うん【温】
⇒おん
うん【云】
[人名用漢字] [音]ウン(呉)(漢) [訓]いう いう。いわく。「云為(うんい)・云云(うんぬん)」 [名のり]...
うん【】
[音]ウン(呉)(漢) 1 香草の名。ヘンルーダ。「香」 2 昔、1を本にはさんで防虫に用いたところから、書籍のこ...
うん【運】
[音]ウン(呉)(漢) [訓]はこぶ めぐる めぐらす [学習漢字]3年 1 定まったとおりにめぐり行く。「運行・...
うん【雲】
[音]ウン(呉)(漢) [訓]くも [学習漢字]2年 〈ウン〉 1 くも。「雲海・雲散・雲集/暗雲・暁雲・巻雲(け...
うん【暈】
[音]ウン(呉)(漢) [訓]かさ ぼかす 1 日や月の周りにできる薄い光の輪。かさ。「月暈・日暈」 2 めまい。...
うん【蘊】
[音]ウン(呉)(漢) 1 積みたくわえる。「蘊蓄/余蘊」 2 物事の奥底。「蘊奥(うんおう・うんのう)」 3 人...
うん
その数が不明であるか、またはわざと示さない場合に代わりに用いる語。「—万円」「二十—歳」
うん【吽】
梵語の最終の字音hūṃの音写。→阿吽(あうん)
うん【運】
1 人の身の上にめぐりくる幸・不幸を支配する、人間の意志を超越したはたらき。天命。運命。「—が悪い」 2 よいめぐ...
うん【暈】
太陽や月などの周囲に見える、輪状の光。かさ。
うん【運】
芥川竜之介の短編小説。大正6年(1917)1月、雑誌「文章世界」に発表。「今昔物語集」に取材した、王朝ものの作品の...
うん
[感] 1 相手の言ったことに同意するときなどに発する声。親しい人に対して用い、「はい」「ええ」よりも丁寧さが低い...
うん‐い【云為】
[名](スル) 1 言ったり、したりすること。言葉と行為。言行。「真似の巧みな事というのは、宛(あたか)も其人が其...
うん‐う【雲雨】
1 雲と雨。 2 《「呉志」周瑜伝による。竜は雲や雨に乗じて昇天するとされるところから》大事業を起こす機会。「—に...
うん‐うん
[感]相手の言うことに同意して、繰り返しうなずくときに発する声。「—とあいづちを打つ」 [副]苦しんだり力んだりし...
うん‐えい【運営】
[名](スル)団体などの機能を発揮させることができるように、組織をまとめて動かしていくこと。また、動かしている主体...
うん‐えい【雲影】
雲の姿。曇らせるもののたとえにもいう。「西の空に—を見る」「心を—が覆う」
うん‐えい【雲翳】
雲で空が曇ること。空のかげり。曇り。
うん‐えん【雲煙/雲烟】
1 雲と煙。または、煙のように薄くたなびく雲。転じて、雲と霞(かすみ)。 2 《杜甫「飲中八仙歌」から》書画の墨色...
うんえん‐かがん【雲煙過眼】
《蘇軾「宝絵堂記」から》雲や煙がたちまち過ぎ去ってしまうように、物事を長く心に留めないこと。物事に執着しないこと。
うんえん‐ひどう【雲煙飛動】
1 雲や霞が空をすばやく飛んで行くこと。 2 筆跡が生き生きとして勢いのあること。
うん‐おう【暈滃】
《連声(れんじょう)で「うんのう」とも》 1 ぼかし。 2 「暈滃式」の略。
うん‐おう【蘊奥】
《連声(れんじょう)で「うんのう」とも》学問・技芸などの最も奥深いところ。奥義。極意。「芸の—を究める」
うんおう‐しき【暈滃式】
地図の描き方の一。等高線に対して直角に引くけばの太さや長さを変えて起伏の感じを表す方法。急傾斜の所ほど線は太く短く...
うんか【浮塵子/白蝋虫】
半翅(はんし)目ウンカ科の昆虫の総称。形はセミに似る。繁殖力が強く、稲などの茎や葉から液を吸って枯死させる害虫。ヒ...
うん‐か【雲霞】
1 雲と霞(かすみ)。 2 大ぜいの人が群がり集まるたとえ。「—のごとく押し寄せる」
うん‐かい【雲海】
1 高山の山頂や飛行機から見下ろしたときに、一面に広がって海のように見える雲の上面。《季 夏》「—や太き幹ほど濡れ...
うんかいのうえのたびびと【雲海の上の旅人】
《原題、(ドイツ)Der Wanderer über dem Nebelmeer》フリードリヒの絵画。カンバスに油...
うん‐かく【閣】
1 《「(うん)」は香草の名》書物をしまっておく建物。書庫。台(うんだい)。 2 内御書所(うちのごしょどころ)のこと。
うん‐かく【惲格】
⇒惲寿平(うんじゅへい)
うん‐かく【雲角】
箏(そう)の部分の名。本体上面の両端にあって弦を支える駒のうち、演奏する所に遠いほうのもの。→竜角(りゅうかく)
うん‐かく【雲客】
平安中期以後、清涼殿に昇ることを許された者。堂上方(どうじょうがた)・殿上人(てんじょうびと)を総称する。雲の上人...
うん‐かく【雲鶴】
1 雲と鶴(つる)とを組み合わせた文様。位袍(いほう)に多く用いられ、親王および太閤の所用とされた。 2 高麗(こ...
うん‐かく【雲核】
雲粒の核となる微粒子。大気中に浮遊する微粒子(エーロゾル)のうち、吸湿性があるものが雲核として働き、そのまわりに水...
うん‐かん【雲漢】
1 天(あま)の川。銀河。 2 大空。
うん‐が【運河】
給排水、灌漑(かんがい)、船舶の航行などのために、陸地を掘り開いてつくった人工の水路。
うん‐がい【雲外】
雲の外。また、空のはるか遠い所。雲上。「機影が—に消える」
うんがい‐そうてん【雲外蒼天】
雨雲の上には青空が広がっている。今ある苦難もやがて去って良いことがあるだろうというたとえ。
ウンガレッティ
[1888〜1970]イタリアの詩人。エジプトの生まれ。純粋詩から出発。第一次大戦後に、エルメティズモの代表的詩人...
うんがん‐じ【雲巌寺】
栃木県大田原市にある臨済宗妙心寺派の寺。開創は大治年間(1126〜1131)と伝えられるが、未詳。高峰顕日(こうほ...
うん‐き【温気】
暑さ。特に、蒸し暑さ。「生暖い人込の—」〈荷風・すみだ川〉
うん‐き【運気】
自然界の現象に現れる人間の運勢。天地・人体を貫いて存在するとされた五運と六気。人間の脈にも現れるとして漢方医に重視...
うん‐き【雲気】
1 雲。また、雲の動き。 2 空中に立ち上る異様の気。昔、天文家や兵術家が天候・吉凶などを判断する根拠にしたもの。...
うんき‐もん【雲気文】
中国で、戦国・漢時代にみられる文様。空中に充満する気を表すC字形と弧線の連続した図案。流気文。
うん‐きゃく【運脚】
奈良・平安時代、租税である庸・調を徒歩で都まで運んだ農民。脚夫。
うん‐きゃく【雲脚】
1 雲が流れ動くこと。また、その速さ。くもあし。 2 垂れ下がったように見える雲。くもあし。 3 粗悪な抹茶。点茶...
うんきゃく‐だい【雲脚台】
折敷(おしき)の四隅に雲形の脚をつけた白木の台。宮中・院中へのささげ物をのせたが、現在は儀式・祭典用として幣帛料(...
うん‐きゅう【運休】
[名](スル)《「運転休止」「運行休止」「運航休止」の略》交通機関が運転や運行を休止すること。
うん‐きゅう【雲級】
雲の高さや形による世界共通の分類。巻雲(けんうん)・巻積雲・巻層雲・高積雲・高層雲・乱層雲・層積雲・層雲・積雲・積...