍が整備し、偵察・警戒・護衛などに使用した軍艦。 2 現代の軍艦の艦種の一。対空...
フリゲート‐とう【フリゲート島】
《Frégate Island》セイシェル共和国の島。セイシェル諸島東部、首都ビクトリアがあるマヘ島の東約55キロ...
ふり‐こ【振(り)子】
定点を中心にして一定周期で振動する物体。単振り子・実体振り子・円錐振り子などがある。
ふ‐りこう【不履行】
契約・約束などを実行しないこと。「婚約—」
ふりこ‐どけい【振(り)子時計】
振り子の等時的振動を利用し、歯車や針を動かすようにした時計。振り時計。
ふり‐こみ【振(り)込み】
1 口座などに金銭を払い込むこと。 2 マージャンで、他人の上がり牌(パイ)を捨てること。放銃。 3 突然押し掛け...
ふり‐こ・む【振(り)込む】
[動マ五(四)] 1 振替口座や預金口座などに金銭を払い込む。「授業料を—・む」 2 振って中へ入れる。勢いよく押...
ふり‐こ・む【降(り)込む】
[動マ五(四)]雨や雪が家の中へ入り込む。「閉め忘れた窓から雨が—・む」
ふりこめ‐さぎ【振(り)込め詐欺】
「オレオレ詐欺」「架空請求詐欺」「融資保証金詐欺」「還付金詐欺」など、銀行口座に現金を振り込ませる手口の詐欺犯罪を...
ふりこめさぎ‐きゅうさいほう【振(り)込め詐欺救済法】
《「犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律」の通称》振り込め詐欺による財産被害を迅速...
ふり‐こ・める【降り籠める】
[動マ下一][文]ふりこ・む[マ下二]雨や雪がしきりに降って、外出できないようにする。「一日中、雨に—・められた」
ふり‐ごと【振(り)事】
⇒所作事(しょさごと)
ふり‐ごま【振(り)駒】
将棋で、先手・後手の手番を、5個の歩(ふ)を盤上に振り、その結果によって決めること。「歩兵」と書かれた表が多ければ...
ふり‐さ・く【振り放く】
[動カ下二]はるかに仰ぎ見る。振り仰ぐ。「—・けて三日月見れば一目見し人の眉引(まよび)き思ほゆるかも」〈万・九九四〉
ふりさけ・みる【振り放け見る】
[動マ上一]振り仰いで遠方を見る。「天の原—・みれば春日なる三笠の山に出でし月かも」〈古今・羇旅〉
ふり‐しお【振(り)塩】
《「ふりじお」とも》料理の材料に塩を振り掛けること。また、その塩。
ふり‐しき・る【降り頻る】
[動ラ五(四)]雨や雪などが絶え間なく降る。盛んに降る。「雪が—・る」
ふり‐し・く【降(り)敷く】
[動カ五(四)]降って地面をむらなくおおう。「落ち葉が道に—・く」
ふり‐し・く【降り頻く】
[動カ四]「ふりしきる」に同じ。「山のまにうぐひす鳴きてうちなびく春と思へど雪—・きぬ」〈万・一八三七〉
ふり‐しこ・る【降りしこる】
[動ラ四]盛んに降る。降りしきる。「白雪の、藤の森の松に—・りて」〈浮・永代蔵・二〉
ふり‐しぼ・る【振(り)絞る】
[動ラ五(四)]力・声などを精いっぱい出しつくす。「最後の力を—・る」
ふり‐し・む【降り染む】
[動マ下二]降ってしみ通る。じめじめと降る。「寒き雨は枯野の原に—・めて山松風の音だにもせず」〈風雅・冬〉
ふり‐しん【振新】
「振袖新造」の略。「—のいちゃつきでも、させるこっちゃあねえ」〈洒・通言総籬〉
フリシンゲン
オランダ南西部、ゼーラント州の都市。本土と半島状につながるワルヘレン島南端に位置し、スヘルデ川河口に臨む。中世にニ...
フリージア‐しょとう【フリージア諸島】
《Frisian Islands》北海沿岸に連なる諸島。オランダに属する西フリージア諸島、ドイツに属する東フリージ...
ふり・す【旧りす/古りす】
[動サ変]過去のものとなる。古くなる。多く、下に打消しの語を伴って用いる。「心もて草の宿りをいとへどもなほ鈴虫の声...
ふり‐すさ・ぶ【降り荒ぶ】
[動バ五(四)]激しく降る。ふりすさむ。「横なぐりの雨が—・ぶ」
ふり‐す・てる【振(り)捨てる】
[動タ下一][文]ふりす・つ[タ下二] 1 気持ちなどをきっぱりと絶つ。思い切って捨てる。また、すげなく置き去りに...
フリスビー
プラスチック製の円盤を投げ合って、投げ方・受け方あるいは飛距離などを競うスポーツ遊戯。また、その円盤。商標名。
ふり‐ずんばい【振り飄石】
竿(さお)の先につけた糸に、小石をつけて遠くへ振り飛ばすもの。ふりずばい。
ふり‐そそ・ぐ【降(り)注ぐ】
[動ガ五(四)]そのものの上に集中的に降りかかる。「さんさんと—・ぐ日の光」「反対の声が—・ぐ」
ふり‐そで【振袖】
1 丈の長い袖。また、その袖のついた、未婚女性の礼装用長着。昔は元服前の男女が用いた。 2 年ごろの娘。「その—め...
ふりそで‐かじ【振袖火事】
「明暦(めいれき)の大火」の俗称。
ふりそで‐しんぞう【振袖新造】
江戸吉原の遊郭で、振袖を着て出た禿(かぶろ)上がりの若い新造級の遊女。部屋を持たず、揚げ代は2朱。ふり。ふりしん。...
ふりそで‐やなぎ【振袖柳】
ヤナギ科の落葉低木。枝は赤みがかり、葉は長楕円形。雌雄異株。冬芽は赤く、早春、葉より先に、白毛に覆われる雄花の穂を...
ふり‐そぼ・つ【降り濡つ】
[動タ四]雨などが降ってびしょぬれになる。「明けぬとて帰る道にはこきたれて雨も涙も—・ちつつ」〈古今・恋三〉
ふり‐た・てる【振(り)立てる】
[動タ下一][文]ふりた・つ[タ下二] 1 激しく振る。勢いよく盛んに動かす。「旗を—・てて応援する」 2 声をは...
ふり‐だけ【振(り)竹】
歌舞伎などの舞台装置の一。振り落としなどの演出に用いる、舞台上部に差し渡した棒。上部に並ぶ短い突起に掛けた幕を、棒...
ふり‐だし【振(り)出(し)】
1 物を振って出すこと。また、振って小さい穴から出すように作った容器。 2 双六(すごろく)で賽(さい)を振りはじ...
ふりだし‐ぐすり【振(り)出し薬】
布などの小袋に入れ、熱湯に浸して振り動かし、成分を溶かし出すようにした薬。浸剤。
ふりだし‐ざお【振(り)出し竿】
元竿の中に全部が納まる仕組みの釣り竿。
ふりだし‐てがた【振出手形】
⇒振り手形
振(ふ)り出(だ)しに戻(もど)・す
物事をはじめの状態にもどす。「計画を—・す」
振(ふ)り出(だ)しに戻(もど)・る
物事がはじめの状態にもどる。「計画は—・った」
ふりだし‐にん【振出人】
手形・小切手を発行した者。
ふり‐だ・す【振(り)出す】
[動サ五(四)] 1 振って、中に入っているものを外へ出す。「おみくじを—・す」 2 振りはじめる。「指揮棒を—・...