あわれ【哀れ】
[名]しみじみ心に染みる感動、また、そのような感情を表す。 1 (「憐れ」とも書く)強い心の動き。特に悲哀・哀憐の...
あわれっ‐ぽ・い【哀れっぽい】
[形] 1 哀れな感じを起こさせるさま。見るからに情けない。みすぼらしい。「—・い声で寄付を迫る」 2 他に対し、...
あわれなつじおんがくし【哀れな辻音楽師】
《原題、(ドイツ)Der arme Spielmann》グリルパルツァーの短編小説。1848年の作品。邦題は「ウィ...
あわれなハインリヒ【哀れなハインリヒ】
《原題、(ドイツ)Der arme Heinrich》ハルトマン=フォン=アウエによる叙事詩。1190年代の成立と...
あわれび【哀れび/憐れび】
「哀れみ」に同じ。「—を広田の浜に祈りても今はかひなき身の思ひかな」〈拾遺愚草・下〉
あわれ・ぶ【哀れぶ/憐れぶ】
[動バ四] 1 「哀れむ1」に同じ。「慈悲の心深くして、人を—・ぶ事仏の如く」〈今昔・一一・二〉 2 「哀れむ2」...
あわれみ【哀れみ/憐れみ/憫れみ】
かわいそうに思う心。慈悲。同情。「—をかける」
あわれみ‐ぶか・い【哀れみ深い】
[形][文]あはれみぶか・し[ク]かわいそうに思う心が強い。「—・い人」
あわれ・む【哀れむ/憐れむ】
[動マ五(四)] 1 かわいそうに思う。不憫(ふびん)に思う。「—・むようなまなざし」 2 賞美する。めでる。あわ...
哀(あわ)れを止(とど)・める
1 悲しみや同情を一身に集める。「ここに哀れを止めしは」の形で説教節などに常套(じょうとう)句として用いられた。「...