おう‐じ【王子】
1 王の息子。⇔王女。 2 親王宣下のない皇族の男子。 3 大切に思う男性。大事にされている男児。「我が家の—」 ...
おうじ【王子】
東京都北区中部の地名。日本の製紙工業発祥の地。王子神社(王子権現)、落語「王子の狐」の舞台となった王子稲荷神社があ...
おう‐じ【王地】
「王土(おうど)」に同じ。
おう‐じ【王事】
王・王室に関する事柄。
おう‐じ【往事】
過ぎ去った事柄。昔のこと。「—を思い起こす」
おう‐じ【往時】
過ぎ去った時。以前。「母校を訪ねて—をしのぶ」
おう‐じ【押字】
⇒花押(かおう)
おう‐じ【皇子】
皇帝・天皇の息子。みこ。⇔皇女(おうじょ)。
おう‐じ【欧字】
ヨーロッパ諸国の言語を書き表す文字。「—新聞」
おうじ‐が‐たけ【王子が岳】
岡山県南部、児島半島南東部の倉敷市と玉野市の境にある山。標高235メートル。花崗(かこう)岩の巨岩・奇岩が重なり、...
おうじ‐さま【王子様】
王子を敬っていう語。
おうじ‐しょうしょ【王璽尚書】
⇒国璽尚書
おう‐じつ【往日】
過ぎ去った日。昔日。「—を顧みる」
おうじつ‐せい【横日性】
植物の葉の生長の際にみられる、光に対して直角になるように屈曲する性質。傾斜日光屈性。おうにちせい。
おうじ‐どうぶつえん【王子動物園】
神戸市灘区にある市立の動物園。昭和26年(1951)開園。園内に国の重要文化財である旧ハンター住宅がある。神戸市立...
おう‐じびん【王時敏】
[1592〜1680]中国、明末・清初の画家。太倉(江蘇省)の人。字(あざな)は遜之(そんし)。号は烟客(えんかく...
王事(おうじ)盬(もろ)きことなし
《「詩経」唐風・鴇羽から》王室の関与することは堅固であって敗れることはないということ。また、王の事業は堅固でなけれ...
おう‐じゃ【王者】
《「おうしゃ」とも》 1 王である人。王。 2 同類のもののうち最も実力のある者。「—の貫禄を見せる」 3 王道で...
おう‐じゃ【王蛇】
ニシキヘビの別名。おうだ。
おう‐じゃく【応迹】
《「おうしゃく」とも》仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が世の人の素質に応じて仮に現した姿、体。
おう‐じゃく【尩弱/尫弱】
[名・形動タリ] 1 体力・気力などが弱々しいこと。また、そのさま。柔弱。「—たる弓を敵のとりもて」〈平家・一一〉...
おう‐じゃく【往昔】
「おうせき(往昔)」に同じ。〈字類抄〉
おう‐じゅ【応需】
要求に応じること。「入院—」
おう‐じゅ【横竪】
1 よことたて。 2 空間と時間。 3 仏語。他力と自力。
おう‐じゅう【王充】
[27〜97ころ]中国、後漢の思想家。会稽上虞(じょうぐ)(浙江省)の人。字(あざな)は仲任(ちゅうじん)。「論衡...
おう‐じゅう【王戎】
[234〜305]中国、晋代の隠士。琅邪臨沂(ろうやりんき)(山東省)の人。字(あざな)は濬沖(しゅんちゅう)。竹...
おう‐じゅく【黄熟】
[名](スル)草木の実、特に稲・麦などの穂が熟して黄色くなること。こうじゅく。「稲が—する」
おうじゅ‐ほうしょう【黄綬褒章】
業務に精励し、他の人の模範となる者に授与される褒章。昭和30年(1955)制定。綬(リボン)は黄色。
おう‐じょ【王女】
王の娘。⇔王子。
おう‐じょ【皇女】
皇帝・天皇の娘。ひめみこ。こうじょ。⇔皇子(おうじ)。
おう‐じょう【王城】
帝王の居住する城。王宮。また、その所在地。
おう‐じょう【圧状】
1 脅しつけて強制的に書かせた文書。「乞素(こっそ)—と申して政道にも用ひず」〈盛衰記・二三〉 2 無理に押しつけ...
おう‐じょう【往生】
[名](スル) 1 仏語。現世を去って仏の浄土に生まれること。特に、極楽浄土に往(い)って生まれ変わること。 2 ...
おうじょう【皇麞】
雅楽の舞曲。唐楽。平調(ひょうじょう)で新楽の大曲。舞は現在伝わっていない。
おうじょう‐ぎわ【往生際】
1 死に際。 2 ついにあきらめなければならなくなった時の態度や決断力。「—が悪い」
おうじょう‐こう【往生講】
極楽往生を願って阿弥陀仏を念ずる仏事。
おうじょうごくらく‐いん【往生極楽院】
京都市左京区にある三千院の本堂。
おうじょう‐ずくめ【往生尽くめ】
不本意なことを強制的に承諾させること。「遺言だと云うのを楯に取って—にして貰った」〈柳浪・骨ぬすみ〉
おうじょう‐でん【往生伝】
極楽浄土に往生した人々の伝記を集めた書物。「日本往生極楽記」「続本朝往生伝」など。
おうじょうようしゅう【往生要集】
仏教書。3巻。源信著。寛和元年(985)成立。諸経論中より往生の要文を抜粋し、往生浄土の道を説いたもの。日本の浄土...
おうじょのにわで【王女の庭で】
《原題、(フランス)Au jardin de l'Infante》フランスの詩人サマンの処女詩集。1893年刊行。
おう・じる【応じる】
[動ザ上一]「おうずる」(サ変)の上一段化。
王事(おうじ)を以(もっ)て家事(かじ)を辞(じ)す
《「春秋公羊伝」哀公三年から》臣下たるものは、帝王の事のためには、個人の家の事は捨てて尽くすべきであるということ。
おう‐じん【応身】
《(梵)nirmāṇa-kāyaの訳語》仏の三身の一。世の人を救うため、それぞれの素質に応じてこの世に姿を現した仏...
おう‐じん【横陣】
横に並んだ陣形。艦隊の隊形にもいう。⇔縦陣。
おうじん‐てんのう【応神天皇】
記紀で、第15代の天皇。仲哀天皇の第4皇子。名は誉田別(ほんたわけ)。母は神功皇后とされる。この時期に大和朝廷の勢...
おうじんてんのう‐りょう【応神天皇陵】
⇒応神陵古墳
おうじんてんのうりょう‐こふん【応神天皇陵古墳】
⇒応神陵古墳
おうじんりょう‐こふん【応神陵古墳】
大阪府羽曳野(はびきの)市誉田(こんだ)にある、応神天皇陵と伝える5世紀の古墳。古市古墳群を構成する日本最大級の前...