いが【毬/梂】
クリなどの果実を包んでいる、とげのある外皮。殻斗(かくと)の一種。
いが【伊賀】
旧国名の一。現在の三重県西部にあたる。伊州。賀州。 三重県西部、上野盆地の中北部を占める市。古くから近畿と東海を結...
い‐が【衣蛾】
ヒロズコガ科のガ。翅(はね)の開張1〜1.5センチ。全体に灰褐色で、前翅には3個の小紋がある。幼虫は毛製品・絹織物...
い‐がい【以外】
1 ある範囲の外側。「自分の職務—のこと」⇔以内。 2 (他の名詞や動詞に付いて)それを除く他の物事。「関係者—入...
い‐がい【貽貝】
イガイ科の二枚貝。浅海の岩などに足糸(そくし)で付着して群生。貝殻は長卵形で殻長12センチくらい。外面は黒褐色、内...
い‐がい【意外】
[名・形動]考えていた状態と非常に違っていること。また、そのさま。「事件は—な展開を見せた」「—に背が高い」「ベラ...
い‐がい【遺骸】
死骸(しがい)。なきがら。遺体。
いか‐いか
[副]《「いがいが」とも》赤ん坊が泣くさま。また、その声。おぎゃあおぎゃあ。「ちごの声にて—と泣くなり」〈今昔・二...
いがい‐けいしょ【猪飼敬所】
[1761〜1845]江戸後期の儒学者。京都の人。名は彦博、字(あざな)は希文。経学を主とする折衷学派に属した。著...
いがい‐せい【意外性】
意外であること。予想とは違ったという驚きがあること。「—のあるデザイン」「—に富む結末」
い‐がいちょう【居開帳】
本尊をその寺で開帳すること。→出開帳(でがいちょう)
いがいなめぐりあい【意外なめぐり合い】
《原題、(イタリア)L'incontro improvviso》⇒突然の出会い
いが‐うえの【伊賀上野】
⇒上野(うえの)
い‐がき【斎垣】
《「いかき」とも》神社など、神聖な場所に巡らした垣。瑞垣(みずがき)。玉垣(たまがき)。「ちはやぶる神の—も越えぬ...
い‐がく【居楽】
座って雅楽を演奏すること。また、その雅楽。⇔立楽(たちがく)。
い‐がく【医学】
人体や病気の本態を研究し、病気の予防・治療を行い、健康を維持するための学問。基礎医学・臨床医学・社会医学からなる。
い‐がく【異学】
1 自流と相いれない学派。 2 江戸時代、幕府が正学と認めた林家の講じた朱子学に対して、それ以外の儒学のこと。
いがく‐かん【医学館】
江戸幕府の漢方医学校。明和2年(1765)将軍家の奥医師多紀元孝(たきもとたか)が江戸神田佐久間町に設けた私塾を、...
いがく‐かんさつ【医学観察】
中国政府が新型インフルエンザなどの感染症の侵入・拡大を防止するために行う措置の一つ。感染の疑いがある者を在宅・病院...
いがく‐じょ【医学所】
江戸幕府の西洋医学校。安政5年(1858)蘭医伊東玄朴(いとうげんぼく)らが江戸神田お玉ヶ池に設けた種痘所に始まり...
いがく‐せんもんがっこう【医学専門学校】
旧制で、医学に関する専門的な学術や技術の教育を行った学校。医専。
いがく‐の‐きん【異学の禁】
⇒寛政(かんせい)異学の禁
いがくぶ‐ちいきわく【医学部地域枠】
地域医療の担い手を確保するために、大学医学部が設ける入学者選抜枠。将来、その地域で一定期間、医療に従事することを条...
いがく‐ぶつりし【医学物理士】
病院などで放射線を用いた医療が適切に実施されるよう、医学物理の知識を生かして治療計画の立案の補助や評価、放射線医療...
いが‐ぐみ【伊賀組】
江戸幕府の鉄砲百人組のうち、伊賀者で組織した組。
いが‐ぐり【毬栗】
1 いがに包まれているままの栗。《季 秋》「—の蓑(みの)にとどまる嵐かな/白雄」 2 「毬栗頭(いがぐりあたま)...
いがぐり‐あたま【毬栗頭】
髪を短く、丸刈りにした頭。また、その人。
いが‐ごえ【伊賀越】
奈良時代以来の街道。大和から山城の笠置(かさぎ)を経て、伊賀の柘植(つげ)に出、鈴鹿関に至る官道の称。 「伊賀越道...
いがごえどうちゅうすごろく【伊賀越道中双六】
浄瑠璃。時代物。10段。近松半二らの合作。天明3年(1783)大坂竹本座初演。伊賀越の仇討ちを題材に、奈河亀輔(な...
いがごえ‐の‐あだうち【伊賀越の仇討ち】
寛永11年(1634)岡山藩士渡辺数馬(わたなべかずま)が義兄荒木又右衛門(あらきまたえもん)とともに、父(一説に...
い‐がさ【藺笠】
藺(い)の茎で編んだ笠。《季 夏》
いが‐し【伊賀市】
⇒伊賀
いが‐しゅう【伊賀衆】
「伊賀者(いがもの)」に同じ。
い‐がた【鋳型】
《古くは「いかた」とも》 1 鋳物を鋳造するときに、溶かした金属を注ぎ入れる型。砂型・金型がある。 2 活字の鋳造...
鋳型(いがた)には・める
特徴のないものに作りあげる。画一的で個性のない人間に育てる。「—・めた教育」
い‐がたり【居語り】
能の間狂言(あいきょうげん)の形式の一。シテの中入り後、狂言方が舞台中央に座って、ワキを相手に語るもの。
イガチョリン‐そういん【イガチョリン僧院】
《Yiga Choeling Monastery》インド東部の都市ダージリンにあるグーム僧院の通称。
いが‐とうめ【伊賀専女】
1 キツネの別名。 2 人をだますような口をきく媒酌人をキツネにたとえていう語。「今更に—にやとつつましくてなむ」...
いが‐の‐くに【伊賀国】
⇒伊賀
いが‐ばかま【伊賀袴】
《伊賀者が用いたところからという》「裁(た)っ着(つ)け袴」に同じ。
胃(い)がびっくり・する
空き腹に酒を飲んだり、極端に熱いものや冷たいものを食べたりするなどして、胃を痛める。胃が驚く。
いが‐ほおずき【毬酸漿】
ナス科の多年草。山地の樹陰に生え、高さ約60センチ。葉は卵円形で、互生。夏から秋、葉の付け根に淡黄白色の釣鐘形の花...
いか‐ぼし【厳星】
《「いがぼし」とも》兜(かぶと)の星の一。兜の鉢板をはぎ合わせるための鋲(びょう)の頭で装飾を兼ねたもののうち、特...
いが‐ぼんち【伊賀盆地】
⇒上野盆地(うえのぼんち)
いがみ【歪み】
《動詞「いが(歪)む」の連用形から》 1 「ゆがみ」に同じ。「石灯籠が此のやうに—が来ると、火をとぼすことがならぬ...
いがみ‐あい【啀み合い】
互いに争うこと。「労使の—」
いがみ‐あ・う【啀み合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 動物が互いに吠(ほ)えたりかみついたりする。「牙をむいて犬が—・う」 2 互いに敵意をもっ...
いがみ‐の‐ごんた【いがみの権太】
浄瑠璃「義経千本桜」の登場人物。無法者であったが改心し、妻子を平維盛(たいらのこれもり)の妻子の身代わりにして自ら...
いが・む【歪む】
[動マ五(四)]《「ゆがむ」の音変化》 1 「ゆがむ1」に同じ。「針ガ—・ンダ」〈和英語林集成〉 2 「ゆがむ2」...
いが・む【啀む】
[動マ五(四)] 1 動物が牙をむいてかみつこうとする。〈和英語林集成〉「岩角に爪とぎたて、二人をめがけ—・みかか...