かも【鴨/鳧】
1 カモ目カモ科の鳥のうち、ガン・ハクチョウ類以外の総称。中・小形の水鳥。先の丸い平らなくちばしをもち、指に水かき...
かも【氈】
獣毛で織った敷物。おりかも。
かも【加茂】
新潟県中部の市。信濃川支流の加茂川の市場町として発展。加茂縞・桐(きり)たんすを特産。金属加工・繊維工業も盛ん。人...
かも【賀茂/鴨】
京都市北区・左京区にわたる賀茂川流域。上賀茂・賀茂・下鴨の辺り。 [補説]曲名別項。→賀茂
かも【賀茂/加茂】
謡曲。脇能物。金春禅竹(こんぱるぜんちく)作。播磨(はりま)の室(むろ)の明神の神職が賀茂神社に参詣すると、御祖神...
かも
[終助]名詞、活用語の連体形、まれに形容詞シク活用の終止形に付く。 1 感動を込めた疑問の意を表す。…かなあ。「一...
か‐も
[連語] 《副助詞「か」+係助詞「も」》副助詞「か3」に同じ。 《係助詞「か」+係助詞「も」。上代語》種々の語に付...
かも‐あおい【賀茂葵】
《京都、賀茂の祭に用いるところから》フタバアオイの別名。
かも‐い【鴨居】
引き戸・障子・ふすまなどをはめる部分の、上部に渡した溝のついた横木。
かもい‐かくし【鴨居隠し】
高さが6尺(約1.8メートル)ある屏風(びょうぶ)。
かも‐いけ【鴨池】
1 鴨のいる池。 2 野生の鴨を呼び寄せて狩猟をする池。
かもい‐した【鴨居下】
高さが5尺6寸5分(約1.7メートル)の屏風(びょうぶ)。
か‐もう【火網】
各種の銃砲を縦横に発射して、弾道の網を張りめぐらせた状態にすること。
かもだ‐みさき【蒲生田岬】
《「がもうだみさき」とも》徳島県南東部、阿南(あなん)市椿町にある岬。四国最東端に位置し、紀伊水道をはさんで和歌山...
かも‐うり【氈瓜】
トウガンの別名。
カモオアレワ
小惑星20163の名称。2016年にパンスターズ計画で発見された地球近傍小惑星であり、アポロ群に属す。地球周囲を月...
かも‐かくも
[副]《副詞「か」「かく」のそれぞれに係助詞「も」が付いた語》どのようにも。とにもかくにも。「—君がまにまに吾(あ...
かも‐かも
[副]「かもかくも」に同じ。「雄鹿(をしか)跡(ふ)み起こしうかねらひ—すらく君故にこそ」〈万・一五七六〉
鴨(かも)が葱(ねぎ)を背負(しょ)って来(く)る
《鴨の肉にネギまで添えてあって、すぐ鴨鍋ができる意から》好都合であること、おあつらえむきであることのたとえ。
かも‐がみ【加茂紙】
新潟県加茂市付近から産する紙。糊(のり)を加えないので、じょうぶなことで有名。
かも‐がや【鴨茅】
イネ科の多年草。高さ約1メートル。葉は線形。夏、緑色または暗紫色の穂を円錐状につける。ヨーロッパ・西アジアの原産。...
かもがわ【鴨川】
千葉県南部の市。太平洋に面し、江戸時代初期から発展して近海漁業が盛ん。観光地・海水浴場。平成17年(2005)2月...
かも‐がわ【賀茂川/鴨川】
京都市東部を南流する川。桟敷ヶ岳(さじきがたけ)に源を発し、桂(かつら)川に注ぐ。長さ35キロ。高野川との合流点か...
かもがわ‐おどり【鴨川踊(り)】
京都先斗町(ぽんとちょう)の芸妓(げいぎ)の舞踊会。毎年春秋2回、先斗町歌舞練場で行われる。明治5年(1872)祇...
かもがわ‐し【鴨川市】
⇒鴨川
かもがわ‐シーワールド【鴨川シーワールド】
千葉県鴨川市にある水族館。昭和45年(1970)の開館時からシャチを飼育し、繁殖にも成功。シャチのほか、イルカやア...
かもがわ‐ぞめ【賀茂川染/鴨川染】
1 京染めの総称。 2 友禅染めの一種で、模様のやや大きいもの。
かもがわ‐にんぎょう【賀茂川人形/鴨川人形】
⇒木目込(きめこ)み人形
か‐もく【科目】
1 いくつかに分けたそれぞれの項目。「予算—」 2 学問の区分。特に、学校で教科を分野別に分類したもの。課目。「選...
か‐もく【寡黙】
[名・形動]口数が少ないこと。また、そのさま。「—な人」
か‐もく【課目】
課せられた項目。特に、学校で課する学科目。「課税—」「法定—」「不得意—」
かも‐ぐつ【鴨沓】
蹴鞠(けまり)などのときに用いる革沓(かわぐつ)。先端を丸く作ったもの。
かも‐こ【加茂湖】
新潟県、佐渡島中東部にある海跡湖。面積4.8平方キロメートル。両津港と水路でつながり、カキの養殖が盛ん。
かも‐し【加茂市】
⇒加茂
かも‐しか【氈鹿/羚羊】
1 ニホンカモシカのこと。氈(かも)を織るのに用いる鹿の意からの名という。《季 冬》「—の跡ぞ深雪を巌頭へ/悌二郎...
かも‐しし【氈鹿/羚羊】
カモシカの古名。「松が枝に枕定むる—の」〈拾玉集・一〉
かもし‐だ・す【醸し出す】
[動サ五(四)]ある気分や感じなどを作り出す。「楽しい雰囲気を—・す」
かも‐しれ◦ない【かも知れない】
[連語]《「か」は副助詞、「も」は係助詞》断定はできないが、その可能性があることを表す。「あの建物は学校—◦ない」...
か‐もじ【髢/髪文字】
《「か」は「かみ(髪)」「かずら(髢)」などの頭音》 1 (髢)婦人が髪を結うとき添える毛。そえがみ。そえげ。いれ...
か‐もじ【母文字】
《「か」は「かか(母)」の頭音》母。また、妻。「高綱のお—」〈浄・近江源氏〉
かもじ‐ぐさ【髢草】
イネ科の越年草。高さ50〜70センチ。葉は線形。初夏、茎の上部に緑白色の小穂を互生する。葉で人形のかもじを作って遊...
かも‐じもの【鴨じもの】
[副]鴨のように。→じもの「—浮寝をすれば蜷(みな)の腸(わた)か黒き髪に露そ置きにける」〈万・三六四九〉
かも‐じんじゃ【賀茂神社】
賀茂別雷(かもわけいかずち)神社(上賀茂神社)と、賀茂御祖(かもみおや)神社(下鴨神社)の総称。山城国一の宮。
かも・す【醸す】
[動サ五(四)] 1 麹(こうじ)を発酵させて、酒・醤油などをつくる。醸造する。「酒を—・す」 2 ある状態・雰囲...
かも‐すいぞくかん【加茂水族館】
山形県鶴岡市にある水族館。昭和5年(1930)開館の山形水族館が前身。クラゲの展示種類数が充実している。鶴岡市立加...
かもたけつのみ‐の‐みこと【賀茂建角身命/鴨建角身命】
京都市、賀茂御祖(かもみおや)神社の祭神。賀茂別雷命(かもわけいかずちのみこと)の外祖父。その娘玉依姫命(たまより...
かもち‐まさずみ【鹿持雅澄】
[1791〜1858]江戸後期の国学者・歌人。土佐の人。号は、古義軒、山斎。土佐に住み、ほとんど独学で万葉集を中心...
か‐もつ【貨物】
1 貨車・船舶・トラックなどで輸送する物資。 2 「貨物列車」の略。「—が通る」 3 品物。荷物。かぶつ。「おみや...
かもつ‐えき【貨物駅】
旅客・手荷物・小荷物の取り扱いをしないで、貨物の運搬だけを取り扱う鉄道駅。
かもつ‐かいじょうほけん【貨物海上保険】
⇒積み荷保険