もり【守(り)】
1 まもること。また、その人。「渡し—」「灯台—」 2 子供のめんどうをみること。また、その人。子守。「赤子の—を...
もり【盛(り)】
[名] 1 盛ること。また、盛った分量。「飯の—がよい」 2 「盛り蕎麦(そば)」の略。 3 「石盛(こくもり)」...
もり【森/杜】
1 樹木がこんもりと生い茂った所。「—の都」 2 神社がある神域の木立。「鎮守の—」
もり【森】
姓氏の一。 [補説]「森」姓の人物森敦(もりあつし)森有礼(もりありのり)森有正(もりありまさ)森絵都(もりえと)...
もり【漏り/洩り】
水が漏ること。「屋根の—」
もり【銛】
投げたり砲で撃ち出したりして、魚介類などを突き刺し、捕らえる漁具。
もり‐あおがえる【森青蛙】
無尾目アオガエル科の両生類。日本固有種。体長5〜9センチで雌のほうが大きい。背面は緑色であるが、不規則な褐色斑をも...
もり‐あがり【盛(り)上(が)り】
1 盛りあがること。盛りあがった部分。 2 気持ちや勢いが高まること。「反対運動が—をみせる」「—に欠ける」
もり‐あが・る【盛(り)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 盛ったように高くなる。「水面が—・る」「—・った筋肉」 2 気持ちや勢いがひときわ高まる。「...
もり‐あげ【盛(り)上げ】
1 盛り上げること。高めること。「雰囲気の—に失敗する」 2 日本画で、胡粉(ごふん)を厚く盛り上げてから彩色し、...
もりあげ‐ざいしき【盛(り)上げ彩色】
日本画で、盛り上げ2のこと。
もり‐あ・げる【盛(り)上げる】
[動ガ下一][文]もりあ・ぐ[ガ下二] 1 盛って高くする。「土を—・げる」 2 気持ちや勢い、その場の雰囲気、興...
もり‐あざみ【森薊】
キク科の多年草。本州から九州までの山地の草原に自生するが、栽培化されてゴボウアザミとよばれ、根を食用とする。→牛蒡...
もり‐あつし【森敦】
[1912〜1989]小説家。長崎の生まれ。横光利一の推薦で東京日日新聞に「酩酊船(よいどれぶね)」を連載、注目を...
もり‐ありのり【森有礼】
[1847〜1889]政治家。鹿児島の生まれ。明六社を創立。第一次伊藤博文内閣の文相となり、一連の学校令を公布して...
もり‐ありまさ【森有正】
[1911〜1976]哲学者。東京の生まれ。有礼(ありのり)の孫。東大助教授を辞してフランスに移住。デカルト・パス...
もり‐あわせ【盛(り)合(わ)せ】
もりあわせること。また、そのもの。「刺身を三人前—にする」
もり‐あわ・せる【盛(り)合(わ)せる】
[動サ下一]一つの器に、材料あるいは調理法の異なる料理を2種以上一緒に盛る。「旬(しゅん)のものを—・せる」
もり‐うた【守(り)歌】
子守歌。
もりうち‐としゆき【森内俊之】
[1970〜 ]将棋棋士。神奈川の生まれ。平成13年(2001)丸山忠久に勝利して名人となる。「鉄板流」と称される...
もり‐えと【森絵都】
[1968〜 ]小説家・児童文学作家。東京の生まれ。本名、雅美。児童文学やアニメーションのシナリオの執筆の後、少年...
モリエール
[1622〜1673]フランスの劇作家・俳優。本名、ジャン=バティスト=ポクラン(Jean-Baptiste Po...
もり‐おうがい【森鴎外】
[1862〜1922]小説家・評論家・翻訳家・軍医。島根の生まれ。本名、林太郎。別号、観潮楼主人など。森茉莉の父。...
もりおうがいのけいぞく【森鴎外の系族】
小金井喜美子による著作。昭和18年(1943)刊行。兄である鴎外ほか森家の人々の思い出を生き生きと描いた回想録。
もりおか【盛岡】
岩手県中部の市。県庁所在地。北上川が貫流し、雫石(しずくいし)川・中津川などが合流。もと南部氏の城下町で、盛岡城(...
もりおか‐し【盛岡市】
⇒盛岡
もりおかし‐どうぶつこうえん【盛岡市動物公園】
岩手県盛岡市にある動物園。平成元年(1989)開園。アフリカ・日本・カナダのビクトリアと、生息域ごとに分けた展示を...
もりおか‐じょう【盛岡城】
岩手県盛岡市にある城。寛永10年(1633)に盛岡藩主南部重直の居城となる。北上川と中津川を天然の外堀とした平城で...
もりおか‐じろう【森岡二朗】
[1886〜1950]官僚。奈良の生まれ。東京帝大卒業後、内務省に入り、警保局長、台湾総督府総務長官などを歴任。昭...
もりおか‐だいがく【盛岡大学】
岩手県滝沢市にある私立大学。昭和56年(1981)の開学。
もり‐かいなん【森槐南】
[1863〜1911]漢詩人。愛知の生まれ。春濤(しゅんとう)の子。本名、公泰。字(あざな)は大来(たいらい)。明...
もり‐かえし【盛(り)返し】
もりかえすこと。「野党が—を図る」
もり‐かえ・す【盛(り)返す】
[動サ五(四)]いったん衰えた勢いを再び盛んにする。「三代目が店を—・す」「終盤—・したが一歩及ばなかった」
もり‐かく【森恪】
[1882〜1932]政治家・実業家。大阪の生まれ。名は、正しくは「つとむ」。三井物産に入り、対中国投資・利権獲得...
もり‐かずお【森一生】
[1911〜1989]映画監督。愛媛の生まれ。戦前戦後を通じて時代劇を中心に数々の作品を量産し、人気を集めた。やく...
もりかわ【森川】
姓氏の一。 [補説]「森川」姓の人物森川許六(もりかわきょりく)森川許六(もりかわきょろく)森川杜園(もりかわとえん)
もりかわ‐きょりく【森川許六】
⇒もりかわきょろく(森川許六)
もりかわ‐きょろく【森川許六】
[1656〜1715]江戸前期・中期の俳人。蕉門十哲の一人。彦根藩士。名は百仲(ももなか)。別号、五老井・菊阿仏。...
もりかわ‐とえん【森川杜園】
[1820〜1894]江戸末期・明治期の彫刻家。奈良の生まれ。奈良人形を作り、奈良一刀彫の祖ともされる。
もり‐がし【盛(り)菓子】
三方(さんぼう)に山形に盛って神仏に供える菓子。神前には紅白2色、仏前には白色とする。
もり‐ガール【森ガール】
童話の森にいるような少女をテーマにしたファッションの女性。コットンのワンピースや毛糸の帽子、レトロ調の小物などで優...
もり‐き・く【漏り聞く】
[動カ四]「漏れ聞く」に同じ。「人の—・かむに」〈源・夕顔〉
もり‐きり【盛(り)切り】
酒・飯などを容器に盛っただけで、お代わりのないこと。また、その盛ったもの。もっきり。「—の一膳飯」
もりきり‐おだい【盛り切り御台】
一人前を盛り切りにした飯。「二合半の—、喉(のど)につまってぎっちぎっち」〈浄・宵庚申〉
もりぐち【守口】
大阪府中部の市。大阪市の北東に隣接する。淀川南岸にあり、もと京街道の宿場町として発達。電気機器工業が盛ん。人口14...
もりぐち‐し【守口市】
⇒守口
もりぐち‐だいこん【守口大根】
ダイコンの一品種。根は直径2センチほどであるが、長さは約1メートルにもなる。守口漬けにする。大阪府守口市の原産とい...
もりぐち‐づけ【守口漬(け)】
名古屋名物の漬物。特産の守口大根を塩漬けにしてから、粕漬(かすづ)けにしたもの。
もりくに‐しんのう【守邦親王】
[1301〜1333]鎌倉幕府第9代将軍。在職1308〜1333。第8代将軍久明親王の子。鎌倉幕府の滅亡とともに退...
もり‐こういち【森浩一】
[1928〜2013]考古学者。大阪の生まれ。同志社大教授。考古学と歴史学を結びつける古代学の見地から、古代地域文...