いか【凧/紙鳶】
《イカに形が似るところから》凧(たこ)のこと。主に関西地方でいう。いかのぼり。
いか【烏賊】
コウイカ目とツツイカ目の頭足類の総称。胴は円筒状の外套膜(がいとうまく)に包まれ、先に幅広のひれがある。10本の腕...
い‐か【五十日】
1 50日。 2 「五十日(いか)の祝(いわい)」の略。 3 「五十日(いか)の餅(もちい)」の略。
い‐か【以下/已下】
1 数量・程度・優劣などの比較で、それより下の範囲であること。数量では、基準を含んでそれより下をいい、その基準を含...
い‐か【衣架】
「衣桁(いこう)」に同じ。
い‐か【医科】
1 医学についての学科。内科・小児科・外科・眼科・耳鼻咽喉科・産婦人科・皮膚科などの総称。 2 医科大学や総合大学...
い‐か【医家】
医者。また、医療を職業とする家柄。
い‐か【易化】
[名](スル)やさしくすること。簡単にすること。
い‐か【異化】
[名](スル) 1 《dissimilation》音変化の一種。同じ音、あるいは調音上類似している音が一語の中にあ...
い‐か【渭河】
渭水(いすい)の別称。
イカ
ペルー南西部の都市。イカ県の県都。首都リマの南約320キロメートルのイカ川沿いに位置する。16世紀、海岸砂漠のオア...
い‐かい【位階】
長く官職にあった者や特に功績のあった者などに与えられる栄典の一。元来は官人の序列で、推古天皇11年(603)の冠位...
い‐かい【遺戒/遺誡】
子孫などのために残した訓戒。ゆいかい。「父の—を心にきざむ」
いか・い【厳い】
[形][文]いか・し[ク] 1 程度がはなはだしい。大層である。「前度(ぜんど)—・い世話に成った気で」〈鏡花・歌...
いかいえい【威海衛】
中国、山東半島北東岸の港湾都市、威海の旧称。渤海湾の入り口に位置し、明代には倭寇(わこう)防衛の根拠地、清代末には...
いか‐いか
[副]《「いがいが」とも》赤ん坊が泣くさま。また、その声。おぎゃあおぎゃあ。「ちごの声にて—と泣くなり」〈今昔・二...
いがい‐けいしょ【猪飼敬所】
[1761〜1845]江戸後期の儒学者。京都の人。名は彦博、字(あざな)は希文。経学を主とする折衷学派に属した。著...
厳(いか)い事(こと)
1 だいそれたこと。たいへんなこと。「われらの算勘を御存知ない御方は、—を申すと思(おぼ)しめさうずるが」〈虎明狂...
い‐かいほ【医介輔】
⇒介輔
い‐かいよう【胃潰瘍】
胃壁に潰瘍ができる疾患。みぞおちの痛み、胸焼け、吐血などがみられ、大出血や胃穿孔(いせんこう)を起こすこともある。
い‐かえ・す【射返す】
[動サ五(四)] 1 敵が射かけてきたのに応じて、こちらからも射る。応射する。「敵陣に向かって—・す」 2 光を照...
いかお【伊香保】
⇒いかほ
イカオ
《International Civil Aviation Organization》国際連合の専門機関の一。国際...
い‐かか・る【居掛かる】
[動ラ四]座って寄りかかる。「優なる女の…ひざに—・れば」〈徒然・二三八〉
いか‐が【如何】
《「いかにか」の音変化》 [形動][文][ナリ]成り行きや結果を危ぶむさまを表す。どのよう。「その考え方は—なもの...
い‐かがく【医化学】
医学上の問題を取り扱う生化学。人体の生理の化学的な面を研究する学問。
いかがさき【伊加加崎/伊加賀崎】
滋賀県大津市石山寺付近の瀬田(せた)川沿いの地。[歌枕]「我はただ風にのみこそまかせたれ—には人の行くらむ」〈和泉...
いかが‐し・い【如何しい】
[形][文]いかが・し[シク]《「いかが」の形容詞化》 1 どうであろうかと疑われる。不安だ。いかがわしい。「アマ...
如何(いかが)せ◦む
1 どうしよう。「奈良坂にて人にとられなば—◦む」〈更級〉 2 どうしようもない。やむをえない。「夜鳴かぬもいぎた...
如何(いかが)なものか
いったいどのようなものだろうか。婉曲な疑問・批判の表現。「言いたいことはわかるが、その言い方は—」
いかが‐は【如何は】
[連語] 1 強い疑問を含んだ推量を表す。どんなに…か。「この家にて生まれし女児(をんなご)の、もろともに帰らねば...
如何(いかが)はせ◦む
「如何せむ」を強めた言い方。「さるさがなきえびす心を見ては、—◦むは」〈伊勢・一五〉 「命死なば—◦む」〈竹取〉
いかがわし・い【如何わしい】
[形][文]いかがは・し[シク] 1 本当かどうか疑わしい。物事の内容、人の正体などが、あやしげだ。信用できない。...
い‐かき【笊籬】
竹で編んだかご。ざる。
い‐がき【斎垣】
《「いかき」とも》神社など、神聖な場所に巡らした垣。瑞垣(みずがき)。玉垣(たまがき)。「ちはやぶる神の—も越えぬ...
い‐かく【位格】
1 地位と格式。 2 ⇒ペルソナ2
い‐かく【威嚇】
[名](スル)威力をもっておどすこと。「牙(きば)をむいて—する」「—射撃」
い‐かく【異客】
⇒いきゃく(異客)
い‐か・く【沃懸く/沃掛く】
[動カ下二]注ぎかける。浴びせる。「銚子(てうし)に水を入れて持て来て、右の方の膝(ひざ)に—・くと見る」〈かげろ...
いかく‐しゃげき【威嚇射撃】
威力を示し、相手を恐れさせるためにする射撃。標的そのものをねらわず、周囲などを撃って威嚇すること。
いかく‐しょく【威嚇色】
動物の標識色の一。奇妙な色や斑紋(はんもん)によって、捕食者の攻撃をかわすと考えられるもの。ガの翅(はね)やチョウ...
いかく‐せつ【威嚇説】
刑法理論で、刑罰の目的や機能を威嚇にあるとし、それによって犯罪が予防されると考える学説。
い‐かくちょう【胃拡張】
胃が異常に拡張した状態。胃の運動機能の低下、幽門狭窄(きょうさく)などで起こり、胃の内容物が停滞する。胃の張る感じ...
い‐かく・る【い隠る】
[動ラ四]《「い」は接頭語》隠れる。「をとめの—・る岡を」〈記・下・歌謡〉
い‐かく・る【居隠る】
[動ラ下二]隠れて座る。「柱にすこし—・れて」〈源・橋姫〉
い‐かけ【沃懸(け)】
1 水を注ぎかけて身を清めること。 2 「沃懸地」の略。
い‐かけ【鋳掛(け)】
1 鍋・釜など金物の壊れた部分を、はんだなどで修理すること。 2 《江戸時代、大坂に夫婦連れで歩いた鋳掛け屋があっ...
いかけ‐じ【沃懸地】
蒔絵(まきえ)の地蒔きの一。金または銀の粉を密に蒔いた上から漆をかけ、研ぎ出したもの。金粉を用いたものは金地・金溜...
いかけまつ【鋳掛松】
歌舞伎狂言「船打込橋間白浪(ふねへうちこむはしまのしらなみ)」の通称。また、その主人公の鋳掛屋松五郎のこと。
いかけ‐や【鋳掛(け)屋】
鋳掛けを職業にする人。鋳掛け師。