い・る【入る】
[動ラ五(四)] 1 人や物がある場所・範囲・状態などに移る。はいる。 ㋐外から中に移動する。「道が山あいに—・る...
い・る【射る】
[動ラ五(四)]「い(射)る」(上一)に同じ。近世江戸語以降の用法。「灯(ひ)の光り闇を破りて遥(はるか)に身を—...
い・る【要る】
[動ラ五(四)]《「入(い)る」と同語源》費用・品物・時間などが必要になる。入用である。「資本が—・る」「暇が—・...
い・る【煎る/炒る/熬る】
[動ラ五(四)]火にかけて、水気がなくなるまで煮つめる。また、鍋などに入れて火であぶる。「豆を—・る」 [補説]「...
い・る【熟る】
[動ラ五(四)]《「入(い)る」と同語源》果実が熟する。「稲穂に実が—・る」
いる【沃る】
[動ヤ上一]水などを注ぐ。かける。浴びせる。「僧は腰に湯をいさせて」〈今昔・二〇・二〉
いる【居る】
[動ア上一][文][ワ上一]《じっと動かないでいる、低い姿勢で静かにしているのをいうのが原義で、「立つ」に対する語...
いる【射る】
[動ア上一][文][ヤ上一] 1 矢を弓につがえて放つ。「弓をいる」 2 矢や弾丸を目的物に当てる。「的をいる」 ...
いる【率る/将る】
[動ワ上一] 1 人を連れて行く。ひきいる。「従者(ともびと)としてゐて往きき」〈記・上〉 2 物を身に携えて行く...
いる【鋳る】
[動ア上一][文][ヤ上一]溶かした金属を鋳型に流し込んで器物をつくる。鋳造する。「鐘をいる」
い‐るい【衣類】
着るもの。着物。衣服。
い‐るい【異類】
1 種類・種族の異なったもの。 2 人間でないもの。鳥・獣・化け物など。
い‐るい【彙類】
1 たぐい。同類。 2 分類。
いるいこんいん‐たん【異類婚姻譚】
伝説・民話で、人と異類2との婚姻を主題とするもの。蛇婿入りや鶴女房など。
イル‐オ‐セルフ
モーリシャス東岸沖に浮かぶ島。本島の港町トゥル‐ド‐ドゥスとボートで結ばれる。無人島であるため宿泊施設はない。白い...
いるか【海豚】
クジラ目の哺乳類のうち、小形のハクジラ類の総称。体長1〜5メートル、体形は紡錘状、口の先がくちばし状で、背びれのあ...
いるか‐ざ【海豚座】
北天の星座の一。白鳥座の南、鷲(わし)座の東にある小星座で、9月下旬の午後8時ごろに南中する。学名 (ラテン)De...
いるか‐じま【イルカ島】
三重県東部、鳥羽市にある日向(ひなた)島の通称。島全体が遊園地となっており、イルカやアシカのショーが行われている。...
いるかせ【忽せ】
[形動ナリ]おろそかなさま。いい加減であるさま。ゆるがせ。「何ぞ僧を—にせんや」〈今昔・一七・一一〉
イル‐カーブ
⇒エル‐カブ
イルクーツク
ロシア連邦中部の都市。イルクーツク州の州都。バイカル湖の南西約70キロメートル、アンガラ川とイルクート川の合流点に...
イルクーツク‐せいめい【イルクーツク声明】
平成13年(2001)3月にイルクーツクで日本の総理大臣森喜朗とロシア大統領プーチンが会談した後に署名した文書。昭...
イル‐ゴティコ
イタリア北東部、エミリアロマーニャ州の都市ピアチェンツァにある旧市庁舎の通称。イタリア語で「ゴシックの館」を意味す...
いる‐さ【入るさ】
《「さ」は接尾語》月などのはいる時、または、はいる方角。いりがた。多くは歌枕「いるさの山」にかけて用いる。「夕月夜...
いるさ‐の‐やま【入佐山】
兵庫県北部、豊岡市出石(いずし)地区にある此隅山といわれるが不詳。いるさやま。[歌枕]→入るさ
い‐るす【居留守】
家にいながら、不在をよそおうこと。「—を使う」
イルティッシュごうのきたひ【イルティッシュ号の来た日】
難波利三の小説。昭和49年(1974)、「別冊文芸春秋」誌に発表。日露戦争中、ロシアのバルチック艦隊の艦船イルティ...
イル‐デ‐パン
ニューカレドニア島南東岸にある島。首都ヌーメアの南東約100キロメートルに位置し、周囲をサンゴ礁に囲まれる。19世...
イル‐トロバトーレ
ベルディ作曲のイタリア語によるオペラ。全4幕。1853年初演。スペインの劇作家グティエレスの戯曲「エル‐トロバドー...
イル‐ド‐フランス
フランス中北部、パリを中心とした地方(レジオン)。パリを囲む近郊3県と外縁部4県からなる同国の政治・経済の中心で、...
イル‐ド‐レー
⇒レー島
イル‐ハンこく【イルハン国】
モンゴル帝国の四ハン国の一。1258年、チンギス=ハンの孫フラグがアッバース朝を倒し、イランの地を中心に建国。都は...
イルビド
ヨルダン北西部の都市。首都アンマンの北西約90キロメートル、シリア、イスラエルとの国境近くに位置する。同国第3の都...
イルビル
⇒アルビール
いるま【入間】
埼玉県南部の市。日光への脇道の宿場町として発展。狭山(さやま)茶の産地。人口15.0万(2010)。
いるま‐がわ【入間川】
埼玉県南部を流れる川。秩父山地妻坂峠付近に源を発し、川越市で荒川に合流。長さ65キロ。上流部は名栗(なぐり)川とも...
いるま‐ことば【入間詞】
言葉の順序を逆に言ったり、反対の意味の言葉を言ったりすること。「花の雲」を「雲の花」、「深し」を「浅し」というなど...
いるま‐し【入間市】
⇒入間
いるま‐よう【入間様】
「入間詞(ことば)」に同じ。
イルマン
《兄弟・神弟の意》キリシタン用語。宣教師の称号の一。助修士。平修道士。イルマンが司祭職に叙階されるとパードレ(伴天...
イルミナント
光源。発光体。
イルミネーション
色とりどりの電灯をつけて飾ること。電飾。電光飾。
イルミネーション‐サイネージ
発光ダイオード(LED)や蛍光表示管(VFD)などの自発光素子を多数配列し、文字や絵などを表示する装置。電飾看板。
イルミネート
[名](スル)照らすこと。照明すること。イルミネーションを施すこと。
イルメナウ
ドイツ中部、チューリンゲン州の都市。チューリンガーワルト山地から流れ出るイルム川沿いに位置する。18世紀半ば以降、...
イルリガートル
輸血・膣(ちつ)洗浄・浣腸(かんちょう)などに用いる医療器具。
イルリサット
《グリーンランド語で「氷の山」の意》デンマーク領グリーンランド西岸中部、北極圏内の町。18世紀にデンマーク人商人が...
イルリサット‐アイスフィヨルド
《イルリサットは氷山の意》デンマーク領グリーンランド西海岸にある町、イルリサットの氷河とフィヨルド。総面積4024...
イル‐レ‐パストーレ
⇒羊飼いの王様
入(い)るを量(はか)りて出(い)ずるを為(な)す
《「礼記」王制から》収入の額を計算し、それに応じた支出を行う。