オドアケル
[433ころ〜493]ゲルマン人の傭兵(ようへい)隊長。476年、皇帝を廃位して西ローマ帝国を滅ぼしイタリア王とな...
オドエフスキー
[1803〜1869]ロシアの作家・音楽批評家。哲学者のシェリングやドイツ‐ロマン派の影響を受けて哲学的小説を書き...
おど‐おど
[副](スル)《「おずおず」(おづおづ)の音変化》緊張・不安や恐怖心で落ち着かないさま。「人前ではいつも—している」
おどかし【脅かし/嚇かし】
脅かすこと。おどし。「口先だけの—」
おどか・す【脅かす/嚇かす】
[動サ五(四)] 1 怖がらせる。脅迫する。おどす。「有り金全部置いていけと—・す」 2 びっくりさせる。驚かす。...
お‐どき【男時】
好運に恵まれているとき。運のついているとき。→女時(めどき)「一切の勝負に、定めて、一方色めきて、よき時分になるこ...
おどきめどき【男どき女どき】
向田邦子の小説集。昭和57年(1982)刊行。前年に航空機事故により急逝した著者の遺作となった作品集で、「小説新潮...
お‐どく【汚毒】
[名](スル)けがれや毒になるもの。また、毒物などで、水や空気をよごすこと。
おど・く
[動カ下二]《「おおどく」の音変化》おっとりしている。「何事にもあるに従ひて、心を立つる方もなく、—・けたる人こそ...
おどけ【戯け】
おどけること。しゃれ。こっけい。冗談。「—を言う」
おどけ‐え【戯け絵】
おどけたところのある絵。ざれ絵。
おどけ‐ぐち【戯け口】
おどけた口の利き方。冗談。
おどけ‐しばい【戯け芝居】
おどけたしぐさをする芝居。俄(にわか)狂言・茶番狂言など。
おどけ‐ばなし【戯け話】
こっけいな話。
おどけ‐もの【戯け者】
1 わざとおどけたりこっけいなことをする人。ひょうきんもの。 2 ばかげたことをする人。たわけもの。
おど・ける【戯ける】
[動カ下一]こっけいなことを言ったり、したりする。ふざける。「大勢を前に—・けてみせる」
おどし【威/縅】
鎧(よろい)の札(さね)を革や糸で結び合わせること。また、その革や糸。 [補説]「縅」は国字。
おどし【脅し/威し/嚇し】
1 おどすこと。脅迫。恐喝。「—をかける」「—がきく」 2 田畑に来る鳥獣をおどすもの。案山子(かかし)など。
おどし‐げ【威毛】
鎧(よろい)の札(さね)をおどした糸や革。毛。→威
おどし‐つ・ける【脅し付ける】
[動カ下一][文]おどしつ・く[カ下二]ひどくおどす。「大声で—・ける」
おどし‐てっぽう【威し鉄砲】
鳥獣などをおどして追い払うための空砲。威し銃。
おどし‐と・る【脅し取る】
[動ラ五(四)]脅迫して人から物を取る。「金を—・る」
おどし‐もんく【脅し文句】
人をこわがらせる言葉。「—を並べる」
お‐どしゃ【御土砂】
密教で行う土砂加持(どしゃかじ)に用いる、洗い清めた白砂。おどさ。
御土砂(おどしゃ)を掛(か)・ける
《御土砂を掛けると、硬直した死体も和らぐというところから》お世辞を言うなどして相手の心を和らげる。おべっかを使う。...
おど・す【脅す/威す/嚇す】
[動サ五(四)] 1 相手を恐れさせる。脅迫する。おどかす。「—・して金を取る」 2 びっくりさせる。驚かす。「ね...
おど・す【威す/縅す】
[動サ五(四)]《「緒通す」の意》鎧(よろい)の札(さね)を糸または革でつづり合わせる。「黒糸で—・した鎧」 [補...
おと‐ぼね【音骨】
《「おどぼね」とも》 1 音声を卑しめていう語。「—立つるな、女め」〈浄・油地獄〉 2 音声を出す口・のどを卑しめ...
おどみ【澱み】
「よどみ」に同じ。「赤さびの浮いたすみっこの—には」〈中勘助・銀の匙〉
おど・む【澱む】
[動マ五(四)]「よどむ」に同じ。「碧黒く—・んだ水には」〈秋声・足迹〉
お‐どめ【緒止め/緒留め】
「緒締(おじ)め」に同じ。
オドメーター
自動車の走行距離を記録する器械。走行距離計。走行計。
おどもり
1 滞ること。また、そのもの。累積した結果。「年々の湿気の—出まして」〈浮・禁短気・三〉 2 水たまり。「どぶでも...
おど‐やき【尾戸焼】
土佐藩主山内家の御用窯から産した陶器。承応2年(1653)大坂の陶工久野正伯が招かれて高知の小津(おど)に窯を開い...
おどら・す【踊らす】
[動サ五(四)] 1 踊るようにさせる。「黒田節を—・す」 2 人を操って、自分の思いどおりにさせる。「きっとだれ...
おどら・す【躍らす】
[動サ五(四)] 1 飛び跳ねるようにさせる。「馬体を—・す」 2 (「胸をおどらす」「心をおどらす」などの形で)...
おどり【踊り/躍り】
《跳ね上がること、飛び跳ねることが原義》 1 (踊り)音楽などに合わせて踊ること。また、その動作。舞踏。舞踊。ダン...
おどり‐あが・る【躍り上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 喜びや驚きなどで、その場で飛び上がる。「—・って喜ぶ」 2 高い所へ勢いよく飛び上がる。「壇...
おどり‐うた【踊り歌】
民謡の一。盆踊り・雨乞(あまご)い踊りなどの踊りに伴ってうたわれる歌。また、広く、踊りのときにうたわれる歌。《季 秋》
おどり‐おび【踊り帯】
踊り衣装に用いられる帯。鏡仕立てが多く両面が使用できる。
おどり‐かか・る【躍り掛(か)る/躍り懸(か)る】
[動ラ五(四)]激しい勢いで飛びかかる。「賊に—・って捕らえる」
おどり‐くどき【踊り口説き】
盆踊り歌としてうたわれる民謡で、歌詞が一連の物語になっているもの。八木節・江州音頭・河内音頭など。口説き節。くどき。
おどり‐くる・う【踊り狂う】
[動ワ五(ハ四)]夢中になって激しく踊る。「若者たちが—・う」
おどり‐ぐい【躍り食い】
エビ・シラウオなどを生きたまま食べること。
おどり‐こ【踊り子】
1 盆踊りなどで踊る少女。踊り手。《季 秋》「—よ翌(あす)は畠の草ぬかん/去来」 2 踊りを職業とする女性。ダン...
おどりこ‐そう【踊子草】
シソ科の多年草。山野のやや日陰に生え、高さ30〜50センチ。茎は四角柱で、節に長い毛がある。葉は卵形で対生する。4...
おどり‐ことば【踊り言葉/躍り言葉】
同音の語を重ねた言葉。「しとしと」「ぴかぴか」など。
おどりこ‐ほどう【踊子歩道】
静岡県伊豆市にあるハイキングコース。浄蓮(じょうれん)の滝から旧天城トンネルを抜け、湯ヶ野までのコース。杉の密林な...
おどり‐こ・む【躍り込む】
[動マ五(四)] 1 勢いよく飛び込む。「敵陣に—・む」 2 強盗に入る。「屋根から—・む衆ぢゃないか」〈滑・膝栗...
おどり‐じ【踊り地】
1 歌舞伎下座音楽の一。京阪の郭(くるわ)の場面に用いる三下(さんさが)りの合方。 2 歌舞伎舞踊やその伴奏の三味...