おう‐こ【往古】
《古くは「おうご」》過ぎ去った昔。大昔。往昔(おうせき)。「—はイザ知らず、凡(およ)そ五世以降」〈福沢・福翁自伝〉
おう‐こ【枉顧】
まげて顧みること。相手の来訪を敬っていう語。枉駕(おうが)。
おうご【朸】
《「おうこ」とも》物を担う棒。てんびん棒。和歌では多く「会ふ期(ご)」に掛けて用いる。「人恋ふることを重荷とになひ...
おう‐こう【王公】
王と諸公。また、身分の高い人。
おう‐こう【王后】
きさき。皇后。
おう‐こう【王侯】
王と諸侯。
おう‐こう【往航】
目的地に行くときの運航。往路の航海や飛行。⇔復航。
おう‐こう【横行】
[名](スル) 1 自由気ままに歩きまわること。「やくざが街を—する」 2 悪事がしきりに行われること。ほしいまま...
おうこう‐かっぽ【横行闊歩】
[名](スル)自由気ままに大手を振って歩くこと。また、ほしいままに振る舞うこと。「天下の大道を—する」
おうこう‐けっちょう【横行結腸】
大腸の主要部分である結腸の一部。腹部の右側にある上行結腸の上部と、左側にある下行結腸の上部とをつなぐ部分。胃の下側...
王侯(おうこう)将相(しょうしょう)寧(いずく)んぞ種(しゅ)あらんや
《「史記」陳渉世家から》王侯や将軍・宰相となるのは、家柄や血統によらず、自分自身の才能や努力による。
おうこう‐ぞく【王公族】
王族と公族。韓国併合後、旧韓国皇帝の一族とその子孫に与えられた称号。日本国憲法施行により廃止。→王族 →公族
王侯(おうこう)に事(つか)えずその事(こと)を高尚(こうしょう)にす
《「易経」蠱卦から》仕官を求めず、閑居して志を高潔にし、世間の俗事から離れ、孤高を守った生活をする。
おう‐こく【王国】
1 王を主権者とする国。「デンマーク—」 2 その物事が非常な勢力をもって栄えている組織・地域をたとえていう。「野球—」
おう‐こく【横谷】
山脈を直角に横切る谷。一般に峡谷をなすことが多い。⇔縦谷(じゅうこく)。
おう‐こく【鶯谷】
《「詩経」小雅・伐木から》鶯(うぐいす)が谷にいること。また、鶯のすむ谷。転じて、世の中にまだ名も知られず出世もし...
おう‐こくい【王国維】
[1877〜1927]中国、近代の歴史学者。海寧(浙江省)の人。字(あざな)は静安。号は観堂。西欧の哲学を学び、そ...