え‐ほう【依報】
仏語。過去の業(ごう)の報いとして受ける、心身のよりどころとしての国土などの環境。⇔正報(しょうほう)。
え‐ほう【恵方/吉方】
その年の十干(じっかん)によって定められる、最もよいとされる方角。その方向に歳徳神(としとくじん)がいるとされる。...
えほう‐がみ【恵方神】
「歳徳神(としとくじん)」に同じ。
えほう‐だな【恵方棚】
「歳徳棚(としとくだな)」に同じ。
えほう‐まいり【恵方参り】
元旦に恵方にあたる社寺に参詣して、その年の幸福を祈ること。恵方詣で。《季 新年》「めでたさや—の酔ひ戻り/秋桜子」
えほう‐まき【恵方巻(き)/吉方巻(き)】
節分の日に、その年の恵方を向いて食べる太巻き寿司。心の内に願い事をしながら黙って食べると願い事がかなうという。 [...
エホバ
⇒ヤーウェ
え‐ほん【会本】
仏教関係の書物で、本文とは別に作られた注釈書の各部分を、本文と対照させて1冊にしたもの。
え‐ほん【絵本】
1 絵を主にした子供向きの本。 2 江戸時代、絵を主にした通俗的な本。絵草紙。 3 絵をかくための手本。絵手本(え...
えほん【絵本】
田宮虎彦の短編小説。昭和25年(1950)「世界」誌に発表。同作を表題作とする作品集は翌昭和26年(1951)刊行...
えほんたいこうき【絵本太功記】
浄瑠璃。時代物。13段。近松柳・近松湖水軒・近松千葉軒の合作。寛政11年(1799)初演。「絵本太閤記」などをもと...
えほんたいこうき【絵本太閤記】
読本。7編84冊。寛政9〜享和2年(1797〜1802)刊。武内確斎著とされ、岡田玉山画。豊臣秀吉の一代記。太閤記...
えほんつれづれぐさ【絵本徒然草】
橋本治の文、田中靖夫の絵による絵本。平成2年(1990)刊行。兼好の「徒然草」を独特の口語体で訳した作品。
えほん‐ばんづけ【絵本番付】
芝居番付の一。序幕から大詰めまでの場面を描き、主な役名・役者名などを書き入れた小冊子。寛保(1741〜1744)ご...