おん‐し【御師】
1 自分の師を敬っていう語。師の君(きみ)。 2 「おし(御師)1」に同じ。
おん‐し【音詩】
《(ドイツ)Tondichtung》標題音楽の一。詩的・文学的印象を表した楽曲。
おん‐し【恩師】
教えを受けた、恩のある先生。
おん‐し【恩賜】
天皇・君主から物を賜ること。また、その賜り物。「—のたばこ」
おん‐し【蔭子】
律令制で、蔭位(おんい)を受ける資格のある五位以上の貴族の子。いんし。→蔭孫(おんそん)
おん‐し【音子】
⇒フォノン
おんし‐しょう【恩賜賞】
皇室の下賜金に基づき、日本学士院賞・日本芸術院賞の受賞者のうち、特に1名ずつに授与される賞。
オンシジウム
ラン科の多年草。中南米原産。唇弁は主に黄色で、花弁は褐色の模様が入る。切り花または鉢植え用。オンシジューム。
オンシジューム
⇒オンシジウム
おんし‐タバコ【恩賜タバコ】
皇室特別注文の紙巻きタバコ。白地にキクの紋章入り。旧日本軍に、また、第二次大戦後は皇居の清掃奉仕団などに配られた。
おん‐しっぷ【温湿布】
温湯に浸してしぼった布で患部を温める治療法。温罨法(おんあんぽう)の代表的なもの。→冷湿布
おん‐しつ【音質】
音や声の性質。また、ラジオ・テレビや録音再生装置などの音のよしあし。
おん‐しつ【温室】
内部の温度を一定に保てるように設備した、ガラスやビニール張りの建物。《季 冬》
おんしつ‐ガス【温室ガス】
⇒温室効果ガス
おんしつ‐こうか【温室効果】
太陽光に暖められた地表が放出する赤外線を二酸化炭素などの温室効果ガスが吸収するため、地表が温室のように保温される現...
おんしつこうか‐ガス【温室効果ガス】
地球に温室効果をもたらすガス。二酸化炭素・メタン・亜酸化窒素・フロンなど。グリーンハウスガス(GHG)。温室ガス。...
おんしつこうかガス‐はいしゅつけん【温室効果ガス排出権】
各国や各企業などに割り当てられた温室効果ガスの排出枠と、実際に排出した量に差がある場合に、その差の部分を売買できる...
おんしつ‐さいばい【温室栽培】
温室で野菜・果樹・草花や熱帯植物などを栽培すること。
おんしつ‐そだち【温室育ち】
大事にされて育ったために、世間の苦労を知らず、きたえられていないこと。また、そういう人。
おん‐しゃ【音写】
[名](スル)ある言語の語音を、他の言語の文字を用いて書きうつすこと。「梵語を漢字を用いて—する」
おん‐しゃ【恩赦】
1 行政権によって公訴権を消滅させ、あるいは刑の言い渡しの効果の全部または一部を消滅させること。大赦、特赦、減刑、...
おん‐しゃ【御社】
相手を敬って、その人が属する会社などをいう語。書き言葉では「貴社」を使うのが普通。→貴社 [補説]同音の言葉が多く...
おん‐しゃ【温藉】
[名・形動]あたたかく、心が広いこと。また、そのさま。蘊藉(うんしゃ)。「その怨み方が—でなく感情の露骨なのを非難...
おん‐しゃく【恩借】
[名](スル)《「おんじゃく」とも》人の好意によって金銭や品物を借り受けること。また、その金品。「手紙を書いて—の...
おんしゃ‐ほう【恩赦法】
恩赦の種類・効力などについて定めている法律。昭和22年(1947)施行。
おん‐しゅ【隠首】
律令制で、戸籍・計帳に名を登録されていない者が、自分から申し出て登録されること。→括出(かっしゅつ)
おん‐じゅ【飲酒】
《「おんしゅ」とも》 1 酒を飲むこと。飲酒(いんしゅ)。 2 「飲酒戒(おんじゅかい)」の略。
おん‐しゅう【怨讐】
うらんでかたきとすること。えんしゅう。「天下大いに乱れて、父子兄弟—を結び」〈太平記・二七〉
おん‐しゅう【恩讐】
恩義と、うらみ。情けと、あだ。「—を越えて」
おんしゅう【温州】
中国浙江(せっこう)省南東部の港湾都市。甌江(おうこう)河口にあり、木材・茶・柑橘(かんきつ)類の集散地。ウエンチ...
おん‐しゅう【温習】
[名](スル)繰り返して習うこと。おさらい。復習。「昼の—、夜の舞台と緊(きび)しく使われ」〈鴎外・舞姫〉
おん‐しゅう【隠州】
隠岐(おき)国の異称。
おんしゅう‐かい【温習会】
芸事などの総ざらいとして、習った成果を発表する会。
おんしゅうのかなたに【恩讐の彼方に】
菊池寛の小説。大正8年(1919)発表。耶馬渓、青ノ洞門由来を脚色。あだ討ちの非人間性と、ヒューマニズムの勝利を描く。
オンショア
海風。サーフィンなどでいう。⇔オフショア。
おん‐しょう【恩詔】
《「おんじょう」とも》情け深いみことのり。慈しみの仰せ言。
おん‐しょう【恩賞】
1 功績のあった者に対し、褒美(ほうび)として主君が金品・地位・領地などを与えること。また、そのもの。「—にあずか...
おん‐しょう【温床】
1 苗を早く育てるために床土(とこつち)をあたたかくした苗床。板・コンクリートなどで囲い、上をビニール・ガラスなど...
おんしょう‐かた【恩賞方】
建武中興政府の職名。論功行賞を取り扱ったが、事務が遅延し、公平を欠いたために諸将の不満を買った。
おんしょう‐ぶぎょう【恩賞奉行】
室町幕府の職名。勲功を評定して恩賞を定めた。幕府の頭人・執事・奉行人などが兼任。
おん‐しょく【音色】
その音のもつ感じ。ねいろ。
おん‐しょく【温色】
1 穏やかな顔つき。 2 あたたかい感じを与える色。赤・黄・緑とそれらの間色。暖色。⇔冷色。
おん‐しょく【慍色】
⇒うんしょく(慍色)
おん‐しらず【恩知らず】
恩を受けてもありがたいと思わず、それに報いる気のないこと。また、そういう人。「—の行い」
おん‐しん【音信】
手紙などによる連絡。便り。いんしん。「—不通」
おんしん‐ふつう【音信不通】
《「いんしんふつう」とも》電話や手紙などによる連絡が何もないこと。「卒業以来—の友人」
オン‐シーズン
《(和)on+season》シーズン中。観光地などで、気候がよく大勢の人々が訪れてくる季節。⇔オフシーズン。 [補...