か‐こ【鹿子】
《「かご」とも》シカ。また、シカの子。「名児(なご)の海を朝漕ぎ来れば海中(わたなか)に—そ鳴くなるあはれその—」...
かご【籠】
1 竹・籐(とう)・柳、または針金などを編んで作った入れ物。「買い物—」「—の鳥」 2 エレベーターの箱形室(ケー...
かご【駕籠】
乗用具の一。竹製または木製で、人の乗る部分を1本の長い柄につるし、前後から担いで運ぶもの。古くから使われたが、江戸...
か‐ご【下午】
昼下がり。昼過ぎ。午後。⇔上午。
か‐ご【加護】
[名](スル)神仏がその力によって衆生を守り助けること。「天の御—がありますように」
か‐ご【華語】
中国語。主としてシンガポールなど東南アジアで用いられる中国語の標準語をさす。
か‐ご【訛語】
標準語と音韻上の違いのある言葉。なまった言葉。訛言(かげん)。
か‐ご【過誤】
あやまち。やり損じ。過失。「思わざる—を犯す」
か‐ご【歌語】
特に和歌に用いられる言葉や表現。「鶴(つる)」を「たず」と表現する類。うたことば。
かご‐あらい【籠洗い】
河川の水勢の強い所に蛇籠(じゃかご)を置き、流水が堤防や川底を掘り下げるのを防ぐこと。また、その蛇籠。
かご‐あんどん【籠行灯】
細い竹で編んだかごに紙を張って作った行灯。
か‐ごう【下合】
「内合」に同じ。⇔上合(じょうごう)。
か‐ごう【化合】
[名](スル)2種以上の元素が化学反応を起こして結合し、新しい物質を生じること。
か‐ごう【加号】
加法を示す記号「+」のこと。プラス記号。
かご‐うつし【籠写し】
「双鉤(そうこう)2」に同じ。
かごう‐ぶつ【化合物】
化合によってできた物質。⇔単体。
かごうぶつ‐はんどうたい【化合物半導体】
2種以上の元素からなる半導体。シリコンやゲルマニウムのように単一の元素ではなく、窒化ガリウム(GaN)、ガリウム砒...
かご‐か
[形動ナリ]周囲を物に囲まれていて、もの静かなさま。ひっそりとしたさま。かごやか。「あたりは人繁きやうに侍れど、い...
かご‐かき【駕籠舁き】
駕籠を担いで人を運ぶのを職業とする人。かごや。
駕籠舁(かごか)き駕籠(かご)に乗(の)らず
仕事として取り扱っている物や技術は、他人のために使うばかりで、自分のためにはかえって使用しないことのたとえ。
かご‐こし【籠輿】
竹製の粗末な駕籠(かご)。籃輿(らんよ)。
かごさか‐とうげ【籠坂峠】
山梨・静岡の県境にある峠。標高1104メートル。富士山東麓、山中湖南岸の旭日丘南部にあり、須走(すばしり)・御殿場...
かごしま【鹿児島】
九州地方南部の県。もとの薩摩(さつま)・大隅(おおすみ)にあたる。人口170.6万(2010)。 鹿児島県、鹿児島...
かごしま‐おはらぶし【鹿児島おはら節】
⇒おはら節
かごしま‐くうこう【鹿児島空港】
鹿児島県霧島市にある空港。国管理空港の一。昭和47年(1972)新鹿児島空港として開港。翌年、現名称に変更。→拠点空港
かごしま‐けん【鹿児島県】
⇒鹿児島
かごしまこくさい‐だいがく【鹿児島国際大学】
鹿児島市にある私立大学。昭和35年(1960)に鹿児島経済大学として開設。平成12年(2000)に現校名に改称した。
かごしま‐し【鹿児島市】
⇒鹿児島
かごしまじゅんしん‐じょしだいがく【鹿児島純心女子大学】
鹿児島純心大学の旧称。
かごしま‐じゅんしんだいがく【鹿児島純心大学】
鹿児島県薩摩川内(さつませんだい)市にある私立大学。平成6年(1994)に鹿児島純心女子大学として開学。令和5年(...
かごしま‐じる【鹿児島汁】
薩摩汁(さつまじる)のこと。
かごしま‐じんぐう【鹿児島神宮】
鹿児島県霧島市にある神社。旧官幣大社。主祭神は天津日高日子穂穂出見命(あまつひたかひこほほでみのみこと)で、豊玉姫...
かごしま‐すいぞくかん【かごしま水族館】
鹿児島県鹿児島市にある水族館。平成9年(1997)開館。展望ホールからは、桜島を眺めることができる。愛称、いおワールド。
かごしま‐だいがく【鹿児島大学】
鹿児島市にある国立大学法人。第七高等学校・鹿児島師範学校・鹿児島青年師範学校・鹿児島高等農林学校・鹿児島水産専門学...
かごしま‐ほんせん【鹿児島本線】
福岡県の門司港(もじこう)から博多・熊本・川内(せんだい)を経て鹿児島に至るJR線。全長398.5キロ。
かごしま‐わん【鹿児島湾】
鹿児島県南部、大隅(おおすみ)・薩摩(さつま)両半島に囲まれる湾。更新世末期に生じた姶良(あいら)・指宿(いぶすき...
かご‐しゅ【過誤腫】
臓器の正常な組織成分が先天的な異常によって過剰に増殖した状態。
かご‐じ【籠字】
「双鉤(そうこう)2」に同じ。
かご‐そ【駕籠訴】
江戸時代の越訴(おっそ)の一。幕府の重職にある人や大名などの駕籠が通行するのを待ち受けて直訴すること。
かご‐ぞり【駕籠橇】
そりの上に、畳表で囲った駕籠をのせ、中に布団を敷いた雪国の乗り物。
かご‐たけ【籠茸】
アカカゴタケ科のキノコ。秋に広葉樹林内に生える。全体が中空の球状となり、目の粗い網状で、直径4〜5センチ。
かご‐だし【籠出し】
川の流れを変えたり、堤防崩れを防いだりするために、川に突き出して蛇籠(じゃかご)を並べること。また、その蛇籠。
かご‐ちょうちん【籠提灯】
竹で編んだ籠に紙を張った提灯。
かご‐つるべ【籠釣瓶】
《水もたまらないということから、切れ味のよさを連想させる謎(なぞ)言葉》よく切れる刀。
かごつるべさとのえいざめ【籠釣瓶花街酔醒】
歌舞伎狂言。世話物。8幕20場。3世河竹新七作。明治21年(1888)東京千歳座初演。吉原百人斬り事件に取材したもの。
かご‐づり【籠釣(り)】
釣りで、寄せ餌(え)を入れた小籠を道糸に仕掛けて釣る方法。
籠(かご)で水(みず)を汲(く)・む
ほねをおっても効果のないことのたとえ。
か‐ごと【託言】
《「かこちごと」の意》 1 他にかこつけていう言葉。口実。「御返り、口疾(と)きばかりを—にて取らす」〈源・夕顔〉...
かごと‐がまし・い【託言がましい】
[形][文]かごとがま・し[シク] 1 恨み嘆いて言うようすがありありと感じられる。ぐちめいている。「—・い声を出...
かご‐ながもち【籠長持】
竹で目を粗く編んだ、ふたのない長持。非常の際などに使用。