掛(か)けも構(かま)いもな・し
少しのかかわりもなく、無関係である。掛けも構わぬ。
掛(か)けも構(かま)わ◦ず
なんの関係もない。掛けも構いもなし。「—◦ぬわたしらまでが」〈伎・助六〉
かけ‐もたれ【掛け靠れ】
相撲の技の一。相手の足に自分の足を掛け、体をもたせかけて倒すもの。
かけ‐もち【掛(け)持ち】
[名](スル)同時に二つ以上の仕事や役目を一人で受け持つこと。「二本の映画に—で出演する」
かけ‐も・つ【掛(け)持つ】
[動タ五(四)]掛け持ちをする。兼務する。兼任する。「高校と中学を—・って教えている」
かけ‐もの【掛(け)物】
1 「掛け軸」に同じ。 2 寝るとき、からだにかける毛布・布団など。 3 豆やケシの実・ゼリーなどを芯(しん)にし...
かけ‐もの【賭(け)物/懸(け)物】
勝負事などに賭ける金品。賭け事の勝者に与えられる賞品。賭け禄(ろく)。「—にして、娘くらべなどせられよや」〈宇津保...
かけもの‐かけ【掛(け)物掛(け)】
掛け軸の掛け外しに使う、先に角・金属製の叉(また)のついた細い竹ざお。掛け字掛け。画叉(がさ)。
かけもの‐じょう【懸物状】
鎌倉・室町時代、訴訟に際し、原告・被告の双方が自説の正しいことを示す証拠として、自分の所領を賭ける旨を書いて当局に...