か‐む【家務】
1 家の事務。 2 中世の武家で、一家の事務をとりしきった職。
カム
特殊な輪郭曲線または溝をもち、原動車として回転して、従動軸に所要の複雑な周期的運動を与えるもの。板カム・円筒カム・...
カム
《complementary and alternative medicine》⇒補完代替医療
カム
《quadrature amplitude modulation》位相が直交する二つの波を合成して搬送波とし、振幅...
か・む【擤む】
[動マ五(四)]鼻汁を息とともに強く出して取り除く。「はなを—・む」 [可能]かめる
か・む【噛む/咬む/嚼む】
[動マ五(四)] 1 上下の歯で物を挟んだり、砕いたりする。「悔しさで唇を—・む」「よく—・んで食べなさい」 2 ...
か・む【醸む】
[動マ四]《「噛む」と同語源。酒は、古く、生米をかんで唾液とともに吐き出し、発酵させて造ったところから》酒を造る。...
かむ
[終助]《上代東国方言》終助詞「かも」に同じ。「大君の命(みこと)かしこみ青雲(あをくむ)のとの引く山を越よて来(...
かむ【神】
[語素]「かみ(神)」が複合語を構成するときに現れる語形。中世以降「かん」とも発音。「—風」「—さぶ」
カム‐アウト
⇒カミングアウト
かむ‐あが・る【神上がる】
[動ラ四]神として天に昇る。多く天皇や皇族が死ぬことにいう。かみあがる。かんあがる。「天の原岩戸を開き—・りあがり...
カムイ
《アイヌ語》神。
かむいこたん【神居古潭】
《アイヌ語「カムイ‐コタン」(神の居所)から》北海道旭川市西部、石狩川が夕張山地を横切る所にある峡谷。交通の難所で...
カムイサウルス
鳥盤類の恐竜の一。中生代白亜紀後期に生息したとみられ、全長8メートル。北海道勇払郡むかわ町で化石が発見され、令和元...
かむい‐だけ【神威岳】
北海道中南部、南北に走る日高山脈南部にある山。標高1600メートル。山頂付近にはカールに似た地形がある。
かむい‐みさき【神威岬】
北海道西部、日本海に突出した岬。積丹(しゃこたん)半島の北西端にあり、海食地形で知られる。 北海道北部、オホーツク...
噛(か)む馬(うま)はしまいまで噛(か)む
人をかむ癖のある馬は、死ぬまでかむ。悪い癖はなかなか直らないことのたとえ。
カム‐おくり【カム送り】
鍵を使わず不正に解錠する手口の一。シリンダー錠の外側のドアノブとドアとの隙間から特殊な工具を入れ、錠の内部にある、...
かむ‐おや【神祖】
神としてまつられている先祖。かんおや。「大伴の遠つ—の奥つ城(き)は著(しる)く標(しめ)立て人の知るべく」〈万・...
かむ‐かぜ【神風】
「かみかぜ1」に同じ。「渡会(わたらひ)の斎(いつき)の宮ゆ—にい吹き惑はし」〈万・一九九〉
かむかぜ‐の【神風の】
[枕]《「かみかぜの」の古形》「伊勢」にかかる。「—伊勢少女(をとめ)ども」〈万・八一〉
かむ‐から【神柄】
神の性格・品格。かみから。「立山(たちやま)に降り置ける雪を常夏に見れども飽かず—ならし」〈万・四〇〇一〉
かむ‐がかり【神懸かり/神憑り】
「かみがかり1」に同じ。「火所(ほところ)焼き、覆槽(うけ)置せて—す」〈神代紀・上〉
カムコーダー
ハンディータイプのカメラ一体型VTR。商標名であるが同種の製品の総称としても用いる。キャムコーダー。
かむ‐ごと【神言/神語】
「かみごと(神言)1」に同じ。「住吉(すみのえ)に斎(いつ)く祝(はふり)が—と行くとも来とも舟は早けむ」〈万・四...
カムサ‐ハムニダ
[感]《(朝鮮語)》ありがとうございます。
かむ‐さび【神さび】
神らしく振る舞うこと。かみさび。「わが大君神ながら—せすと」〈万・三八〉
かむ‐さ・ぶ【神さぶ】
[動バ上二] 1 神らしく振る舞う。神として行動する。「天つ御門(みかど)をかしこくも定め給ひて—・ぶと磐隠(いは...
かむ‐さ・る【神去る】
[動ラ四]「かみさる」に同じ。「梭(かひ)を以て体(み)を傷(やぶ)らしめて—・りましぬ」〈神代紀・上〉
かむ‐し・む【神しむ】
[動マ上二]「かむさぶ」に同じ。「百世(ももよ)まで—・み行かむ大宮所」〈万・一〇五二〉
カムシャフト
偏心輪軸。回転軸の回りに突出部があり、回転を往復運動に変え、開閉などの動作を行わせる。内燃機関で吸気・排気バルブを...
カム‐しょくぶつ【CAM植物】
《crassulacean acid metabolism plant》夜間、開いた気孔から二酸化炭素を取り込んで...
かむ‐すぎ【神杉】
「かみすぎ」に同じ。「石上(いそのかみ)布留の—神さぶる」〈万・二四一七〉
かむ‐だから【神宝】
《「かんだから」とも》 1 神前に供える品物。神社への奉納品。みてぐら。「いつくしき—を持てつづけたり」〈源・澪標...
かむ‐だち【神館】
⇒かんだち
カムチャツカ‐はんとう【カムチャツカ半島】
《Kamchatka/Камчатка》ロシア連邦北東部の半島。長さ約1200キロ。ベーリング海とオホーツク海とを...
かむ‐つかさ【神司/神祇官】
⇒かんづかさ
かむ‐つど・う【神集ふ】
[動ハ四]神々が集まる。「八百万(やほよろづ)の神、天の安の河原に—・ひ集ひて」〈記・上〉 [動ハ下二]神々を集め...
かむ‐づま・る【神留る】
[動ラ四]神としてとどまる。鎮座する。「海原の辺(へ)にも沖にも—・り領(うしは)きいます諸(もろもろ)の大御神た...
カムデン
英国の首都ロンドンの中心部北寄りにある行政区。インナーロンドンを構成するロンドン特別区の一つ。大英博物館・英国図書...
カムデン
米国ニュージャージー州南西部の都市。デラウェア川を挟んでフィラデルフィアと相対する。かつて工業都市として栄えたが、...
かむ‐とけ【神解け/霹靂】
「かみとけ」に同じ。「—してその磐(いは)をふみさいて」〈神功紀〉
かむ‐どの【神殿】
⇒かんどの
かむ‐ながら【随神/惟神】
[副]⇒かんながら
かむ‐なぎ【巫/覡】
⇒かんなぎ
かむな‐づき【神無月】
⇒かんなづき
かむ‐なび【神奈備】
上代、神霊の鎮座すると信じられた山や森。かみなび。かんなび。「—の山下とよみ行く水に」〈万・二一六二〉
かむなび‐やま【神奈備山】
⇒かんなびやま
かむ‐なめ【神嘗】
⇒かんなめ
かむ‐にえ【神嘗】
「かんなめ」に同じ。「九月(ながつき)の—の大幣帛(おほみてぐら)を」〈祝詞・九月神嘗祭〉