ほん【本】
[名] 1 書籍。書物。「—を読む」「—の虫」「美術の—」 2 脚本。台本。「—読み」 3 模範とすべきもの。手本...
ほん【品】
[名] 1 古代の中国で、官人に与えられていた位階。 2 日本で、親王・内親王に与えられた位階。一品から四品まであ...
ぼん【犯/煩】
〈犯〉⇒はん 〈煩〉⇒はん
ぼん【凡】
[常用漢字] [音]ボン(呉) ハン(漢) [訓]すべて およそ 〈ボン〉 1 全体を通じて。おしなべて。「凡百」...
ぼん【盆】
[常用漢字] [音]ボン(呉) 1 口が大きく開いた浅い器。「盆景・盆栽・盆石」 2 くぼんだ形。「盆地/海盆」 ...
ぼん【梵】
[音]ボン(呉) 1 バラモン教の最高原理。ブラフマン。「梵天・梵我一如(ぼんがいちにょ)」 2 仏教に関する物事...
ぼん【凡】
[名・形動]ごく普通であること。ありふれていること。また、そのさま。平凡。「—ならざる才能」
ぼん【坊】
《「ぼう」の音変化》 1 僧侶。「—さん」 2 (主に西日本で)男の子を丁寧に、また親しみを込めて呼ぶ語。江戸中期...
ぼん【盆】
《「盂蘭盆(うらぼん)」の略》 1 盂蘭盆のこと。お盆。《季 秋》「御仏は淋しき—とおぼすらん/一茶」 2 盂蘭盆...
ぼん【盆】
1 物をのせて運ぶのに用いる縁の浅い平たい器。 2 丁半ばくちで、壺を伏せる所。盆茣蓙(ぼんござ)。また、ばくち場...
ぼん【梵】
《(梵)brahmanの音写から》 1 インドのバラモン教における最高原理。世界創造の根本原理。ブラフマン。 2 ...
ボン
多く複合語の形で用い、よい、うまい、などの意を表す。「—サンス」「—ボワイヤージュ」
ボン
ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。ライン川中流にある。12世紀から選帝侯ケルン大司教の居住地。...
ぼん【本】
[接尾]「ほん(本)」に同じ。「三—立ての映画」
ぼん【品】
[接尾]「ほん(品)」に同じ。「三—成就」
ぼん‐いち【盆市】
盂蘭盆(うらぼん)の行事に必要な物品や盆花を売る臨時の市。陰暦7月12日夜から13日朝にかけて開かれた。草市。花市。
ぼん‐う【盆雨】
水の入った容器をひっくり返したような雨。大雨。豪雨。
ぼん‐うた【盆歌/盆唄】
「盆踊り歌」に同じ。
ぼんうんあんざつわ【梵雲庵雑話】
淡島寒月の散文集。昭和8年(1933)、寒月没後に刊行。梵雲庵は寒月の号。
ぼん‐え【盆会】
「盂蘭盆(うらぼん)」に同じ。《季 秋》
ぼん‐え【盆絵】
「盆画(ぼんが)」に同じ。
ぼん‐おう【梵王】
「梵天」に同じ。
ぼん‐おくり【盆送り】
盂蘭盆(うらぼん)の最後の日に、精霊(しょうりょう)を送り返し、供え物を辻・川・海などに捨てたり流したりする行事。...
ぼん‐おどり【盆踊(り)】
盂蘭盆(うらぼん)のころに老若男女が広場などに集まっておどる踊り。本来は盆に迎えた精霊(しょうりょう)を送り返す行...
ぼんおどり‐うた【盆踊(り)歌/盆踊(り)唄】
民謡の分類の一。盆踊りにうたわれる歌。盆歌。
ぼん‐おん【梵音】
《連声(れんじょう)で「ぼんのん」とも》 1 梵天の王の声。五種清浄の音を発するという。また、仏の音声。 2 四箇...
ぼん‐かく【梵閣】
てら。寺院。梵刹(ぼんせつ)。
ぼん‐かんじん【盆勧進】
盆竈(ぼんがま)に用いる食料を得るため、子供たちが家々をまわって米銭をもらい集めること。転じて、盆竈のこと。
ぼん‐が【盆画】
彩色した砂や小石を使って、黒漆塗りの盆の上に山水などを描いた絵。盆絵。
ぼんが‐いちにょ【梵我一如】
インドの哲学書ウパニシャッドに代表されるバラモンの根本思想で、宇宙の根本原理であるブラフマン(梵)と個人の本体であ...
ぼん‐がく【梵学】
1 梵語についての学問。 2 仏教についての学問。
ぼん‐がま【盆竈】
盂蘭盆(うらぼん)の7月14日または15日に、屋外に竈を築き、煮たきをして共同飲食する子供の行事。《季 秋》
ぼん‐がん【凡眼】
凡人の眼。平凡な眼識。
ぼん‐き【凡器】
仏語。仏教の教えを理解していない人。凡夫。凡人。
ボン‐きほんほう【ボン基本法】
⇒ドイツ基本法
ぼん‐きゅっ‐ぼん
俗に、女性のウエストが締まって、バストとヒップが発達した、肉感的な体形をいう語。ぼんきゅっぽん。「—のスタイルに憧れる」
ぼん‐きょう【凡境】
1 仏語。凡夫(ぼんぶ)の境界。迷いの境地。 2 霊地に対し、普通の場所。ぼんけい。
ぼん‐きょうげん【盆狂言】
江戸時代の歌舞伎で、陰暦7、8月ごろに行われる興行。また、その狂言。多くは7月15日初日で、大立者は出演せず、怪談...
ぼん‐きん【凡近】
[名・形動]平凡で卑近なこと。また、そのさま。「事を—に取りて意を勧懲に発するに至れり」〈逍遥・小説神髄〉
ぼん‐ぎょう【梵行】
淫欲を断つ修行。また一般に、仏道の修行。
ぼん‐く【盆供】
盂蘭盆(うらぼん)にする供養。盆供養。また、その供物。
ぼん‐くよう【盆供養】
「盆供(ぼんく)」に同じ。
ぼん‐くら【盆暗】
[名・形動]《もと、ばくちで盆の上の勝負に暗い意》ぼんやりしていて物事の見通しがきかないこと。また、そのような人や...
ぼん‐くれ【盆暮れ】
盂蘭盆(うらぼん)と歳暮。また、その時分。「—の付け届け」
ぼん‐ぐ【凡愚】
平凡でおろかなこと。また、その人。「—の身」
ぼん‐けい【盆景】
1 盆栽に石などを置いて山水を写したもの。 2 水盤の上に、土をこねて山や岩をつくり、色砂で海などを表し、自然の風...
ぼん‐げ【凡下】
[名・形動] 1 平凡で、すぐれたところのないこと。また、その人や、そのさま。「私は全く—な執着に駆られて」〈有島...
ぼん‐こつ【凡骨】
平凡な才能や素質。また、その人。「—のなしうるわざではない」
ぼん‐ご【梵語】
サンスクリット語の異称。その起源が造物神ブラフマン(梵天)にあるというインドでの伝承に基づく、中国や日本での呼称。
ボンゴ
ウシ科の哺乳類。大形のレイヨウで体高約1.2メートル。体は赤褐色に十数本の白い横線があり、雌雄とも長くてねじれた角...