かん‐ぼう【奸謀/姦謀】
悪だくみ。「賄賂(わいろ)をもって種々—を行い」〈藤村・夜明け前〉
かん‐ぼう【官房】
《(ドイツ)Kammer》行政機関の内局の一。内閣・府・省などに置かれ、機密・人事・文書・統計などの事務を取り扱う...
かん‐ぼう【冠帽】
頭にかぶるもの。「これを以て婦人の—衣裳を買いて」〈中村訳・西国立志編〉
かん‐ぼう【看坊】
禅宗の寺院で、留守居または後見をする僧。
かん‐ぼう【感冒】
くしゃみ・鼻水・発熱・倦怠感(けんたいかん)などの症状を示す急性の呼吸器疾患。かぜ。かぜひき。「流行性—」《季 冬...
かん‐ぼう【関防】
1 書画の右肩に押して書き始めの印とした、長方形の印章。中国で明代、公文書に押した割り印に起源。引首印。 2 中国...
かん‐ぼう【監房/檻房】
刑務所や拘置所などの刑事施設で、受刑者・被疑者・被告人などを入れておく部屋。監獄法の改廃に伴い、現在は「居室」と呼...
かん‐ぼう【観法】
⇒かんぽう(観法)
かん‐ぼう【観望】
[名](スル) 1 景色などを遠く広く見渡すこと。「そのあたりの光景を—すると」〈荷風・つゆのあとさき〉 2 事の...
かん‐ぽう【観法】
《「かんぼう」とも》 1 仏語。心に仏法の真理を観察し熟考する実践修行法。天台宗の十乗観法など。→観(かん) 2 ...
かんぼう‐がく【官房学】
17〜18世紀にかけてドイツ・オーストリアで発展した、富国策を中心とする財政・行政・経済政策などに関する思想体系。...
かんぼう‐きみつひ【官房機密費】
⇒内閣官房報償費
かんぼうご‐きゅうかくしょうがい【感冒後嗅覚障害】
風邪やインフルエンザなどの感冒による上気道の炎症が治まった後も、嗅覚が低下した状態が続くこと。中高年の女性に多い。
かんぼう‐ちょう【官房長】
主に各省大臣官房の長。官房事務を掌理する。
かんぼう‐ちょうかん【官房長官】
「内閣官房長官」の略。
かんぼう‐ほう【冠帽峰】
朝鮮民主主義人民共和国にある山。白頭山の東方にあり、朝鮮半島第2の高峰で、標高2541メートル。クワンモボン。
かん‐ぼく【肝木】
レンプクソウ科の落葉低木。山地に自生。葉は手のひら状に三〜五つに裂ける。初夏、白色の小花が集まって咲き、ガクアジサ...
かん‐ぼく【官牧】
律令制で規定された国有の牧場。兵部省に属し、18か国、39か所にあった。
かん‐ぼく【翰墨】
1 筆と墨。 2 詩文を作ること。書画をかくこと。また、その出来上がったもの。 3 広く文学に関すること。文書。
かん‐ぼく【簡朴/簡樸】
[名・形動]簡略で素朴なこと。また、そのさま。「その歌のかずかずは、万葉の高古にして—なる」〈藤村・雅言と詩歌〉
かん‐ぼく【灌木】
「低木(ていぼく)」に同じ。→喬木(きょうぼく)
かんぼく‐じょう【翰墨場】
詩歌や書画をつくったり発表したりして楽しむ集まりの席。また、その仲間。
かん‐ぼくそう【乾牧草】
家畜の飼料とする、かわかした草。
カンボジア
インドシナ半島南東部の国。正称、カンボジア王国。首都プノンペン。メコン川流域にあり、米作地帯。1世紀末ごろクメール...
カンボジア‐ご【カンボジア語】
⇒クメール語
かん‐ぼたん【寒牡丹】
ボタンの一変種。寒中に小形の花を咲かせる。ふゆぼたん。《季 冬》
かん‐ほつ【勘発】
《「かんぼつ」とも》過失を責めること。譴責(けんせき)。「何の故ありてかかる僻事(ひがごと)を申して事を壊(やぶ)...
かん‐ぼつ【官没】
個人の所有物を国家に帰属させる行政処分。没収。
かん‐ぼつ【陥没】
[名](スル)落ち込むこと。沈みくぼむこと。「道路が—する」「頭蓋骨—骨折」
かんぼつ‐こ【陥没湖】
陥没した所に水がたまってできた湖。多くは断層によってできたもので、琵琶湖・諏訪(すわ)湖などがある。カルデラ湖も含...