お‐め【御目】
1 他人を敬って、その目をいう語。「—に触れる」 2 相手を敬って、その眼力をいう語。「—が高い」
お‐めい【汚名】
悪い評判。不名誉な評判。「—を着せられる」「—をそそぐ」「—返上」 [補説]「汚名挽回(ばんかい)」「汚名を挽回す...
お‐めいく【御影供】
「御会式(おえしき)」に同じ。
お‐めいこう【御命講】
「御会式(おえしき)」に同じ。《季 秋》
おめい‐へんじょう【汚名返上】
新たな成果を挙げて、悪い評判をしりぞけること。→汚名[補説]
お‐めえ【御前】
[代]《「おまえ」の音変化》二人称の人代名詞。「おまえ」のぞんざいな言い方。
おめえっ‐ち【御前っち】
[代]《「おまえたち」の音変化》二人称の人代名詞。対等以下の相手に呼びかける語。
おめ‐おめ
[副]《動詞「怖(お)める」の連用形を重ねた語》恥ずべきことと知りながら、そのままでいるさま。また、恥とも思わない...
お‐めかし【御粧し】
[名](スル)化粧をしたり着飾ったりすること。おしゃれ。「—して出かける」
オメガ
1 〈Ω・ω〉ギリシャ文字の最後の字。 2 物事の最後。最尾。 3 〈Ω〉電気抵抗の単位オームの記号。 4 〈ω〉...
オメガ‐きょく【オメガ局/Ω局】
《omega station》オメガ航法のための送信局。世界に8局あり全地域をカバーしている。
オメガ‐こうほう【オメガ航法/Ω航法】
双曲線航法の一。地球上に8か所ある送信局から送られてくる超長波を受信し、その位相差を測定して船の位置を知る方法。オ...
オメガさん‐しぼうさん【ω-3脂肪酸】
《「ω-3系脂肪酸」とも》⇒n-3系脂肪酸
オメガ‐システム
《omega navigation systemから》⇒オメガ航法
お‐めがね【御眼鏡】
物の善悪・可否を見きわめる能力。「社長の—どおりの実力の持ち主」
御眼鏡(おめがね)に適(かな)・う
目上の人に評価される。お気に入る。「監督の—・った新人選手」 [補説]文化庁が発表した平成20年度「国語に関する世...
御目(おめ)が参(まい)・る
目上の人の目にかなう。気に入ってもらう。お目に入る。
オメガろく‐しぼうさん【ω-6脂肪酸】
《「ω-6系脂肪酸」とも》⇒n-6系脂肪酸
お‐め・く【喚く】
[動カ四]《「お」は擬声語、「めく」は接尾語》叫び声を上げる。わめく。「とってふせて—・かせよ」〈平家・二〉
お‐めぐり【御回り】
1 宮中で、夏の土用中に供えられた味噌煮の団子。 2 飯の菜、あるいは菜を盛る器をいう女房詞。 3 すりこ木をいう...
お‐めこ
「おまんこ」に同じ。
お‐めこぼし【御目溢し】
「目溢し」の尊敬語。「恐れながら—のほどを」
お‐めざ
《「おめざめ」の略》目を覚ますことの幼児語。また、子供が目覚めたときに与える菓子など。
お‐めし【御召(し)】
1 呼び寄せること、乗ること、着ることなどの意の尊敬語。「—にあずかる」「上着を—ですか」 2 お召し物。「早く—...
お‐めしかえ【御召(し)替え】
[名](スル)着かえること。また、着かえる物を、その動作の主を敬っていう語。
おめし‐ちりめん【御召縮緬】
《昔、貴人が着たところから》縮緬の上質のもの。縦横に練り糸を用い、横糸に強く縒(よ)りをかけて織った縮緬。縞(しま...
おめし‐もの【御召(し)物】
着る人を敬って、その着物をいう語。「—が汚れます」
おめし‐れっしゃ【御召(し)列車】
天皇・皇后・皇太子の専用列車。
おめず‐おくせず【怖めず臆せず】
[連語]気後れしないで。恐れないで。「—堂々と自分の意見を述べる」
お‐めだま【御目玉】
目上の人からしかられること。おしかり。「—を食う」「—を頂戴する」
お‐めつけ【御目付け】
《武家の役職の「目付」から》他人の行動を監督する役割。また、その人。
お‐めつけやく【御目付役】
「目付役」の美化語。「政党の—」
オメテペ‐とう【オメテペ島】
《Isla de Ometepe》ニカラグア南西部にあるニカラグア湖にある島。ナワトル語で「二つの山」を意味し、コ...
お‐めでた
めでたいことをいう尊敬語・美化語。結婚・妊娠・出産などにいう。「—が近い」
お‐めでた・い
[形][文]おめでた・し[ク] 1 「めでたい」の美化語。喜ばしい。 2 お人よしである。ばか正直である。また、楽...
おめでたきひと【お目出たき人】
武者小路実篤の小説。明治44年(1911)発表。理想実現のため一人の少女と結婚を願うが、結局は失恋する。その過程を...
おめでたくな・る
「死ぬ」を忌んでいう言葉。
おめでた‐こん【おめでた婚】
⇒できちゃった婚
おめで‐とう【御目出糖】
菓子の一。蒸した米を干して煎(い)り、食紅で着色した砂糖蜜をかけてかきまぜ、甘納豆をまぜたもの。赤飯の代用として、...
お‐めでとう
[感]《形容詞「おめでたい」の連用形「おめでたく」のウ音便》新年や、相手にめでたい出来事があったときに言うあいさつ...
お‐めどおり【御目通り】
[名](スル) 1 貴人にお目にかかること。拝謁。「—がかなう」「大統領に—する」 2 貴人の面前。「天晴(あっぱ...
御目(おめ)に入(い)・る
お気に入る。お目が参る。「—・ったら、そのまま御見参であらう」〈狂言記拾遺・文相撲〉
御目(おめ)に掛(か)か・る
1 「会う」の謙譲語。お会いする。「—・れて光栄です」 2 目上の人の目に留まる。「院、内の—・り、日本一番の名を...
御目(おめ)に掛(か)・ける
お見せする。ご覧に入れる。「—・けるほどのものではありません」
御目(おめ)に留(と)ま・る
目上の人に認められる。注目される。「勤勉さが社長の—・る」
お‐めみえ【御目見/御目見得】
[名](スル) 1 貴人や目上の人に会うこと。お目にかかること。「社長に—する」 2 新しくできたものなどが、初め...
おめみえ‐いか【御目見以下】
江戸時代、将軍直参(じきさん)の武士で、将軍に謁見する資格のない者。御家人がこれに相当する。→御目見以上
おめみえ‐いじょう【御目見以上】
江戸時代、将軍直参(じきさん)の武士で、将軍に謁見する資格のある者。旗本がこれに相当する。→御目見以下
おめみえ‐かせぎ【御目見得稼ぎ】
「御目見得泥棒」に同じ。
おめみえ‐きょうげん【御目見得狂言】
御目見得3のときに演じる芝居。