いん‐し【院司】
《「いんじ」とも》上皇・法皇・女院の庁で事務を執った職員。いんのつかさ。
いん‐し【隠士】
《「いんじ」とも》俗世を離れて静かな生活をしている人。隠者。
いん‐じ【印地】
1 川原などで、二手に分かれて小石を投げ合い勝負を争う遊び。鎌倉時代に盛んで、多くの死傷者が出て禁止されたこともあ...
いん‐じ【印字】
[名](スル) 1 タイプライターやパソコンのプリンターなどで、紙などに文字や符号を打ち出すこと。また、その文字や...
いん‐じ【印璽】
天皇の印(御璽)と日本国の印(国璽)のこと。
いん‐じ【因地】
「因位(いんい)」に同じ。
いん‐じ【婬姒】
《「姒」は、あによめの意》遊女。「—の平生(へいぜい)清らを見するは渡世のためなり」〈浮・永代蔵・一〉
いん‐じ【淫事】
みだらなこと。主に、男女の交合。
いん‐じ【隠事/陰事】
秘密にしておくべきこと。かくしごと。秘事。
いん‐じ【韻字】
1 漢詩文で、句末で韻を踏んでいる字。 2 連歌・俳諧で、句末を結ぶ言葉。→留め
いん‐じ【韻事】
詩文を作るなどの風流な遊び。
いん‐じ【往んじ】
《「い(往)にし」の音変化》 [名]過ぎ去った時。過去。往時。むかし。「—をとがめずと申す事候へば」〈太平記・三八...
インジアナ
⇒インディアナ
インディアナ
米国北東部の州。州都はインディアナポリス。大豆・トウモロコシなどを産し、鉄鋼業も盛ん。インジアナ。→アメリカ合衆国...
いんじ‐うち【印地打ち】
「印地1」に同じ。
インジウム
硼素族元素の一。単体は銀白色のやわらかい金属で、酸に溶けるがアルカリには溶けない。半導体材料・合金・めっきなどに使...
インジウム‐りん【インジウム燐】
インジウムとリンよりなるⅢ-Ⅴ族化合物半導体。他のⅢ-Ⅴ族半導体より熱伝導率が大きく、電子のドリフト速度が大きいの...
インジェカヤ‐すいどうきょう【インジェカヤ水道橋】
《İncekaya Su Kemeri》トルコ北部の小都市サフランボルの北約6キロメートルに位置する石造の水道橋。...
インジェクション
1 注入。注射。 2 《fuel injectionの略》自動車用ガソリンエンジンの燃料噴射。従来の霧吹きの原理で...
インジェクションかこう‐にく【インジェクション加工肉】
《injection は、注射・注入の意》食肉に脂肪・調味料・食品添加物などを混合した液体を注入し、肉質や風味を変...
インジェクション‐こうげき【インジェクション攻撃】
《injection attack》不正アクセスの一種。ウェブアプリケーションなどのソフトウエアに対し、外部から不...
インジェクション‐モールディング
⇒射出成型
インジェクション‐モールド
⇒射出成型
インジェクター
1 注射器。注入器。 2 燃料噴射装置。また、ボイラーの給水用噴流装置。
インジェニエールディーエフ‐バウダヘマール【Ir.D.F.バウダヘマール】
《Ir. D.F. Woudagemaal》⇒ディーエフバウダ蒸気揚水場
いんじ‐き【印字機】
タイプライター・プリンターや、テレプリンターの受信機など、機械的な方法によって文字や符号を印字する機器。
インジケーター
《「インディケーター」とも》 1 計数表示をする機器。指示器。 2 内燃機関のシリンダー内のガス圧力を測定・指示す...
インジゴ
《「インディゴ」とも》青色の染料。藍(あい)から採取したが、現在は主にコールタール類から合成される。藍。青藍(せい...
インジゴ‐カルミン
青色の酸性染料。インジゴと濃硫酸を加熱して得られる。合成着色料の青色2号の名で知られるほか、酸化還元指示薬、腎機能...
インジゴ‐カーマイン
⇒インジゴカルミン
インジゴ‐カーミン
⇒インジゴカルミン
インジゴ‐ブルー
「インジゴ」に同じ。
いんじ‐ひりつ【印字比率】
⇒印字率
いんじ‐みつど【印字密度】
プリンターや複写機などで、単位長さ当たりに印刷できるドット数。1インチ当たりの場合はdpi、1ミリメートル当たりの...
いん‐じゃ【隠者】
俗世との交わりを避けて、ひっそりと隠れ住む人。隠遁者。隠士。
いんじゃ‐ぶんがく【隠者文学】
中世における隠者や僧侶による和歌・日記・随筆などの自照的な文学。西行・鴨長明・兼好らが代表的作家。中古の能因、近世...
インジャリー‐タイム
《インジュリータイムとも》スポーツ試合で、選手の負傷による中断時間。→ロスタイム2
いん‐じゅ【印呪】
密教で、印を結び、真言(しんごん)を唱えること。
いん‐じゅ【印綬】
古代中国で、官吏がその身分や地位を示すしるしとして天子から賜った、印およびそれを下げるための組み紐(ひも)。
いん‐じゅ【院主】
1 寺院の住職。住持。 2 禅宗で、監寺(かんす)の旧称。
いん‐じゅ【陰樹】
幼樹のころに日陰でも生育できる樹木。ブナ・シイ・カシなど。→陽樹
いん‐じゅう【淫縦】
みだらで、勝手気ままなこと。はなはだしくほしいままにすること。
いんじゅう【陰獣】
江戸川乱歩の中編推理小説。昭和3年(1928)「新青年」誌に発表。約1年2か月の断筆を経て書かれた復帰作。
いんじゅうトリステサ【陰獣トリステサ】
橘外男の小説。昭和51年(1976)刊行の作品集「青白き裸女群像」に収録。獣姦を主題とした伝奇小説。
インジュリー‐タイム
⇒インジャリータイム
印綬(いんじゅ)を帯(お)・びる
官職につく。
印綬(いんじゅ)を解(と)・く
官職をはなれる。
いん‐じゅん【因循】
[名・形動](スル) 1 古い習慣や方法などに従うばかりで、それを一向に改めようとしないこと。また、そのさま。「—...
いんじゅん‐こそく【因循姑息】
[名・形動]古い習慣に頼って、その場をしのごうとすること。また、そのさま。「—な手段」 [補説]明治文明開化期の流...
いん‐じょ【淫女】
1 好色な女。みだらな女。 2 遊女。