へん‐し【片志】
ちょっとしたこころざし。また、自分の志をへりくだっていう語。寸志。微志。
へん‐し【片紙】
紙の切れはし。紙きれ。紙片。
へん‐し【返詞】
返答の言葉。
へん‐し【変死】
[名](スル)事故死・他殺・自殺など、ふつうでない死に方で死ぬこと。「密室で—する」「—体」
へん‐し【偏私】
公平でないこと。えこひいき。
へん‐じ【片時】
《古くは「へんし」》ちょっとの間。わずかな時間。かたとき。「—も心が休まらない」
へんししゃみっそう‐ざい【変死者密葬罪】
死因が不明な者を、検視の手続きを取らずに葬る罪。刑法第192条が禁じ、10万円以下の罰金または科料に処せられる。
へん‐しつ【変質】
[名](スル) 1 物質や物事の性質が変わること。「この薬品は空気に触れると—する」 2 ふつうとは違う病的な性質...
へん‐しつ【偏執】
「へんしゅう(偏執)」に同じ。
へんしつ‐しゃ【変質者】
性格・性質に異常があって、正常の人とは異なっている人。特に、性的に異常な人。性格異常者。
へんしつ‐たい【変質帯】
岩石の鉱物組成が熱水によって局所的に変化した領域。熱水の組成に応じて、石英・明礬(みょうばん)・黄鉄鉱・緑泥石など...
へん‐じゃ【編者】
《「へんしゃ」とも》書物などを編集する人。編纂(へんさん)者。編集者。「現代詩集の—」
へん‐しゅ【変種】
1 基本的には同類であるが、どこかが違っているようなもの。変わり種。 2 生物分類で、種の基準標本との形態的差異が...
へん‐しゅ【編首/篇首】
1編の詩文の初めの部分。また、1巻の書物の初め。冒頭。
へん‐しゅ【騙取】
[名](スル)人をだまして金品などを取ること。かたり取ること。詐取。「贅沢品(ぜいたくひん)など窃盗強奪—するに」...
へん‐しゅう【扁舟】
小さな舟。小舟。
へん‐しゅう【偏執】
[名](スル)《古く「へんじゅう」とも》 1 かたよった考えをかたくなに守って他の意見に耳をかさないこと。へんしつ...
へん‐しゅう【編修】
[名](スル)材料を集めて書物、特に史書をまとめ上げること。「国史を—する」
へん‐しゅう【編集/編輯】
[名](スル)一定の方針に従って資料を整理し、新聞・雑誌・書物などにまとめること。また、撮影済みの映像を映画などに...
へんしゅう‐きょう【偏執狂】
一つの事に異常に執着し、病的な態度を示す人。モノマニア。偏狂。へんしつきょう。
へんしゅう‐きょく【編集局】
出版社や新聞社などで、編集の業務を行う局。
へんしゅう‐けん【編集権】
新聞・雑誌・書籍などの編集方針を決定し、それを実施して一切の管理を行う権限。
へんしゅう‐ちょう【編集長】
編集作業のすべてを統轄する責任者。
へんしゅう‐ちょさくけん【編集著作権】
複数の著作物の選択または配列によって創作性をもつ編集物を編集した者に認められる著作権。効力は全体についてだけ存在し...
へんしゅう‐にん【編集人】
編集の責任者。編集の名義人。
へんしゅう‐びょう【偏執病】
⇒パラノイア
へんしゅう‐プロダクション【編集プロダクション】
出版社・広告代理店などからの委託で、書籍・雑誌の編集・校正・企画・取材・執筆業務などを行う会社。編プロ。
へん‐しょ【返書】
[名](スル)返事の手紙。返信。「彼れ必ず—して曰ん」〈織田訳・花柳春話〉
へん‐しょう【返抄】
奈良・平安時代、官司に文書や物資・金銭を提出または納入したときに交付される受取状。
へん‐しょう【返章】
返事の手紙。返書。
へん‐しょう【返照】
[名](スル) 1 光が照りかえすこと。照り返し。「まぶしい砂の—」 2 夕日の光。夕映え。 3 《「反照」とも書...
へん‐しょう【変症】
[名](スル)病症が変化すること。また、その病状。「脳膜炎に—するかも知れない」〈森田草平・煤煙〉
へん‐しょう【変称】
名称を変えること。また、その変えた名称。
へん‐しょう【編章/篇章】
詩文の、編と章。転じて、詩文、文章。また、書物。
へん‐しょう【編鐘】
古代中国の打楽器の一。音高の異なるいくつかの銅製の鐘を枠につるしたもので、鐘の数は不定。
へん‐じょう【遍照】
[名](スル)《「へんしょう」とも》あたりくまなく照らすこと。特に、仏の法身(ほっしん)の光明があまねく世界を照ら...
へん‐しょく【変色】
[名](スル)色が変わること。また、色を変えること。「写真が—する」
へん‐しょく【偏食】
[名](スル)好き嫌いが激しく、特定の食品だけを食べること。「肉ばかり—する」
へん‐しん【返信】
[名](スル)返事の手紙や電子メールを送ること。また、その手紙やメール。返書。「友人からのメールに—する」⇔往信。
へん‐しん【返進】
[名](スル)お返しすること。返上。
へん‐しん【変心】
[名](スル)考えが変わること。心変わり。「金に目がくらんで—する」
へん‐しん【変身】
[名](スル)他のものに姿を変えること。別の姿・ようすになること。「人間が鬼に—する話」「ダイエットに励んでスリム...
へんしん【変身】
《原題、(ドイツ)Die Verwandlung》カフカの小説。1915年刊。巨大な毒虫に変身した主人公の悲劇を通...
へん‐しん【変針】
[名](スル)針路を変えること。方向・方針を変えること。「南南西に—する」
へん‐しん【偏心】
1 中心からかたよっていること。 2 心がかたよっていること。また、その心。〈書言字考節用集〉
へん‐しん【遍身】
からだじゅう。全身。〈和英語林集成〉
へんしん‐きこう【偏心機構】
円の中心点とずれた所に回転の中心のある偏心輪を用い、連結棒を取り付けた外輪をはめ、偏心輪の回転運動を連結棒の往復運...
へんしん‐ヒーロー【変身ヒーロー】
特撮テレビ番組やアニメなどで、登場人物が変身することによって特殊能力をもつようになるヒーローのこと。→特撮ヒーロー
へんしんものがたり【変身物語】
《原題、(ラテン)Metamorphoses》ローマの作家、アプレイウスによる古典ラテン語の小説。2世紀後半の作。...