あん‐じ【案じ】
1 考え。工夫。「着物の模様の—まで、人にこれはとほめられるも」〈洒・娼妓絹籭〉 2 心配。恐れ。「さめるといふ—...
あん‐じ【按司】
「あじ(按司)」に同じ。
あん‐じ【暗示】
[名](スル) 1 物事を明確には示さず、手がかりを与えてそれとなく知らせること。また、そのような手がかり。サジェ...
アンジェ
フランス西部、メーヌ‐エ‐ロアール県の都市。同県の県都。メーヌ川に面し、古くから交通の要衝として栄え、10世紀にア...
アンジェイエフスキ
[1909〜1983]ポーランドの作家。作「灰とダイヤモンド」「天国の門」など。
ワイダ
[1926〜2016]ポーランドの映画監督・舞台演出家。第二次大戦後のポーランドの民主化に影響を与えた。作「地下水...
アンジェ‐じょう【アンジェ城】
《Château d'Angers》フランス西部、メーヌ‐エ‐ロアール県の都市、アンジェにある城。13世紀、アンジ...
アンジェラス
カトリック教会の、お告げの祈り。聖母マリアへの天使のキリスト受胎告知を祝して感謝する毎日3回の祈りで、「アンジェラ...
アンジェリカ
⇒アンゼリカ
アンジェリコ
[1387〜1455]イタリアの画家・僧侶。清らかな宗教画を描き、フィレンツェ派の代表者とされる。サンマルコ修道院...
アンジェルマン‐しょうこうぐん【アンジェルマン症候群】
《Angelman syndrome》発育や発達の遅れ、言語障害、痙攣(けいれん)、笑い発作、失調性運動障害などを...
アンジェロ‐スジェンスク
ロシア連邦中部、ケメロボ州の都市。19世紀末のシベリア鉄道の敷設に伴って建設された。クズバス炭田の主要な採炭地の一...
ポリツィアーノ
[1454〜1494]イタリアの詩人・人文主義者。プラトン哲学者フィチーノの弟子。メディチ家の家庭教師として活躍。...
アンジオテンシン
⇒アンギオテンシン
アンジオテンシン‐へんかんこうそ【アンジオテンシン変換酵素】
⇒アンギオテンシン変換酵素
アンジオテンシン‐へんかんこうそ‐そがいやく【アンジオテンシン変換酵素阻害薬】
⇒アンギオテンシン変換酵素阻害薬
あんじ‐がお【案じ顔】
心配そうな顔。気遣わしげなようす。
あんじ‐ごと【案じ事】
気にかかっていること。心配事。
あんじ‐すごし【案じ過ごし】
心配しすぎること。取り越し苦労。考えすぎ。「不便(ふびん)な目を見ようかと—がせらるるぞや」〈浄・重井筒〉
アン‐ジッヒ
1 自体。哲学で、人間の認識から独立した事物それ自体の存在。 2 即自。ヘーゲル弁証法で、事物の弁証法的発展の第一...
あん‐しつ【庵室】
《古くは「あんじつ」とも》僧尼や世捨て人の住む粗末な家。いおり。「嵯峨の奥にありと聞く、滝口が—に訪れて」〈樗牛・...
あん‐じゃ【行者】
《「あん(行)」は唐音》禅宗で、寺内の諸種の用務をする者。行堂(あんどう)。
あん‐じゃく【暗弱/闇弱】
[名・形動]ものの道理がわからず、気力にとぼしいこと。また、そのさま。「上に立つ君は…或は—にして天職を奉ずること...
アンジャベル
カーネーションのこと。江戸時代、日本へ入ってきた当時の名。アンジャ。
アンジャル
レバノン東部、レバノン山脈の麓、ベカー高原にある城塞都市の遺跡。ベイルートの東約50キロメートルに位置する。8世紀...
あん‐じゅ【案主】
平安・鎌倉時代の諸官庁、あるいは荘園などで、文書・記録などの作成・保管にあたった職員。あんず。
あん‐じゅ【庵主】
《古くは「あんしゅ」とも》 1 庵室の主人。 2 僧で庵室を構えている者。特に、尼寺の主である尼僧。 3 茶の湯で...
あん‐じゅ【暗誦/諳誦】
「あんしょう(暗誦)」に同じ。「無文の人俄(にはか)に杜氏全集を—する者あり」〈心学奥の桟〉
アンジュアン‐とう【アンジュアン島】
《Anjouan》コモロ諸島東部の島。1975年、グランドコモロ島、モヘリ島とともにコモロ共和国としてフランスから...
あん‐じゅう【安住】
[名](スル) 1 何の心配もなく落ち着いて住むこと。「—の地」「郷里に—する」 2 それ以上を望まず、現にある境...
あん‐じゅうこん【安重根】
[1879〜1910]朝鮮の独立運動家。黄海道海州の出身。日本の朝鮮侵略の動きに対し、1907年ごろから義兵運動を...
アンジュナ
インド西岸、ゴア州の町。州都パナジの北西約15キロメートルに位置する。アラビア海に面して砂浜が広がり、欧米の若者が...
あんじゅ‐ひめ【安寿姫】
山椒太夫(さんしょうだゆう)伝説に出てくる姫。弟の厨子王(ずしおう)とともに山椒太夫に売られたが、弟を逃がし、拷問...
アンジュレーション
1 波のうねり。波動。 2 地表の起伏。特にゴルフコースで、フェアウエーやグリーンなどの起伏。
アンジュレーター
ほぼ光速に加速した自由電子を、磁石を多数並べて何回も蛇行させ、放射光を発生・増幅する装置。自由電子レーザーに使われ...
アン‐ジュングン【安重根】
⇒あんじゅうこん(安重根)
あん‐じゅんのう【暗順応】
暗い所で目が慣れて、しだいに物が見えるようになること。⇔明順応。
アンジュー‐とりで【アンジュー砦】
《Maschio Angioino》⇒ヌオボ城
アンジョ
キリシタン用語で、天使のこと。 [補説]「安所」「安女」「安如」とも書く。
あん‐じょ【晏如】
[ト・タル][文][形動タリ]安らかで落ち着いているさま。晏然(あんぜん)。「従容(しょうよう)として逼(せま)ら...
あんじょう【安城】
愛知県中南部の市。岡崎平野の中央部にあり、明治用水の灌漑(かんがい)により多角経営の農業地として発展。近年は自動車...
あん‐じょう【鞍上】
1 馬の鞍(くら)の上。馬上。 2 《「鞍の上に乗っている人」の意》競馬で、騎手のこと。
あんじょう【暗条】
太陽の光球面上の紅炎(プロミネンス)。ふつう太陽の縁に炎状のガスが立ち上って見られるが、光球面上の紅炎をHα線で観...
あんじょう
[副]《「あぢ(味)よく」の音変化》ぐあいよく。うまく。現在では、多く関西地方で用いられる。「—、ものになるかなら...
あんじょうけのきょうだい【安城家の兄弟】
里見弴の長編小説。昭和2年(1927)から昭和5年(1930)にかけて複数の雑誌に発表、昭和6年(1931)刊。著...
あんじょうけのぶとうかい【安城家の舞踏会】
吉村公三郎監督・原作、新藤兼人脚色による映画の題名。昭和22年(1947)公開。名門華族の没落を描く。出演、原節子...
あんじょう‐し【安城市】
⇒安城
あんじょう‐じ【安祥寺】
京都市山科区にある高野山真言宗の寺。山号は吉祥山。嘉祥元年(848)仁明天皇の皇后藤原順子の発願により建立。開山は...
鞍上(あんじょう)人(ひと)無(な)く鞍下(あんか)馬(うま)無(な)し
巧みに馬を乗り回し、乗り手と馬とが一体になっているさま。
あん‐じょく【鞍褥】
馬具の一。鞍(くら)の下に敷く布団。くらしき。くらぶとん。