かん‐ぎ【官妓】
宮廷に仕えて歌舞を行った妓女。特に朝鮮で、医薬・歌舞・妓楽(ぎがく)などをもって仕えた官妓の妓生(キーサン)が有名。
かんぎ【寛喜】
《「かんき」とも》鎌倉前期、後堀河天皇の時の年号。1229年3月5日〜1232年4月2日。
かん‐ぎ【歓喜】
仏語。仏法を聞いて満足し、喜びを感じること。浄土教では、浄土往生の決定を喜ぶことをいう。
かん‐ぎ【諫議】
天子をいさめて、国政のことなどを論じること。
かんぎ‐えん【咸宜園】
文化14年(1817)、広瀬淡窓(ひろせたんそう)が郷里である豊後(ぶんご)の日田に開いた私塾。大村益次郎・高野長...
かんぎ‐おん【歓喜園】
忉利天(とうりてん)の帝釈(たいしゃく)の居城の周囲にある四つの庭園のうち、北方にある園。ここへ入ると自然に歓喜の...
かん‐ぎく【寒菊】
1 菊の一品種。花も葉も小形。霜に強く、12月から翌年1月にかけて黄色い花を咲かせる。こがねめぬき。しもみぐさ。《...
かん‐ぎく【観菊】
菊の花を観賞すること。菊見。
かんぎく‐かい【観菊会】
毎年11月、東京の新宿御苑で天皇・皇后が臨席して催された観菊の行事。昭和12年(1937)廃止されたが、昭和28年...
かんぎ‐じ【歓喜地】
仏語。菩薩(ぼさつ)の修行段階である十地(じゅうじ)の第一。初めて聖者となり、その喜びにつつまれる位。
かんぎ‐たいふ【諫議大夫】
1 中国の官職の一。政治の得失を論じ、天子をいさめるのを任務とした。 2 参議の唐名。
かんぎ‐だん【歓喜団】
歓喜天(かんぎてん)に供える菓子。穀類や薬種などをこねて作る。歓喜丸(かんぎがん)。
かんぎ‐てん【歓喜天】
《(梵)nandikeśvaraの訳》頭は象、身体は人間の姿をした仏法守護神。もとインド神話の魔王で、のち仏教にと...
かんぎ‐にち【歓喜日】
仏の歓喜する日、すなわち安居(あんご)の終わった陰暦7月15日。後世には毎月の15日をいう。
かんぎゅう‐じゅうとう【汗牛充棟】
《柳宗元「陸文通先生墓表」から。引くと牛が汗を流すほどの重さ、積むと家の棟に届くほどの多さの意》蔵書が非常に多いこ...
かん‐ぎょ【乾魚/干魚】
干した魚。ほしうお。
かん‐ぎょ【還御】
[名](スル)天皇・法皇・三后が出かけた先から帰ること。転じて、将軍・公卿が出先から帰ることにいう場合もある。還幸。
かん‐ぎょ【鹹魚】
塩漬けにした魚。しおざかな。
かん‐ぎょう【官業】
政府が直接いとなむ営利事業。現在では、国有林野のみ。
かん‐ぎょう【寒行】
寒中に、寒苦に耐えて行う修行。寒念仏・寒参り・寒垢離(かんごり)など。《季 冬》
かん‐ぎょう【勧業】
農業・工業などの産業を奨励すること。
かん‐ぎょう【観行】
仏語。自分の心の本性を観照する修行。観心(かんじん)の行法。
かん‐ぎょう【観経】
経文を読むこと。看経(かんきん)。 「観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)」の略。
かんぎょう‐はくらんかい【勧業博覧会】
産業を奨励し振興する目的で開く博覧会。
かんぎょくしゅう【寒玉集】
俳誌「ホトトギス」に掲載された写生文の作品集。第一篇は明治33年(1900)、第二篇は明治34年(1901)の刊行...
かん‐ぎん【閑吟】
[名](スル)静かに詩歌などを口ずさむこと。「山中で独り—する」
かん‐ぎん【感吟】
[名](スル) 1 物事に感動して詩歌を作ること。また、その詩歌。 2 よい詩歌に感動して、それを口ずさむこと。 ...
かんぎんしゅう【閑吟集】
室町後期の歌謡集。1巻。編者未詳。永正15年(1518)成立。小歌(こうた)や猿楽など当時の歌謡311首を収める。