ゆう‐じょ【宥恕】
[名](スル)寛大な心で罪を許すこと。「御—を請う」「先方の過失を—する」
ゆう‐じょ【遊女】
1 江戸時代、公認の遊郭、また宿場などにいた娼婦。女郎。娼妓(しょうぎ)。傾城(けいせい)。 2 歌舞により人を楽...
ゆう‐じょう【友情】
友達の間の情愛。友人としてのよしみ。「—が芽生える」「—に厚い」 [補説]書名別項。→友情
ゆうじょう【友情】
武者小路実篤の小説。大正8年(1919)発表。一人の女性をめぐる二人の青年の恋愛と友情の葛藤(かっとう)を通し、理...
ゆう‐じょう【有情】
[名・形動] 1 心のあること。人間としての感情があること。また、そのさま。「—なるが故に相聚合し、有欲なるが故に...
ゆう‐じょう【邑城】
中国の城郭で、都市や村落全体を城壁で取り囲み、所々に門を設けて外部と通じるようにしたもの。
ゆう‐じょう【揖譲】
1 拱手(きょうしゅ)して、へりくだること。古代中国の作法。 2 天子の位を譲ること。禅譲。
ゆう‐じょう【優諚】
天子の、ありがたい言葉。
ゆうじょう‐しゅつえん【友情出演】
演劇や映画などで、出演者やスタッフが自分の友人に頼んで出演してもらうこと。また、その人。
ゆうじょ‐かぶき【遊女歌舞伎】
江戸初期、阿国(おくに)歌舞伎を模倣して、遊女らによって演じられた歌舞伎。→女歌舞伎
ゆうじょ‐ひょうばんき【遊女評判記】
江戸時代の評判記の一。遊女1の容姿・性情の品定めを主に、客の遊興の案内などを記したもの。各地で刊行された。
ゆうじょ‐まち【遊女町】
遊里。色町。遊郭。
ゆうじょ‐や【遊女屋】
遊女を抱え、客を遊ばせる家。女郎屋。青楼。
ゆうじ‐りっぽう【有事立法】
戦争または事変の際に、特に自衛隊の活動を保障し、一方では、国民の権利を制約しようとする包括的な立法。 [補説]日本...
ゆうじ‐りつ【誘磁率】
⇒透磁率
ゆう‐じん【友人】
ともだち。朋友。とも。
ゆう‐じん【有人】
車・船・航空機、その他の設備・機械などで、操作する人間がその場にいること。「—宇宙飛行」
ゆう‐じん【幽人】
世俗を避けてひっそりと隠れ住む人。隠者。
ゆう‐じん【遊人】
1 一定の職業をもたず遊び暮らしている人。また、道楽者。〈和英語林集成〉 2 物見遊山に出かける人。遊客。「—は、...
ゆう‐じん【優人】
1 俳優。役者。「紅粉を粧い、人を誑かす—」〈増山守正・西京繁昌記〉 2 みやびた人。やさびと。「凡そ好色—のなか...
ゆうじん‐たんさ【有人探査】
人間がその場所で実際に探査を行うこと。無人探査に対していう。「月面—計画」
ゆうじんちょう【遊神帖】
会津八一の書跡集。昭和22年(1947)刊。
ゆうじん‐とう【有人島】
人の住んでいる島。⇔無人島。
ゆうじんフリッツ【友人フリッツ】
《原題、(イタリア)L'amico Fritz》マスカーニ作曲のイタリア語によるオペラ。全3幕。1891年初演。ア...
ゆう・す【幽す】
[動サ変]とじこめる。幽閉する。「或は—・し或は死流し暴政日々に募るを」〈染崎延房・近世紀聞〉
ゆう・す【揖す】
[動サ変]上体をかがめて会釈する。また、あいさつする。「某氏を—・し、之(これ)を送り出だせしとなり」〈中村訳・西...
ゆう‐すい【幽邃】
[名・形動]景色などが奥深く静かなこと。また、そのさま。「—な深林にその住居を構えることも」〈有島・惜みなく愛は奪ふ〉
ゆう‐すい【湧水】
地中から水が自然にわき出ること。また、その水。わきみず。
ゆうすいしょうたい‐がんないレンズ【有水晶体眼内レンズ】
眼球内に挿入される人工レンズ。また、それによる屈折矯正手術の総称。水晶体を残したまま、前房(角膜と虹彩の間)、また...
ゆうすい‐ち【遊水池/遊水地】
洪水時に、河川から水を流入させて一時的に貯留し、流量の調節を行う池・湖沼。また、同様の目的で使う空き地・原野など。...
ゆう‐すう【有数】
[名・形動]取り上げて数えるほどにおもだって有名であること。また、そのさま。屈指。「日本で—な(の)植物園」「世界...
ゆう‐すげ【夕菅】
ススキノキ科の多年草。山野に自生し、高さ約1メートル。葉は線形。初夏、鮮やかな淡黄色のユリに似た花が咲き、夕方開い...
ゆう‐すず【夕涼】
夕方の涼しさ。また、その時分。《季 夏》「—に農婦農衣のエモン抜く/草田男」
ゆう‐すずみ【夕涼み】
[名](スル)夏の夕方、屋外や縁側などに出て涼むこと。「縁台で—する」《季 夏》「芭蕉様の臑(すね)をかじって—/一茶」
ゆう・する【有する】
[動サ変][文]いう・す[サ変]持つ。持っている。所有する。「石油資源を—・する国」「可能性を—・する」
ゆう‐ずい【雄蕊】
「おしべ」に同じ。⇔雌蕊(しずい)。
ゆうずい‐しんけい【有髄神経】
神経線維の軸索(じくさく)の周囲を髄鞘(ずいしょう)が包んでいる神経。興奮は髄鞘のとぎれている所を飛び飛びに伝わる...
ゆう‐ずう【融通】
[名](スル) 1 とどこおりなく通じること。転じて、必要に応じて自在に処理すること。ゆずう。「—のきかない石頭」...
ゆうずう‐さい【融通債】
国債を発行目的で分類した場合の種類の一つ。国庫(一般会計・特別会計)の収支を調整するために、政府が一時的に資金を調...
ゆうずう‐てがた【融通手形】
商取引の裏付けがなく、単に資金調達の目的で振り出され、裏書き・引き受けなどが行われた手形。好意手形。→商業手形
ゆうずう‐ねんぶつ【融通念仏】
融通念仏宗で唱える念仏。自他の唱えるものが互いに融通し合うという念仏。円融念仏。大念仏。
ゆうずうねんぶつえんぎえまき【融通念仏縁起絵巻】
融通念仏宗の開祖良忍(りょうにん)の伝記、同宗の功徳などを描いた2巻本の絵巻物。念仏勧進のため正和3年(1314)...
ゆうずうねんぶつ‐しゅう【融通念仏宗】
浄土教の宗派の一。平安時代の永久5年(1117)良忍によって始められ、華厳経・法華経を第一、浄土三部経を第二のより...
ゆうずう‐ぶつ【融通物】
私法上、取引の対象となりうる物。→不融通物
ゆうずう‐むげ【融通無碍】
[名・形動]考え方や行動にとらわれるところがなく、自由であること。また、そのさま。「—な(の)考え」「—に対処する」
ゆう‐ずつ【夕星/長庚】
⇒ゆうつづ
ゆうぼし【夕星】
日本画家、東山魁夷の絶筆。平成11年(1999)の作で、サインや落款はない。長野県信濃美術館東山魁夷館蔵。
ゆう‐せい【有声】
1 声が出ること。声が聞こえること。⇔無声。 2 発音の際、声帯の振動を伴うこと。⇔無声。
ゆう‐せい【有性】
生物で、雌雄の区別があること。⇔無性。
ゆう‐せい【幽棲/幽栖】
[名](スル)俗世間から離れてひっそりと暮らすこと。また、その住居。